活動データ
タイム
02:16
距離
2.7km
のぼり
526m
くだり
521m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2013年のある日、地元のフリーペーパーで使用する写真の色調整の依頼があった。 そこにあったのは断崖絶壁の岩場にすっと治まった神社の画像。 何だこれは!? 高知県越知町小日浦地区にある「聖神社」その様子から鳥取県の三徳山三彿寺奥の院「投入堂」を思わせ、県内はもとより全国的にも珍しい神社、通称「土佐の投入堂」として何回か県内のメディアで紹介されたそうだ。 ただ詳しい資料はあまり残っておらず、由来は地元の方でもよくわからないらしい。 お堂に祀られている不動明王の石像に刻まれた年号と壁に掛けられた木板によると、明治12(1879)年に山口県の長州大工の手によって改築されたと記されている。 少なくとも江戸後期くらいに建立され、女人禁制とされていたことから修験道にかかわる神社の可能性が高いと言われているそうだ。 時を経て現在は地元の有志と横倉山自然の森博物館友の会「フォレストクラブ」のメンバーによって整備が進められている。 少なからず衝撃を受けた自分は訪れてみたいと思っていたが、都合がつかずなかなか腰をあげることができずにいた。 それから約1年後、まさに自分が携わったフリーペーパーを相棒しばてんさが見て同じように衝撃を受けて友人と訪れ、そして感動し山を登りたいと思ったそうだ。 しばてんさんはその足でモンベルショップで必要最低限の登山道具購入。 次の日には、高知の岳人が口を揃えてキツイという鷹羽ヶ森に初登頂、ボロボロになって帰ってきという。 聖神社の話しは、しばてんさんと何となくしていたので、その数日後にお誘いの電話があり、ようやく訪れることができた。 そのときの衝撃と感動は今でも忘れられない。 そして眺望所で偶然YAMAPユーザーのコータローさんと出会った。 「山登りは勝ち負けじゃないから山で会う人は皆さん朗らか」という何気ない一言に感銘をうけ、しばてんさんの山行に付き合う内に自分でも信じられないくらい山にハマってしまった。 正確には山登りではないが、間違いなく全てはここから始まったのだ。 山を始めて一年が過ぎようとしている。 あのときの感動を忘れられず今、同じルートを辿って何を見て何を思うか知りたくて再訪した。 あのときには見えていなかったモノが次々と目に飛び込み、身体に染みてくるのを感じる。 2年目も新しくここから始めよう。 さあ!次の山はどこだ!
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