父島のブタ海岸、

何の計画もなく迎えた父島の朝、、ユースホステルで隣に座ったおじさまが「ブタ海岸に行くよ」という。ブタ海岸だと！！なんじゃそりゃー！「あの、ご一緒してもいいですか？！」（うー、メーワク笑）バスの時間を教えてもらって即出かけることにしました。 ところがここで事件発生。大急ぎで準備してる時に同じ部屋の6歳の少年に「ブタ海岸に行くんだよ、ボクも行く？」とついうっかり口を滑らせたら、彼、速攻で「行くーー！！」。えー！！！やはりブタに反応したか、インパクト強すぎ！🐷 1人でついてくるという。ご両親もあっさり「いいですよ」嘘でしょ！？夕べ一緒にキングコングの歌を歌っただけの、見ず知らずの私に、午前中息子を預けるとな？でも無垢な少年に嘘はつけない、武士に二言はナシ！、、ということでおじさまと私と6歳と、、出かけました。この旅最大の冒険です。 （でも後から必死にお母さんが追いかけて来てバスに間に合い、2時間後にはお父さんがバイクでお弁当届けに来てくれて(^｡^) びっくりしたけど安心しました。笑） さてブタ海岸へは港からバスで約20分です。終点は湾の入江になってます。そこから中山峠まで緩い登り。尾根に出るとパァーっと景色が開け、あとは海に向かって下る道。ちょうど40分です。天気も良く、眺望も良く、六歳と私は手をしっかりつないで（6歳滑るので）ブタ海岸に🐷ブタが来て〜♫ブタ海岸に🐷家を建て〜♫、そしてオオカミやって来て〜🎶、、とテキトーなブタ海岸物語を作りつつ楽しく歩きました。海岸でブタ狩りする！と棒切れの銃ではりきる少年、いとかわゆし❤️ 帰路はのんびり歩いて帰る（！）というおじさまと別れ、10:05分のバスで戻りました。ちょっとバタバタ、ハラハラしましたが、ほんとに楽しい小さなハイキング。波打ち際で遊び、豚の足跡まで作った六歳の少年、人懐こくて賢くて、ヤられました！笑 😌父島には一泊だけでしたが、母島と比べたら大都会。釣り、星空ツアー、クジラやイルカを見る船の旅、などのたくさんのアクティビティが楽しめ素晴らしかったです。出航の時の「行ってらっしゃい」の盛大な見送りも感動もの。片道船で23時間ですが船は快適、リピーターが多い理由がわかりました。