天国のような楽園、唐松岳(北ア)

2017.02.27(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 53
休憩時間
1 時間 12
距離
9.1 km
のぼり / くだり
966 / 965 m
24
1 32
1 3
52
38
12

活動詳細

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【アクセス】  八方尾根スキー場のゴンドラリフト、アダム、アルペンクワッド、グラートクワッドを乗り継いで八方池山荘へ。往復料金はそれぞれ1,780円、560円、560円でした。平日はゴンドラリフトは8:00から(週末祝日は7:30)から運転していました。グラートクワッドの最終便は15時40分でした。 【天気】  快晴 【コース状況】  比較的締まった雪面に新雪が積もっています。新雪はほとんど無いところから吹き溜まって膝下程度の所まで。人気のお山なのでトレースが期待できますが、ラッセルがご心配な方はワカンがあっても良いと思います。今後気温が高くなると踏み抜き地獄が懸念されます。ハイマツの付近(分かりづらいですが)には深い穴が空いているところがあり、ハマると大変かもしれません。 【感想/記録】  2日間の山行後の月曜日は山行の予備日として休暇を頂いており、土日、日月のどちらかお天気が良い日程で山行を計画。結局お天気が良い土日で決行しましたが、ホテルで天気図をチェックしていたら、なんと月曜日は高気圧が日本の上にやって来るため晴れそう。事前天気予報が外れてお天気は良い予報へ代わり、ヤマテンの予報もなんと快晴。北アルプス北部が晴れる絶好のチャンスならば山に行くしか無いと思い、今年はまだ行っていない唐松岳へ行く事に。  速攻で松本市内のホテルを予約、駒ヶ根市から移動途中でスーパーTSURUYA ツルヤ(ここ商品が豊富でイイネ)で食料を調達。山行の準備をしますが2日間の山行の疲労が残り、50才をとうに過ぎたおっさんの体力で、さらに累積標高差約900mの唐松岳に登頂できるか体力的に心配。でも朝は4時過ぎには目が覚め、山行の準備をして6時にはホテルを出発し八方尾根スキー場を目指します。  長野自動車道を走っていると、快晴で太陽がまぶしいかと思っていたら雲が多め。豊科ICから一般道路を白馬村へ向かうと、ますます雲が増え曇り空になり、本当に晴れるのかと不安に。八方尾根スキー場の駐車場には7時半前に到着し、8時のゴンドラの始発から乗り継ぎ、八方池山荘には9時前に到着。お天気は最初はガスが多めだったのが、リフトの始発を待っている間にドンドン晴れて快晴に。事前の情報通り八方尾根の雪面は比較的硬く締まっており、その上に新雪が積もったよう。最初からアイゼンとポールを装着し、9時過ぎに出発。  最初から白馬三山や五竜岳、鹿島槍ヶ岳も見えて、テンションアップ。ちょっと八方尾根を登って後ろを振り返ると、青空の下に雲海が広がり、ヤマテンの予報通り絶好の登山日和でした。先行者のトレースがあるのでラッセルは必要なく、アイゼンもサクサク決まり気持ちよく歩けますが、最後まで歩き通せるか不安。でも体調は良さそうで、順調に標高を上げていけます。シャリバテにならないように、行動食は早めに食べていきました。  今日は目の前には迫力のある不帰ノ嶮(かえらずのけん)から唐松岳もはっきりと見えます。この先はなだらかな尾根と急な斜面が交互に現れますが、八丁坂よりも斜度は穏やかでストックで問題無く登れました。でも急な斜面は立ち休みしながらでないとキツイですね。