活動データ
タイム
10:17
距離
11.2km
のぼり
1243m
くだり
1243m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る雪山のバリエーションなんてのは、やる前から成否は決まっている。時間的な制約がある中で一つのルートを完登するには、そのルートと自分たちの力関係を冷静に見切り、変化する状況の中で柔軟に対応する、そういった計算が要求される。 今回は急造パーティなのだから、いつも以上に事前に互いの了解事項だとか、ルートに対する認識だとかをもっと詰めておくべきだった。それを怠り安易に「いけるんじゃねえ?」で行って登れるわけがない。 私とchimneyの体力でこのルートを2日の速攻で落とせるかどうかは結果が物語っている。もう一日必要だった。それならば、私らより強いパーティの後塵を拝するにしてももっと深くこの美しいルートに浸ることが出来た。難しいところ、危険なところ、それゆえ楽しいところに手を触れることなく来た道を戻らなければならない。それは悔しいことだ。 小柄なChimnyに20キロを背負わせて3日のルートを2日で行けと言うのが、そもそも無茶な話だった。いつもSHINとかKENとかバターナイフとかの男連中とつるんでいたおかげで、彼女も当然そうだろうと思ったのがそもそもおかしい。 そのむちゃぶりに黙って答えた(黙っては無いか)彼女の気合と根性は中々感動的なものがあり、これに懲りずにまた一緒に登ってくれたらいいな、なんておもっている訳だ。 まっ、なんにせよ、早いうちにこの借りを返しておかないことには脳みそが腐りそうなので何とかしたいと現在あれこれ考えている最中である。
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