活動データ
タイム
05:56
距離
10.0km
のぼり
973m
くだり
1128m
活動詳細
すべて見るその日の晩はほしちゃんオススメの温泉ホテルで美味しいバイキングでお腹を満たし温泉で一日の疲れをたっぷりほぐしました。アップグレードして頂いたVIPなお部屋で始まった宴会ではほしちゃん持参のスパークリング×2本+茨城県産日本酒+地元で買い足したビール+ハイボールなどなど用意したお酒は尽きない話と共にもちろん全部飲み干し~からの最後は記憶無く布団に這いつくばって1分で爆睡~w昨日運命的な場面で出会った山ちゃんのお告げに従い翌朝火打山方面に雲が無かったらリベンジ決行です!5:20起こしてもらい朝風呂露天に浸かりつつめっちゃ贅沢な夜明けを迎えながら徐々に明ける空を見上げると…雲どころか何一つない空~!(^o^)間違いなくリベンジ決行の火蓋が切って落とされました!朝飯バイキングを腹一杯食っていざ出陣!昨日同様ゴンドラアダムに乗り込みます、昨日はワクワクドキドキでしたが今日は山頂に近づくにつれいやがおうにも昨日の雪炎暴風への恐怖が甦ります。下界ではこれ以上ない無風&ピーカンですが果たしてリフト終点から見る天空の景色は…そうですここは厳冬期北アルプス無風なんてことは結局絶対にありえず期待を裏切ること無く当然の事のようにしっかり舞い上がった雪煙達が昨日同様お出迎え頂いているではありませんか(笑)気合いを入れ直してスノーシューのゴムバンドをきっちり締め付け出発しようとしたその時またもや嬉しいことに山ちゃんと奇跡の再会!(晴れなら有給取ってまた来ると言ってたけどホントだったのねw)今日こそはとお互いの登頂を誓い合います!気温は昨日と比較すると5℃位ドンと上がっており同じ風速でも体感温度はさほど下がらず明らかに昨日より良いコンディション、いや昨日の経験値がある以上わがまま言ってられません、これはもう滅多に巡り会えない絶好のコンディションでしょう!こんな素晴らしい好天に恵まれめっちゃハッピーな気分で前へ前へと歩を進めるのでありました。当然風速20M以上の風は吹き荒れますが今となってはそよ風同然それも大地のハーモニーといった心地よい感覚です。逆に逆境的暴風が吹かないと若干もの足りずにやや寂しい感ありw丸山を越えるあたりから足腰に昨日の疲労が溜まりかなりペースを落としてしまいました。我が友ほしちゃんは何の疲労も無いようでそれも数日前にあの黒戸尾根をやってるというのに何というパワーとスタミナでしょう!正に鍛えに鍛え上げた超人的アルピニスト!日々の努力見習わねば~^^;いよいよ昨日撤退した地点を過ぎて唐松山荘そして稜線を望みます、今まで見上げてきた白馬鑓ヶ岳や五竜岳と目線が合いぐっと込み上げるものがあり思わずうるっと感動。アイゼン&ピッケル装備を万全に整えいざ待ちに待った山頂アタックです!…のはずが、高鳴る気持ちとは相反して体力も筋力も既に使い果たし足腰がもうヘロヘロです(>_<)足がどうにも言うこと聞かずに前にも上にも動きません(T_T)三歩進んでは息切れそしてまた三歩進んでは息が切れるというどうにもならない状態のところ先に登頂した山ちゃんがタイミング良すぎの降臨するかのように(笑)下りて来ました「あかんあかんやめとき~いかん方がいいで~山頂雪崩れてるで~w」またもや笑いと元気をもらいまして前へ進めるのであります。一部トラバースに気を使う箇所がありますが慎重に進めば問題無さそうです。とうとう山頂が目の前に残り20m位なのですがとにかく体が動かない、しみじみ自分の限界の程度を知ることになりました。ほしちゃんはずっと上で待っててくれてます、動かないしんどい足を騙し騙し一歩一歩上へ進めます、やっと、本当にやっとという心境で写真で何度も見てきた黄色の山頂標識を確認しました、後半めちゃくちゃしんどかったですが、やっと登頂しました!ここは厳冬期唐松岳!!!そしてこれがぼくにとっての記念すべき北アルプス初登頂でもあります!ほしちゃんとがっつり握手を交わし先ずは感謝。そして山頂ツーショット記念撮影!このシーンを絶対に二人でやってやるとずっとイメージしてきました。ご褒美にほしちゃんアングルからめっちゃかっこ良く撮ってもらったこの一枚これは家宝であり一生の思い出です。ここまで前だけ向くのがやっとこさ精一杯でしたが下山では周りの白馬や五竜といった山々をじっくり見渡しながらの贅沢なパノラマを充実した気持ち一杯で楽しむことが出来ました。この二日間めげなかった気力を素直に褒めてあげ、まだまだ体力・筋力の無さやストックの使い回しの悪さやギアの付け替えの遅さなど多々ある反省点も忘れないよう、そして何よりもここへ連れて来てくれた我が友への感謝の気持ちを一歩そして歩一歩と噛み締めながら下山するのでありました。下山を完了すると待っていてくれたかのように山ちゃんと最後の再会です、三人で登頂の喜びを分かち合いそして固い握手とハグを交わしてまた必ず山で再会しようと誓い合いお別れしました。 登頂してしまえばピークハントはあっけなく結果の一つに過ぎません、それより昨日のコンディションのように結果敗退でもいかに目の前の乗り越えなければならないプロセスに一生懸命に取り組むか立ち向かうかで得られる成果の方が貴重です。人生と一緒です。二日間想定外のあり得ないシナリオを一緒に一生懸命に生きてくれそして楽しんでくれた我が友に感謝して!そして今日またこうして生かされている幸せな日々に感謝して!
活動の装備
- マムート(MAMMUT)Nordwand TL
- ペンタックス(PENTAX)RICOHデジタル一眼レフPENTAXK-50DAL18-55mmWRレンズキットゴールド/ブラック070K-50L18-55WRKITGOLD/BLACK07011224
- その他(Other)江崎グリコビスコミニパック5枚×20個
- カシオ(CASIO)スマートアウトドアウォッチ WSD-F10RD
- グリベル(GRIVEL)エアーテック・ニューマチック
- その他(Other)16-17SMITH(スミス)ゴーグルI/OXTURBOFANアイ/オーエックスターボファン01-BLACKジャパンフィットゴーグルSMITHOPTICSスミスオプティクススノーボードスキー
- マムート(MAMMUT)Crampon Pocket
- エムエスアール(MSR)ライトニングアッセント
メンバー
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