お天気は良いので日射しが強く、日焼け防止のネックゲーターを着けていたら、暑くてたまりません。結局下ノ樺手前でハードシェル、ネックゲーター、薄手のフリースグローブを外してしまいました。丸山ケルンに到着して休んでいると、ちょっと寒くなってきたので、またハードシェルを着て出発。また急な斜面を乗り換えていくと、岩場のある痩せ尾根の手前にでましたので、ストックをデポしピッケルに換装。ちょっとした岩場と急斜面を乗り換えて稜線にでると、剱岳や立山連峰がドーン。今日唐松岳に来て良かった。  ここからはいったん下って最後の唐松岳への稜線を登るのが疲れた体にはキツかった。12時25分頃にようやく山頂に到達。お天気は快晴で、剱岳、立山連峰、五竜岳、北アルプスの山々や新潟の頸城山塊などが見えます。しかし、気温が高いためか、ちょっとモヤがあって遠くの中央、南アルプスなどはよく見えませんでした。風はほとんど無く穏やかなので、撮影後は山頂で北アルプスを見ながら昼食という贅沢を楽しみました。でもじっとしていると寒くなってきたので、ベンチレーションをすべて閉め、防風グローブをはめて、最後にまた少し撮影。  帰りのリフトの時間がありますので、13時5分には下山開始。振り返りながら唐松岳や不帰ノ嶮や、前に見える八方尾根や頸城山塊などの山々を撮影しながら下山。途中の斜面で尻セードを試みるもセード板が無くては中々滑れませんでした。調子良く下山していくと、15時前には八方池山荘に到着。山頂から2時間かからず下山できました。  長野県中信の乗鞍岳、南信の木曽駒ヶ岳、北信の唐松岳は信州冬山のゴールデントライアングルと呼ばれていますが(ウソです)、この山々を3連登する、ゴールデントライアングル登頂は達成感が大きかったです。この間は山行後にホテルに到着しビールと食事、次の日の山行準備、山行記録の編集とアップ、起きてまた山行を繰り返し充実した三日間でしたが、やっぱり疲れました(笑)。 【注意点や反省点】  稜線手前の痩せ尾根はアイゼンを引っかけたりして滑落しないように。頂上手前の稜線は長野県側に雪庇が発達していますので、近寄って踏み抜かないように。八方尾根も広く目印のケルンが見えないくらいにガスってホワイトアウトになると道迷いとなる可能性も。  八方尾根スキー場リフトのチケット売り場には可愛い女性の外人が対応され、オッサンは舞い上がりそう(笑)。バックカントリーの外人さんからは写真撮影を頼まれたり、あいさつされても英語で対応ができませんでした(>_<)。気の利いた英会話ができるようになりたいですね。帰りはサングラスに髭を生やしたちょい悪オヤジ風の格好良い外人さんが、軽四を運転していたり、白馬村の国際度はかなり上がっています。   【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal)   845 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分)  84 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間)   13 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階)   156 ウォーキングの距離(km)  19.7 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩)  25,368 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数)  57〜135 体重  不明 -> 63.4

