【正体不明な】御正体山

2017.02.26(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 18
休憩時間
1 時間 6
距離
11.7 km
のぼり / くだり
1124 / 1168 m
7
19
26
18
2
1 41
1 11
2
19
25
15
7

活動詳細

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今回は道志山塊のボス「御正体山」へ。 山梨百名山であり、日本二百名山にもなっていて本来であれば真っ先に選択肢に入りそうなお山ですが、 地味過ぎるというか、眺望も無いみたいだし、なのにコースタイムは長いといった具合で足を運べずにいたお山。 我々の中では何故か足が遠のく山ランキング上位に入るお山です。 (山百だと1位は高柄山、2位はこの御正体山、3位は三ツ峠山←これはクリア) とはいえ山百や二百名山に選ばれてるし皇太子殿下も登頂されているようなので何か隠れた魅力があるのだろう、 と意を決して御正体山の魅力の「正体」を暴きに重い腰を上げて出撃。 最短コースを目指し様々な登山口へ向かうも駐車スペースが見つからず、 結局「今倉山」登頂時に使用した道坂トンネル腋の駐車スペースに。 すっかり寒さの和らいだ朝に惑わされアイゼンをトランクに放置しAM7:30登山スタート。 今倉山との分岐からは情報通りの樹林帯歩き&アップダウンの繰り返し。 我々の苦手なダラダラと長距離を歩くコースです。 想定外だったのは思ったより残雪があったのとカチカチに凍ったツルツル氷… 序盤は何とかクリアできてたものの山頂直下の白井平分岐からのドS急登でピンチを迎えます。 落ち葉や土、うっすらと積もった粉雪の下はカチカチの氷が潜んでおりゲリラ的なトラップ状態に。 少しでも気を許せば転倒を招き非常に危険な状態&急登で心が折られる寸前に。 この時期にアイゼンを持って行かない我々がイケないんですけどね… 転倒を繰り返しながら何とか山頂に到着、ここまで約3時間半。 山梨百名山「63座目」ゲット! ここまでも眺望らしい眺望は無し、山頂は完全に眺望ゼロ、渋すぎるぜ「御正体山」w 皇太子殿下もなぜこんなド渋なお山に…殿下は渋い山がお好きなのかしら? それくらいしか感想が湧かない静か過ぎる山頂。 心に引っかかっていた山に登頂できた事にのみに満足し、ピストンで下山開始。 あのツルツルゾーンを急降下すると転倒はもちろん怪我するかもな(特にNg)…といつになく慎重に下り始めた時。 Ngが人間ソリと化し、快調にツルツルゾーンを滑り下りているではありませんか! どうせ滑るなら、自らが滑って下ろうという素敵な逆転の発想w 何度も尻餅をついてきたNgならではのナイスな判断、モーグル状態で無事危険ゾーンをクリア。 こうして道志山塊最高峰「御正体山」山行は終了となりました。 結局「御正体山」の魅力の「正体」を暴いてやろうと登ってみましたが「正体不明」なまま… ツルツルゾーンの印象しか残らないド渋な山行となりました。 この「御正体山」、あとで調べるてみると歴史ある由緒正しき信仰のお山で様々な伝説もあり、 また原生林も残る静かな樹林帯が味わい深い魅力のお山とあります。 眺望が無いから…とか言っているうちは、我々もまだまだですね… でもやっぱり眺めが良いところが良いっすw *低山でもアイゼン持って行きましょう。(お前らだけだよ)

