活動データ
タイム
06:15
距離
4.8km
のぼり
635m
くだり
632m
活動詳細
すべて見る30年ぐらい前、この近くに住んでいた。山をやっていたわけではないが、登った記憶がある。記憶があると言っても、頭に残っているのは、岩の上で弁当を食べたということだけ。何か思い出すことがあるかも知れないと登ってみた。・・・・・・・・・・何も思い出さなかった。 スマホを谷底に落としてしまった。昼食を摂ろうとザックを肩から下ろした瞬間、スマホケースから落ちた。実はよく落とす。スマホは岩場をズルズルと滑りながら落ちていく。あっと思って追いかける。が、岩場の端から落ちて見えなくなった。なぜか落ち着いている。安全を確保しながら探しに降りたが見つからない。諦めよう。大ショック。 すぐ下山してAUショップに行こうかと思った。が、山の中である。体力をつけるためにとりあえずメシを食う。食いながら色々考えた。スマホを新しく買うのに金がかかる。今回の山ナビがすべてパー。電話番号やメルアドを一から入力しなければならない。等々。気が重たくなったが、食欲はあった。 食後、落ちたところをじっと見た。道ではないが歩けそうなところがある。ちょっと遠回りしてその歩けそうな所を捜してみた。見つからない。これ以上進めないところまで行って捜しながら戻った。 その時、歩いていたところから2mぐらい下に何か光る物がある。ひょっとしてと思って降りていったら、あった。思わず「山の神様ありがとう。」と言ってしまった。傷は多くあったが山ナビも作動していて壊れていない。本当によかった。 嬉しくて嬉しくて有頂天になったがここで興奮してはいけない。、落ち着いてゆっくり下山するのであった。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。