白馬岳・小蓮華山 八方池山荘前からスタートするときには雲が晴れて快晴に。
八方池山荘前からスタートするときには雲が晴れて快晴に。
白馬岳・小蓮華山 紺碧の空の下に白馬三山がドーン。
紺碧の空の下に白馬三山がドーン。
白馬岳・小蓮華山 振り向くと下界は雲海の下。
振り向くと下界は雲海の下。
白馬岳・小蓮華山 正面には早速唐松岳〜不帰ノ嶮も見えます。
正面には早速唐松岳〜不帰ノ嶮も見えます。
白馬岳・小蓮華山 左手には五竜岳〜鹿島槍ヶ岳。
左手には五竜岳〜鹿島槍ヶ岳。
白馬岳・小蓮華山 雲海の上を散歩中。
雲海の上を散歩中。
白馬岳・小蓮華山 このような光景が広がっていたとは。
このような光景が広がっていたとは。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮がちょっと大きく見えてきました。
不帰ノ嶮がちょっと大きく見えてきました。
白馬岳・小蓮華山 雲海の上を飛行するジェット機(自衛隊機か)。
雲海の上を飛行するジェット機(自衛隊機か)。
白馬岳・小蓮華山 下ノ樺を通過。
下ノ樺を通過。
白馬岳・小蓮華山 五竜岳と雲海。
五竜岳と雲海。
白馬岳・小蓮華山 え、マジ、この斜面を登るの?
え、マジ、この斜面を登るの?
白馬岳・小蓮華山 八丁坂よりも全然緩いです。
八丁坂よりも全然緩いです。
白馬岳・小蓮華山 雲海が晴れてきた。
雲海が晴れてきた。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮がさらに大きく。
不帰ノ嶮がさらに大きく。
白馬岳・小蓮華山 え、マジ、またこの斜面を登るの?
え、マジ、またこの斜面を登るの?
白馬岳・小蓮華山 登ると丸山ケルンに。
登ると丸山ケルンに。
白馬岳・小蓮華山 え、マジ、またまたこの斜面を登るの?
え、マジ、またまたこの斜面を登るの?
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮がもっと大きく。
不帰ノ嶮がもっと大きく。
白馬岳・小蓮華山 最後の斜面を登ります。
最後の斜面を登ります。
白馬岳・小蓮華山 痩せ尾根に近づき、ストックをデポしてピッケルに変更。
痩せ尾根に近づき、ストックをデポしてピッケルに変更。
白馬岳・小蓮華山 稜線手前のちょっとした岩場。
稜線手前のちょっとした岩場。
白馬岳・小蓮華山 ここを乗り越えると。
ここを乗り越えると。
白馬岳・小蓮華山 立山連峰〜剱岳がドーン。
立山連峰〜剱岳がドーン。
白馬岳・小蓮華山 いったん下って唐松岳の稜線を上るビクトリーロード。
いったん下って唐松岳の稜線を上るビクトリーロード。
白馬岳・小蓮華山 近づくとヤバイ雪庇。
近づくとヤバイ雪庇。
白馬岳・小蓮華山 最後の斜面。
最後の斜面。
白馬岳・小蓮華山 後もう少しなのに、ここを登るのがキツイ。
後もう少しなのに、ここを登るのがキツイ。
白馬岳・小蓮華山 ようやく山頂に到着。
ようやく山頂に到着。
白馬岳・小蓮華山 そして五竜岳。
そして五竜岳。
白馬岳・小蓮華山 立山連峰〜剱岳。
立山連峰〜剱岳。
白馬岳・小蓮華山 毛勝三山。
毛勝三山。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮〜白馬岳方面。
不帰ノ嶮〜白馬岳方面。
白馬岳・小蓮華山 新潟県の頸城山塊。
新潟県の頸城山塊。
白馬岳・小蓮華山 中央〜南アルプス方面は靄で良く分かりませんね。
中央〜南アルプス方面は靄で良く分かりませんね。
白馬岳・小蓮華山 広角側で再度五竜岳。
広角側で再度五竜岳。
白馬岳・小蓮華山 広角側で立山連峰〜剱岳。
広角側で立山連峰〜剱岳。
白馬岳・小蓮華山 広角側で不帰ノ嶮〜白馬岳方面。
広角側で不帰ノ嶮〜白馬岳方面。
白馬岳・小蓮華山 山頂は風速は微風、気温も零度をちょっと下回る程度で極めて穏やか。
山頂は風速は微風、気温も零度をちょっと下回る程度で極めて穏やか。
白馬岳・小蓮華山 頂上で長野県名物お焼きを頂きました。焼きたてでなくとも美味しい。
頂上で長野県名物お焼きを頂きました。焼きたてでなくとも美味しい。
白馬岳・小蓮華山 五竜岳をアップで。
五竜岳をアップで。
白馬岳・小蓮華山 立山をアップで。
立山をアップで。
白馬岳・小蓮華山 剱岳をアップで。
剱岳をアップで。
白馬岳・小蓮華山 毛勝三山をアップで。
毛勝三山をアップで。
白馬岳・小蓮華山 富山平野は雲の下。
