ゼロtoゼロ 島原半島ぶった切り!

2015.04.22(水) 日帰り

活動データ

タイム

09:29

距離

27.3km

のぼり

2070m

くだり

2075m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 29
休憩時間
47
距離
27.3 km
のぼり / くだり
2070 / 2075 m

活動詳細

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島原半島の、ほぼ中央に位置する標高1359mの雲仙普賢岳。 この山に島原市の有明海標高ゼロからスタートして1359mを駆け上がる! 前回の、天山1000mイッキ登りより長くて高い。 だがしかし!もの足りない!なにが足りない?  冒 険 だ !  島原から登ったら、そのまんま小浜に下りて島原半島を真っ二つ。 有明海、橘湾のゼロtoゼロを結ぶルートを1日で歩く計画と相成りました。 こいつを考えてからというもの、他の山の事が考えられない。 成功させないと先へ進めない。5月になったらいろんな山に行きたいので 今月中に済ませてしまわないといけない。 まずは計画。島原から普賢岳は諸先輩方の多くの記録が残っているので問題なし。 しかし、雲仙温泉街から小浜へ降りる登山道はなく、もちろんネットにも情報はゼロ。 そもそも、そんなことやった人がいるのか。地形図とニラメッコの日が続く。 まず問題はどっちから登るか。 考えた結果、未知のルートをヤブ漕ぎしながら登るのでは時間が幾らあっても足りないと かんがえて、島原からのスタートを選択。ヤブ漕ぎもくだりなら労力が半分で済む。 次は交通の問題。どうやって行って、どうやって帰るか。 小浜と島原の中間地点の愛野町に車をデポ。島原鉄道で島原外港へ。そこから徒歩でスタート地点の 復興アリーナへ。小浜へ着いたらバスで愛野まで帰ってくる。バッチリ(・∀・) さー!やるぞー! 愛野発6:22の島鉄に乗り込む。快晴。今日は雨の心配はなさそうだな。 周りは学生さんばかり。車窓から見える雲仙はムチャクチャ遠い(笑) 7:15島原外港に到着。コンビニで朝ごはんをかって復興アリーナを目指す。 これが遠い!しかも迷う!地図で調べていた道が車専用道路で歩いていけない。 行き止まり遠回りで時間が過ぎていく。 結局、復興アリーナの海辺でゴハンを食べ終わって出発の準備が整ったのが8:20。 いざ出発! 龍馬さんに別れを告げ、遥か彼方の普賢岳を目指してあるきだす。 ここから約6kmずーと舗装路。やっと本格的な登山道に入り、展望がきかない山中をモクモクと歩く。 709mで三角点を探すが草が生茂り見つからない。先を急ぐ。 涸沢あり足もと注意の標識から土石流で岩が流れ落ちてきたような涸沢を登る。 登るほどに3点支持が必要なほどの斜面になってくる。 こりゃルートじゃないそ・・・GPSで確認するとやっぱりルートから外れてる。 しばらくヤブ漕ぎをしてルートに復帰。 12:16仁田峠に到着。普賢岳に登る前にカップラーメンを掻きこむ。 ザックをロープウェイ駅にデポ代100円で預けて、いつものごとく普賢岳トレラン往復走。 13:35普賢岳山頂着。ゆっくりも出来ずすぐに下る。 14:07仁田峠でザックを受け取り急いで雲仙温泉街へ向う。 15:00雲仙温泉街着。 雲仙市唯一のアウトドアショップ、マウンテンウエストピークでCLIFのパワージェルを購入。 甘っ!!ネバネバ!アクエリアスで無理やり流し込む。 出発に手こずって時間が押している。 山の夜は早い。今から出発して道なき道をヤブ漕ぎして明るいうちに小浜にたどり着けるのか。 また日を改めてリベンジするか。悩む・・・ 残りは下り。登りより速く長い距離が歩ける。ヤブ漕ぎがあると考えてもイケるはず! リベンジで、もう一度、島原からココまで歩いてこいといっても、もうイヤだ! チャレンジ続行に決定。 絹笠山、高岳のピークは諦め、とにかく小浜を目指す。 ここからの山行では、携帯のGPSとコンパスが必須。 紙の地形図にはない登山道が電子国土には表記があるのだ! シビアなルートファインディングでは詳細な電子国土地図が使える山旅ロガーが活躍。 GPSで現在地の特定、コンパスで進行方向の確認。 登山道を目指して、深いヤブを漕ぐ。 今回のヤブも棘のヤブが多く手からは出血、降ろしたてのシャツは引っかけられボロボロの 状態だが、時間が気になりなりふり構わず突撃する。 17時を過ぎて、山の中は暗くなってきた。 あせるな、あせるな。自分に言い聞かせて慎重に足場を確認しながら進む。 登山道とは名ばかりの獣道のような道を進みながら、やばいなー。そろそろヘッドランプを ザックから取り出しておかないと・・・なんて考えていると! 出た!!工事現場の舗装路だ! やったー!思わず叫んだ(笑 17:45小浜着。 島原を出発してから9時間25分。 活動距離27.535km 高低差1,359m 誰か冒険好きの方、挑戦してみませんか? 肉体的にも精神的にもキツかった。僕は二度とやりたくないっす(笑

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