活動データ
タイム
04:34
距離
11.0km
のぼり
1185m
くだり
1195m
活動詳細
すべて見るGW前半の天気予報では、東海地域は5/3までは晴天が続くとのことでしたので行楽がてら山へ出かけることにしました。近くに妻籠宿・馬篭宿がある好立地から行先は「南木曽岳」に決定。この前は南木曽岳から大川入山に行先変更したので、もう一度南木曽岳にチャレンジです。 私が南木曽岳を訪れるのは、今回で2回目。1回目は2年前のGWに登りました。今回南木曽岳に行ってみて前回登った時と山の印象が違うなぁと感じました。主な原因はやはり昨年7月に大きな被害をもたらした大雨の影響でしょうか。沢沿いには流木が転がり、今なお爪痕を感じさせられました。 登山道は非常にしっかり整備されていて、危ない所にはハシゴが架けられているので危なげなく歩けると思います。最初のうちはそれ程傾斜もきつくないのですが、結構急こう配な登山道が続きます。距離はそれ程長くないので、ゆっくり歩を進められるほうがいいでしょう。 山頂は、「えっ、ここ?」って感じの佇まいです。山頂を示す石碑がポツンと立っていて何とも物寂しい雰囲気です。しかし、南木曽岳の魅力はここからです。山頂から5分位あるくと避難小屋が見えてきますが、その先に北アルプス・中央アルプスが一望できる展望台があります。展望台には6人位が腰を掛けられる机?(椅子?)が3卓ほどあるほか、近くの岩場も割と平ですのでここで食事をされていらっしゃる方が多かったです。 それにしてもここからの眺望は素晴らしい!!もう少し空気が澄んでいるともっとはっきり山並みが見えるのでしょうが、それを割り引いても御嶽山・乗鞍岳・穂高連峰・中央アルプスを見渡すことができるのは最高です。 下りの途中に摩利支天という岩場がありますが、ここもおすすめポイントです。天気が良ければ恵那山が真正面に見え、なかなかの景観です。高度感はありますので、高い所が苦手な私は結構ビビッておりましたが。 下りは傾斜も急で難所が続きます。しっかり整備されてはいますが、急坂とハシゴが続き、私の膝は大笑いしていました。南木曽岳の下りの印象は、①藪漕ぎが続く②ハシゴ場など急なくだりが続く③顔の周りに寄ってくる虫が多い、の3つに集約されます。特に③の虫には悩まされました。あれは何の虫なんでしょうか?虫よけスプレーをしても今一つ効果がなかったです。どう対策すればいいのやら。 藪漕ぎも思いのほか強烈でした。笹原が広がる景色は好きなんですが、藪漕ぎとなると話は別で、段差があったりして転びそうになるので大変でした。 下りは大体2時間ぐらいでしょうか。その間、ずっと急坂が続きます。いつもは景色を見て歩く余裕が多少なりともあるのですが、今回は下を見っぱなしでした。上を見ているといつ転ぶかわからないので、足元慎重に下りました。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。