塔ノ岳(戸沢の出合からの周回)

2017.03.05(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 45
休憩時間
58
距離
7.0 km
のぼり / くだり
1029 / 1032 m
16
8
21
26
1 24

活動詳細

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昨年末に初丹沢で鍋割山にいったこともあり、今年の初山行は丹沢は塔ノ岳。大倉尾根やヤビツ峠からのコースを取られる方が多いようですが、時間の都合で車でいきたかったこともあり、ネットで調べたところ、未舗装道を20分いけば車が止められる「戸沢の出合」からの周回コースがあることが判明。年末年始の放蕩がたたりすっかり重くなった身体に鞭打ってまいりました。 未舗装道路20分、ほんとの未舗装道路ではありますが3ナンバーのワゴンでも、ゆっくり進めば通行自体に問題なかったです。(対向車来たら結構大変だと思いますが、ところどころに行き違いできそうな場所もちらほら) 戸沢の出合の河原の駐車場で靴紐をしっかり結んでスタート。今回は、政次郎尾根を登って新大日を経て塔ノ岳で昼ごはんを食べて、大倉尾根を途中で離れ天神尾根を経て戸沢の出合に戻るコース。反時計周りで廻ることにしました。 数カ月ぶりの山歩き、政次郎尾根に入っていきなり高い段差の登りがスタート。身体がギシギシ、あっという間に汗だくになります。程なくして速乾性の長袖シャツ1枚になっても暑いくらいでした。石がゴロゴロして根も張り出しているので足元に注意しながら登ります。登っても登っても上が見えない。そんなときにふと顔をみせてくれるのが富士山です。手前にある山の端から、ちらっと頭を覗かせてくれまして、ここまで登ってきたよかったと思う瞬間でした。 富士山に助けられて、やっとのことで政次郎尾根の頭にでると、今度は、溶けかかった雪や霜柱、解けずに凍ったままの状態、どろどろの泥と、あらゆる路面のバリエーションが味わえます。すっきりと晴れた青空の元、政次郎尾根の登りがきつかったので、ここらの登りは全然へっちゃらです。左右の景色をの楽しみながら塔ノ岳の山頂まで順調に進みました。 山頂からの富士山はまさに堂々としており、圧巻でした。手前にある丹沢の山並みの向こうに広がる富士山、そして南アルプスなど。春の霞なのか、ちょっともやっとソフトフォーカスに見えるところもまた味わいでした。 素晴らしい景色を堪能しながら食事をとって充電。さあ下山です。 多くの人が登ってくる大倉尾根をずんずん下ります。金冷し、花立山荘を経て天神尾根の分岐まであっという間。ここから45分あとちょっとだ。と思ったのが大きな間違い。この天神尾根、丸太を使った階段が大部分で壊れているうえ、相当急な下りになるのでなかなか難儀します。山と高原地図でもこのルートって点線になっていたので、どうかなぁ?と思ったのですが・・・ふかく抉られた段差の高い土と岩の道。木の根が絡み合うようにむき出しになっていて、足を引っ掛けないよう、ゆっくり滑らないように注意しながら下ります。YAMAPの地図とGPSのおかげで、自分の位置が確認できたのが本当に助かりました。 時々滑ったりしながらゆっくりおりているさなか、ふと気がつくと、下からラジオを掛けながら登ってくる人が・・プロパンガスのボンベをしょって登ってこられます。そう丹沢・塔ノ岳登頂4500回を誇る、あのチャンプさんだったのです。この急坂をボンベをしょって、深い呼吸をしながら一定のペースで登って行かれました・・・本当にすごいです。広い丹沢の山の中でお目にかかれてよかったです。(今回、この天神尾根では、チャンプともう1名の方とすれちがっただけでした・・) やっと天神尾根の出口についた時は、一人だったのにバンザイしちゃいました。 なお、この天神尾根ちょうど自分の後を若者が1名おりてきていたのですが、彼もエライ難儀していたそうです。帰りの駐車場でお互い近くに人がいて心強かったよねと談笑しました。今回は思いたってから事前の情報収集があまりできなかったので、今後はコースの状況についてはできるだけ下調べしようと思いました。 これから暖かくなります。いよいよ山歩きの季節が・・・今年はどんなところに行けるか、楽しみです。

塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 さあ、スタートです
政の字に一体何が?
さあ、スタートです 政の字に一体何が?
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 政次郎尾根を進みます
政次郎尾根を進みます
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 ウォーミングアップ無しで、これはきつい
ウォーミングアップ無しで、これはきつい
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 すっと見通しの良いところにでると、尾根を歩いてるんだということがわかります
すっと見通しの良いところにでると、尾根を歩いてるんだということがわかります
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 ここまでの苦労が報われる瞬間(^^
ここまでの苦労が報われる瞬間(^^
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 海側の風景も淡く霞んでいて神秘的
海側の風景も淡く霞んでいて神秘的
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 山の中で出会う霜柱。大きくて力強い。
山の中で出会う霜柱。大きくて力強い。
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 政次郎尾根の終点、政次郎ノ頭
暗い尾根から明るい尾根に
政次郎尾根の終点、政次郎ノ頭 暗い尾根から明るい尾根に
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 塔ノ岳までここから2キロ
塔ノ岳までここから2キロ
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 更にチラ見せで、先に進む燃料をくれます
更にチラ見せで、先に進む燃料をくれます
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 なんとも奥ゆかしい
なんとも奥ゆかしい
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 長い霜柱。土が耕されてふわふわになってます
長い霜柱。土が耕されてふわふわになってます
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 皆さんの写真でみていたこれ、ついに実物と遭遇
皆さんの写真でみていたこれ、ついに実物と遭遇
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 休業中
休業中
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 新大日山っていうんですね・・・
新大日山っていうんですね・・・
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 まだ1.4キロ
まだ1.4キロ
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 雪が積もっているように見えますが、主に泥のシャーベット、ところによりカチコチ。滑らないように注意
雪が積もっているように見えますが、主に泥のシャーベット、ところによりカチコチ。滑らないように注意
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 シマシマの雲が富士山のほうからずんずんと動いていきます
シマシマの雲が富士山のほうからずんずんと動いていきます
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 険しく刺々しい岩場・・・
険しく刺々しい岩場・・・
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 お決まりのアングル
お決まりのアングル
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 やっと全部見られました!これが見たくて来たのです(^^
風はそう吹いていませんが寒い・・
やっと全部見られました!これが見たくて来たのです(^^ 風はそう吹いていませんが寒い・・
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 さ、下りは、大倉尾根をずんずんと進みます
さ、下りは、大倉尾根をずんずんと進みます
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 見晴らしのいい大倉尾根。
下りだと、進行方向があまりの絶景で足元注意です
見晴らしのいい大倉尾根。 下りだと、進行方向があまりの絶景で足元注意です
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 煙突からの煙ではありません
煙突からの煙ではありません
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 下って下って
下って下って
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 時々ふりかえって
時々ふりかえって
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 戸沢の出合にもどるので、ここで大倉尾根とはお別れ
戸沢の出合にもどるので、ここで大倉尾根とはお別れ
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 大倉尾根5キロ以上続くのに比べて、天神尾根経由で45分・・・
大倉尾根5キロ以上続くのに比べて、天神尾根経由で45分・・・
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 ん?
ん?
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 んん?
んん?
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 下るのメチャクチャ大変です・・・
天神様が通ったがごとくの深くえぐれた道、張り出した根、高い段差
下るのメチャクチャ大変です・・・ 天神様が通ったがごとくの深くえぐれた道、張り出した根、高い段差
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 木の階段が崩れかかって、ほとんど形をなしていない部分も・・・
へっぴり腰でおりていくと、下からプロパンガスを担いだチャンプが登ってこられました。すごい方だ・・・
木の階段が崩れかかって、ほとんど形をなしていない部分も・・・ へっぴり腰でおりていくと、下からプロパンガスを担いだチャンプが登ってこられました。すごい方だ・・・
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 階段が会ったと思えば丸太3本~5本。1メートルくらいの段差だったり・・
階段が会ったと思えば丸太3本~5本。1メートルくらいの段差だったり・・
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 何やら巨大な石がありました
何やら巨大な石がありました
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 やっとでた・・・\(^o^)/
やっとでた・・・\(^o^)/
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 振り返って見ると・・・おそるべし天神尾根
振り返って見ると・・・おそるべし天神尾根
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 おまけ
おまけ
塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳 林道の細さに見合わない立派な道標
林道の細さに見合わない立派な道標

活動の装備

  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    Nitro 26
  • ローバー(LOWA)
    メリーナGTX 「メンズ」(7.5)

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