御正体山・杓子山・石割山 色々な登山口を彷徨った挙句、道坂トンネル脇に駐車。「今倉山~菜畑山縦走」以来1年ぶりです。
色々な登山口を彷徨った挙句、道坂トンネル脇に駐車。「今倉山~菜畑山縦走」以来1年ぶりです。
御正体山・杓子山・石割山 トンネル脇の登山口よりAM7:30登山スタート。
トンネル脇の登山口よりAM7:30登山スタート。
御正体山・杓子山・石割山 昨年はここら辺でニホンカモシカにガン見されたんだよなぁ。(結構怖かった)
昨年はここら辺でニホンカモシカにガン見されたんだよなぁ。(結構怖かった)
御正体山・杓子山・石割山 20分ほど歩くと分岐に到着。
20分ほど歩くと分岐に到着。
御正体山・杓子山・石割山 左に行くと「今倉山」。直登一本道で結構しんどかった記憶が…
左に行くと「今倉山」。直登一本道で結構しんどかった記憶が…
御正体山・杓子山・石割山 今回は右へ。コースタイムは長めだけど優しい道でありますように…
今回は右へ。コースタイムは長めだけど優しい道でありますように…
御正体山・杓子山・石割山 遥か彼方にターゲットの「御正体山」。結構あるなぁ…。
いくつものピークを越えていく我々の最も苦手な行程になりそうです。
遥か彼方にターゲットの「御正体山」。結構あるなぁ…。 いくつものピークを越えていく我々の最も苦手な行程になりそうです。
御正体山・杓子山・石割山 やっぱりまだ雪が残っているのね…因みにアイゼンはトランクに忘れてきましたw
やっぱりまだ雪が残っているのね…因みにアイゼンはトランクに忘れてきましたw
御正体山・杓子山・石割山 急登を越えるとコース唯一の眺望の利く尾根道に。
急登を越えるとコース唯一の眺望の利く尾根道に。
御正体山・杓子山・石割山 山百の「大室山」。丹沢の山々を見渡せます。
山百の「大室山」。丹沢の山々を見渡せます。
御正体山・杓子山・石割山 前方には「御正体山」の脇から雪を纏った真っ白な「チラリ富士」。富士山に近い山なのに、このコースはここで富士山見納めw(早っ)
前方には「御正体山」の脇から雪を纏った真っ白な「チラリ富士」。富士山に近い山なのに、このコースはここで富士山見納めw(早っ)
御正体山・杓子山・石割山 以降山頂までずっとド渋な樹林帯の中を黙々と歩いていきます。
以降山頂までずっとド渋な樹林帯の中を黙々と歩いていきます。
御正体山・杓子山・石割山 「日本国領土」ってw ひっちさんという方が設置されたのでしょうか? こうして主張することは大事なことです。
「日本国領土」ってw ひっちさんという方が設置されたのでしょうか? こうして主張することは大事なことです。
御正体山・杓子山・石割山 反対側には「今倉山」や「道志二十六夜山」。
反対側には「今倉山」や「道志二十六夜山」。
御正体山・杓子山・石割山 「御正体山」に向け下って、
「御正体山」に向け下って、
御正体山・杓子山・石割山 登って、
登って、
御正体山・杓子山・石割山 また下る…このアップダウンの繰り返しが体力を徐々に奪っていきます。それにしても雪が増えてきたし、やたら凍っていて滑る気が… この時点ではまだこの後の事態を予測できてませんでした。
また下る…このアップダウンの繰り返しが体力を徐々に奪っていきます。それにしても雪が増えてきたし、やたら凍っていて滑る気が… この時点ではまだこの後の事態を予測できてませんでした。
御正体山・杓子山・石割山 歩けども全然近づかない(泣)
歩けども全然近づかない(泣)
御正体山・杓子山・石割山 頑張れ~、Ng。このアップダウンの繰り返しパターンはNgの最も苦手なタイプ。テンションをキープさせるため励まし続けますw
頑張れ~、Ng。このアップダウンの繰り返しパターンはNgの最も苦手なタイプ。テンションをキープさせるため励まし続けますw
御正体山・杓子山・石割山 途中木々の間から「八ヶ岳」。
途中木々の間から「八ヶ岳」。
御正体山・杓子山・石割山 スタートから約3時間で白井平コーストの合流点に到着。う~ん雪が増えてきて、いよいよヤバい気が…(改めて…アイゼンはトランクに忘れてます)
スタートから約3時間で白井平コーストの合流点に到着。う~ん雪が増えてきて、いよいよヤバい気が…(改めて…アイゼンはトランクに忘れてます)
御正体山・杓子山・石割山 白井平コースが最短ルートらしいです。
白井平コースが最短ルートらしいです。
御正体山・杓子山・石割山 分岐から山頂へはドSな急登。からの残雪&落ち葉の下に潜むカチカチの氷でツルツル滑ってまともに登れず…アイゼン必須。(身を以て全力で推奨)
分岐から山頂へはドSな急登。からの残雪&落ち葉の下に潜むカチカチの氷でツルツル滑ってまともに登れず…アイゼン必須。(身を以て全力で推奨)
御正体山・杓子山・石割山 これが落ち葉や粉雪の下に潜むツルツル氷。トラップの如くゲリラ的に潜んでおり我々の行く手を阻みます。
これが落ち葉や粉雪の下に潜むツルツル氷。トラップの如くゲリラ的に潜んでおり我々の行く手を阻みます。
御正体山・杓子山・石割山 傾斜はきついし、ツルツル滑って踏ん張りが効かないし…アイゼンを忘れるという致命的なミスを猛省…
