乗鞍岳②（位ヶ原山荘～剣ヶ峰～乗鞍スキー場）

２日目。昨日とはうって変わり、朝から快晴。 位ヶ原山荘を後にし、エコーラインの脇から樹林帯の急斜面を登って行きます。 位ヶ原に出ると一面の雪原が広がり、正面には乗鞍岳、後方には穂高連峰が大きく姿を現します。 ここからは目標物が無いので、トレースと遠くに見える先行者を辿って行きましたが、目指すは蚕玉岳のようです。 蚕玉岳には大雪渓の斜面を直登していきますが、滑落の心配はないものの急で今回の登山で一番きつかったところです。蚕玉岳からは、１０分位歩くと剣ヶ峰に着きます。 剣ヶ峰は３６０度の大展望が広がり、穂高連峰や白山、そしていまだ噴煙を上げる御嶽山などが望めました。 下山は、蚕玉岳から大雪渓を一気に下り、往路と同じバックカントリーコース、スキー場コースを下り、山頂から約２時間半で出発地のスキー場前に到着しました。 その後、松本駅に出て、駅から徒歩１５分位のところにある「瑞祥」という日帰り温泉施設で汗を流してから帰路に着きました。 ＰＳ. 春たけなわですが、アルプスや上信越の山々は雪がまだたっぷりと積もっていますので、５月いっぱい位までは雪山を楽しみたいと思います。