富山平野は雲の下。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮〜白馬岳方面をアップで。
不帰ノ嶮〜白馬岳方面をアップで。
白馬岳・小蓮華山 頸城山塊をアップで。
頸城山塊をアップで。
白馬岳・小蓮華山 北アルプスを撮影。
北アルプスを撮影。
白馬岳・小蓮華山 ボーダーの方がもはや滑落としか思えないところからドロップイン。
ボーダーの方がもはや滑落としか思えないところからドロップイン。
白馬岳・小蓮華山 残念ですが帰りの時間もありますので、下山します。
残念ですが帰りの時間もありますので、下山します。
白馬岳・小蓮華山 また登り返して。
また登り返して。
白馬岳・小蓮華山 稜線から最後に立山連峰〜剱岳を撮影。
稜線から最後に立山連峰〜剱岳を撮影。
白馬岳・小蓮華山 唐松岳の稜線も最後に撮影。
唐松岳の稜線も最後に撮影。
白馬岳・小蓮華山 稜線からの核心部、と言えるほどでもないですがこんな感じ。
稜線からの核心部、と言えるほどでもないですがこんな感じ。
白馬岳・小蓮華山 八方尾根を下山していきます。
八方尾根を下山していきます。
白馬岳・小蓮華山 午後の五竜岳。
午後の五竜岳。
白馬岳・小蓮華山 これからの下山する八方尾根。
これからの下山する八方尾根。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮を撮影。
不帰ノ嶮を撮影。
白馬岳・小蓮華山 振り返っての八方尾根。
振り返っての八方尾根。
白馬岳・小蓮華山 雪原をドンドン下山します。
雪原をドンドン下山します。
白馬岳・小蓮華山 雲は大分晴れました。
雲は大分晴れました。
白馬岳・小蓮華山 上ノ樺〜下ノ樺
上ノ樺〜下ノ樺
白馬岳・小蓮華山 逆光で。
逆光で。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮が小さく。
不帰ノ嶮が小さく。
白馬岳・小蓮華山 広い雪原が続きます。
広い雪原が続きます。
白馬岳・小蓮華山 落とし穴に注意。
落とし穴に注意。
白馬岳・小蓮華山 まだまだ下山します。
まだまだ下山します。
白馬岳・小蓮華山 白馬三山の下にちょっとガスが。
白馬三山の下にちょっとガスが。
白馬岳・小蓮華山 トイレ小屋が見えてきた。
トイレ小屋が見えてきた。
白馬岳・小蓮華山 ガスると恐い広い雪原。
ガスると恐い広い雪原。
白馬岳・小蓮華山 雲が広がってきました。
雲が広がってきました。
白馬岳・小蓮華山 不帰ノ嶮の見納め。
不帰ノ嶮の見納め。
白馬岳・小蓮華山 ちょっとガスが沸いてきましたね。
ちょっとガスが沸いてきましたね。
白馬岳・小蓮華山 八方池山荘が見えてきました。お疲れ様でした。
八方池山荘が見えてきました。お疲れ様でした。
白馬岳・小蓮華山 稼働前のアルペンクワッド前ですが、まだちょっと雲があります。
稼働前のアルペンクワッド前ですが、まだちょっと雲があります。

活動の装備

  • オークリー(Oakley)
    ★ オークリーOAKLEYサングラスFLAKJACKETフラック ジャケット 03-897
  • マムート(MAMMUT)
    Climb Jacket AF Men
  • その他(Other)
    Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
  • モンベル(mont-bell)
    アルパインクルーザー 3000
  • モンベル(mont-bell)
    LXF-12アイゼン
  • オリンパス(OLYMPUS)
    M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
  • マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)
    ダイアティッシマ35
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • バーグハウス(berghaus)
    チベッタ ジャケット
  • サロモン(SALOMON)
    BRILLIANT PANT UNION BLUE
  • モンベル(mont-bell)
    GORE-TEX アルパインスパッツ

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