蓮如山～鷹落山～動山周回　　西俣への廃道を下る

　動山頂上、直下付近は、まだ雪が多く残っていた。雪が固くしまっている時間に通り過ぎようと思い夜明けとともに歩いた。雪は固くしまっていた。昔この逆コースを歩いたことがあるが、もう２０年以上も前の話だ。動山より青年の家（今はありませんが）方面へ下り、中町の足比売神社へ下りる分岐を通り過ぎた辺りに、西俣へ下る標識があったはずだが標識がない。仕方なく傾斜の緩やかになった所を下るも、もう道とは言えず、アドベンチャー気分でやっと降りてきた。どうも廃道になったようだ。やっと林道へたどり着いたが、ここからがひどかった。雪が多く、雪も緩み、膝下までであったが、ごぼり難儀した。登山口の標識もなくなっていた。車道へ出、やれやれ一服と思ったところライターがない。ガーン一気に疲れが出た。雪に足が取られ転んだ時に落としたのか。西俣町を通ると家は５～６件あったか。、畑に精を出しており、こんな所を一人テクテク歩いていると、みなに声かけられた。聞くと登山道は廃道同然となり標識はとりはずしたとのこと。しかし、地元の人にとって、こういうところを下りてくることに対して非常にうれしいことだと、喜ばれられた。整備して、また標識を建てたいものだと話していた。また、みな口癖のように、送るよといってくれたが、ここまで歩いたからと丁寧におことわりし、気持ちだけうれしく受け取った。 　里はもう春なのにね。