熊本_手取教会と熊本城散策

とても暑くなった。天気情報では昼過ぎに最高気温が21度になるというてた。 前夜、日曜日に通町筋のカトリック教会（手取教会）に行こうと約束した。文蔵にとって約30年ぶりだ。 「改築した？」と聞くと、内装はおしゃれにしたが、外側はおなじだという。退院して回復訓練中の義母をいたわり、ごミサを中座する。そして評判の高い上通の紅蘭亭で食事をするが、義母は本当に久しぶりという。小福はそのレストランは初めてらしい。太平燕定食や、ほかの定食類を分けておいしく食べ合う。 文蔵はそれからひとりで熊本城に向かう。天気がいいし、震災にあった孤高の城郭をぜひ見ておきたいと思った。悲惨と形容すればそれまでだが、甚大な被害を受けて完全に復旧・復元するまでには20年も30年もかかるらしい。日本国民は、地元の人と同じ気持ちになって、本丸の天守閣を修復・保全し、崩落した櫓や石垣・長塀などをすべて元通りにしなければならない。本城を熊本震災の復旧・復興の象徴として延々に存続させるのである。