活動データ
タイム
07:18
距離
11.7km
のぼり
1124m
くだり
1168m
活動詳細
すべて見る今回は道志山塊のボス「御正体山」へ。 山梨百名山であり、日本二百名山にもなっていて本来であれば真っ先に選択肢に入りそうなお山ですが、 地味過ぎるというか、眺望も無いみたいだし、なのにコースタイムは長いといった具合で足を運べずにいたお山。 我々の中では何故か足が遠のく山ランキング上位に入るお山です。 (山百だと1位は高柄山、2位はこの御正体山、3位は三ツ峠山←これはクリア) とはいえ山百や二百名山に選ばれてるし皇太子殿下も登頂されているようなので何か隠れた魅力があるのだろう、 と意を決して御正体山の魅力の「正体」を暴きに重い腰を上げて出撃。 最短コースを目指し様々な登山口へ向かうも駐車スペースが見つからず、 結局「今倉山」登頂時に使用した道坂トンネル腋の駐車スペースに。 すっかり寒さの和らいだ朝に惑わされアイゼンをトランクに放置しAM7:30登山スタート。 今倉山との分岐からは情報通りの樹林帯歩き&アップダウンの繰り返し。 我々の苦手なダラダラと長距離を歩くコースです。 想定外だったのは思ったより残雪があったのとカチカチに凍ったツルツル氷… 序盤は何とかクリアできてたものの山頂直下の白井平分岐からのドS急登でピンチを迎えます。 落ち葉や土、うっすらと積もった粉雪の下はカチカチの氷が潜んでおりゲリラ的なトラップ状態に。 少しでも気を許せば転倒を招き非常に危険な状態&急登で心が折られる寸前に。 この時期にアイゼンを持って行かない我々がイケないんですけどね… 転倒を繰り返しながら何とか山頂に到着、ここまで約3時間半。 山梨百名山「63座目」ゲット! ここまでも眺望らしい眺望は無し、山頂は完全に眺望ゼロ、渋すぎるぜ「御正体山」w 皇太子殿下もなぜこんなド渋なお山に…殿下は渋い山がお好きなのかしら? それくらいしか感想が湧かない静か過ぎる山頂。 心に引っかかっていた山に登頂できた事にのみに満足し、ピストンで下山開始。 あのツルツルゾーンを急降下すると転倒はもちろん怪我するかもな(特にNg)…といつになく慎重に下り始めた時。 Ngが人間ソリと化し、快調にツルツルゾーンを滑り下りているではありませんか! どうせ滑るなら、自らが滑って下ろうという素敵な逆転の発想w 何度も尻餅をついてきたNgならではのナイスな判断、モーグル状態で無事危険ゾーンをクリア。 こうして道志山塊最高峰「御正体山」山行は終了となりました。 結局「御正体山」の魅力の「正体」を暴いてやろうと登ってみましたが「正体不明」なまま… ツルツルゾーンの印象しか残らないド渋な山行となりました。 この「御正体山」、あとで調べるてみると歴史ある由緒正しき信仰のお山で様々な伝説もあり、 また原生林も残る静かな樹林帯が味わい深い魅力のお山とあります。 眺望が無いから…とか言っているうちは、我々もまだまだですね… でもやっぱり眺めが良いところが良いっすw *低山でもアイゼン持って行きましょう。(お前らだけだよ)
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