活動データ
タイム
05:37
距離
6.3km
のぼり
526m
くだり
529m
活動詳細
すべて見る今シーズンは、3回はスキーとセットでスキー場の近くの山に登ろうと考えた二回目。 北八ヶ岳ロープウェイを利用した計画を立てているうちに スキーはやめて思い出の山を一回りしてみようと思いました。 今回はスキーしないから費用もかからないし 持っているギアで時間内に北横岳2480、三ッ岳2360、雨池山2325、縞枯山2403を巡れると判断。 午前中は厚い雲に覆われてモノクロの世界の中を北横岳へ その後の三ッ岳は石が凍った要塞のようでかっこ良くかなり心が惹かれました あるはずの鎖も雪で分からなかったけど、労せず登れました ただ、Ⅱ峰からⅠ峰へのルートは悩みましたし、雪の状態次第では注意が必要です。 そして三ッ岳Ⅰ峰からの下りは人生初の尻セード しかも2回で50メートルは下るという一大アトラクション、楽しかった・・・。 雨池山への登り下りはふかふか雪のワカン冥利、 しかし、縞枯山への登り降りは踏み固められ一部尻セード痕もありワカン地獄と化して大汗です 計画では、展望台から五辻を経てロープウェイ頂上駅に戻る予定がでしたが、 時間がギリギリになったので、縞枯山荘経由で戻りました。 今回はJRのお得な切符で往復7800円 バスは茅野駅からロープウェイまで片道1250円 ロープウェイ代は割引券利用で往復1700円 ホテルは蓼科の格安ホテルで2000円 明日はホテルから無料送迎バスで入笠山へ向かい 往復ゴンドラ代1650円と 食事を除けば15,000円も掛からないお得な山旅を実行中 ホテルから見える八ヶ岳と星空撮影を試みるも寒さであえなく撤退です。 №2017-01「ツナグ」 ゲレンデの華やかな雰囲気を持った人たちは次々と滑り降りていく 白銀の輝く世界でもなく どす黒い雲に覆われたモノクロの世界 静かだ 音といえば強い風の音と踏みしめる足音 しかし追い越したり追い越されたりするたびに生きた話し声が聞こえてくる ここにいる誰もがこの世界に魅了されているのだ 3度目の北横岳 最初はソロで二度目は母と一緒に登っている しかしそれが母と登った最後になった 突然の別れは悲しみを深くし 八ヶ岳の中でもここには登ろうとは思っていなかった 思い出の山を涙で濡らしたくはないという思いからだった しかし私はここに登って来た いつかどこかでこの気持ちを乗り越えたいと思っていたからかもしれない 頂上で写真を撮ってもらった方に話しかけてみた 彼はロープウェイを使わずに歩いて登ってきていた 雪の深さにもよるが90分から120分掛かると言う 登りながら次々に違う景色が現れるのが好きで今シーズンは5回目 ここからの景色は今日が一番綺麗で 今日のように少し曇っている方が山々が綺麗に見えると言った 『いい時に来ましたね』 山が大好きな人の言葉はほんのわずかな会話でも幸せにしてくれる 今日ここに登ってきて良かったと思えた 秋の景色と冬の景色は違ったけれど 蓼科山や南八ヶ岳の山々を教えてゆっくりと過ごした時間が蘇ってくる 以前見た「ツナグ」という映画では 会いたい人には一度しか会えないが 山々の景色に抱かれて見上げた空の向うとつながっているように思えた 私が母を想うことでずっとずっとつながっているのだと思えた 三ツ岳、雨池山とめぐって最後に登った縞枯山では青空が広がっていた 母からのご褒美かなと想う そして『いい時に来ましたね』と言った彼の言葉を思い出して 山でつながるっていいなーと思った やっぱりありがとうが今も変らない気持ちです 2017.02.18 思い出の地で感謝を込めて kiyo
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