傾斜はきついし、ツルツル滑って踏ん張りが効かないし…アイゼンを忘れるという致命的なミスを猛省…
御正体山・杓子山・石割山 Ngも慎重に足元を選びながら懸命に登るも…
Ngも慎重に足元を選びながら懸命に登るも…
御正体山・杓子山・石割山 ツルツル氷の餌食に…一見安全そうに見える足場でも油断するとこうなります。
ツルツル氷の餌食に…一見安全そうに見える足場でも油断するとこうなります。
御正体山・杓子山・石割山 何度も転びながら這うように登っていきます。
何度も転びながら這うように登っていきます。
御正体山・杓子山・石割山 ようやく平坦な道に。(でもここも実はツルツルゾーンで危険)
ようやく平坦な道に。(でもここも実はツルツルゾーンで危険)
御正体山・杓子山・石割山 ようやく山頂に到着~。喜びよりも帰りの急降下の恐怖が…
ようやく山頂に到着~。喜びよりも帰りの急降下の恐怖が…
御正体山・杓子山・石割山 山梨百名山「63座目」ゲット~!ようやくこれました「御正体山」。
山梨百名山「63座目」ゲット~!ようやくこれました「御正体山」。
御正体山・杓子山・石割山 山頂は眺望ゼロ。ベンチと奥社のみのド渋な山頂。富士山から近い山のに眺望ゼロってところが何だか脱力気味でよしw
山頂は眺望ゼロ。ベンチと奥社のみのド渋な山頂。富士山から近い山のに眺望ゼロってところが何だか脱力気味でよしw
御正体山・杓子山・石割山 道志山塊のボスらしく一等三角点。こんな渋い山頂だけど「日本二百名山」。
道志山塊のボスらしく一等三角点。こんな渋い山頂だけど「日本二百名山」。
御正体山・杓子山・石割山 前回の南房総「富山」に続き、皇太子殿下御登頂のお山。しかし何故こんなド渋なお山に…
前回の南房総「富山」に続き、皇太子殿下御登頂のお山。しかし何故こんなド渋なお山に…
御正体山・杓子山・石割山 眺望がない山百定番の「どうやって時間を潰せば良いかわからない」パターン。Ngは寝ちゃってますw
眺望がない山百定番の「どうやって時間を潰せば良いかわからない」パターン。Ngは寝ちゃってますw
御正体山・杓子山・石割山 誰もいない、誰も来ない静かな山頂で昼食後、ピストンで下山。たぶんもう登る事はないだろう「御正体山」、さようなら。
誰もいない、誰も来ない静かな山頂で昼食後、ピストンで下山。たぶんもう登る事はないだろう「御正体山」、さようなら。
御正体山・杓子山・石割山 覚悟を決めてツルツルゾーンの急降下に挑みます。
覚悟を決めてツルツルゾーンの急降下に挑みます。
御正体山・杓子山・石割山 どうせ滑るなら、自ら滑って下る…。 Ng、まさかの逆転の発想w
人間ソリと化し、グングン下っていきます。
どうせ滑るなら、自ら滑って下る…。 Ng、まさかの逆転の発想w 人間ソリと化し、グングン下っていきます。
御正体山・杓子山・石割山 木の根もうまくクリアしながら、跳ねるようにモーグル状態でツルツル氷を攻略していきます。
木の根もうまくクリアしながら、跳ねるようにモーグル状態でツルツル氷を攻略していきます。
御正体山・杓子山・石割山 勢いあまってコースアウトしながらも、
勢いあまってコースアウトしながらも、
御正体山・杓子山・石割山 本日最大の難所をクリア。膝への負担も転倒の恐怖もなくなかなか宜しいとの事。(というかアイゼン持っていかないとね…)
本日最大の難所をクリア。膝への負担も転倒の恐怖もなくなかなか宜しいとの事。(というかアイゼン持っていかないとね…)
御正体山・杓子山・石割山 ツルツルをクリアした後は登り返しを幾つかクリアし。(Ngの背後には下ってきた「御正体山」)
ツルツルをクリアした後は登り返しを幾つかクリアし。(Ngの背後には下ってきた「御正体山」)
御正体山・杓子山・石割山 「日本国領土 岩下ノ丸]」w  まで帰ってきました。
「日本国領土 岩下ノ丸]」w まで帰ってきました。
御正体山・杓子山・石割山 smoke、後ろ~。(ドリフ調に)
smoke、後ろ~。(ドリフ調に)
御正体山・杓子山・石割山 駐車場への分岐にようやく戻ってきました。
駐車場への分岐にようやく戻ってきました。
御正体山・杓子山・石割山 奥に聳える「御正体山」、遠かったなぁ。
奥に聳える「御正体山」、遠かったなぁ。
御正体山・杓子山・石割山 駐車場までラストスパート!毎度、最後はやたらと早いNg。
駐車場までラストスパート!毎度、最後はやたらと早いNg。
御正体山・杓子山・石割山 ゴ~ル!覚悟はしていたけどやっぱり疲れた…
ゴ~ル!覚悟はしていたけどやっぱり疲れた…
御正体山・杓子山・石割山 帰りの車から見た「御正体山」。道志山塊のボスらしく立派な山容。ずっと気になってながらも地味さ故に足が遠のいてた山百の一つをクリアできて、ひと安心。赤い丸の部分がツルツル急登ゾーンw
帰りの車から見た「御正体山」。道志山塊のボスらしく立派な山容。ずっと気になってながらも地味さ故に足が遠のいてた山百の一つをクリアできて、ひと安心。赤い丸の部分がツルツル急登ゾーンw

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