活動データ
タイム
05:41
距離
12.6km
のぼり
1095m
くだり
1094m
活動詳細
すべて見る昨日、藤原岳を登ったばかりだったけど今日は1日天気がよく気温が高いので山ヒルが冬眠から覚める前にもう1座行こうと思い付きであまり下調べもしないで竜ヶ岳へ行ってきました。 車を宇賀渓キャンプ場に止めました。駐車料金と入山協力金込みで500円。 登りは遠足尾根ルートにしました。尾根に出るまで急登が続きました。尾根に出てからも登りはあるもののそこまで急ではなくなりました。ただ昨日の雨のおかげで登山道が泥状態になってました。ゲイター装備しました。笹原にでたところで雲が流れてきてほどなくして完全に雲の中に入りました。あ~涼しいなんて思うのもつかの間ですぐに寒くなってきました。下界は最高気温が20℃を越えるというのにね。雪は昨日の藤原岳と同じく竜ヶ岳も同じく山頂付近の雪がまだ溶けずに残ってました。登山道にも雪が残っててどれが道かと立ち止まったり、雪解け水が登山道に流れてちょっとした川になってたりと歩きにくかったです。 山頂に着いた時も雲の中でまったく眺望がありません。時間も早かったのか独り占めでした。眺望がないとやることないです。そのままいても寒いので「せっかく来たのに」と思いながらも下山をすることにしました。下山のルートをその場で石榑峠がコースタイム1時間と他のルートより短いことで簡単なのだろうと遠回りですが迷うことなく決定しました。この下調べなしの安直な思い付きがあとで物凄く後悔することになるとは… 笹原をしばらく歩くと土が砂のような細かい粒子となり滑りやすかったです。さすがに登山靴でも滑りました。またところどころ登山道が長い年月で流出したのかわかりませんがえらくえぐれたようなところもあり、ロープでほぼ垂直のところを降りたりと大変なルートを選んでしまったと思いました。でも本当に大変なのはもっとこのあとに… 石榑峠に出ると一般道にでました。滋賀県と三重県の県境の道路標識もありました。ただ一般道といっても廃道になってて県境に鎖で車が進入できないようになってました。廃道といっても舗装路なので歩きやすかったです。昔はここに車やバイクが走っていたのでしょう。このまま宇賀渓まで帰れるんだろうか… そんなことなかったです。再び登山道が始まりました。沢のそばを歩くルートです。ここからが本当に大変なルートです。沢を何回も渡りました。始めは水がきれいだと写真を撮る余裕があったのですがそんな余裕はすぐになくなりました。登山道が崩壊しててロープをつかんで進む箇所がとにかく多かったです。沢を渡りロープをつかんでを何度でも繰り返しました。また沢を渡る前後でルートがわかりにくく気づいたら間違えてることも何度もあり赤い目印を探してはこっちかと引き返すことが多かったです。極めつけは垂直にはしごがかけてありました。もう嫌だ。はしごを降りると長尾滝にでました。別にこの滝を目当てに来たわけではなかったのですが少し苦労が報われた気がしました。長尾滝を過ぎても沢渡りにロープつかむところも多数ありと試練の大連続でした。 長尾滝は本当に見れてよかったです。ただ万年初心者の僕には長尾滝のためにこんな大変な思いをするのならもういいです。なので写真も撮ったし、目にもしっかりと焼き付けてきました。 遭難することなくけがすることもなく無事に下山できて本当によかったです。石榑峠経由を選択したことにも、そもそも下調べをしなかったことにもとても後悔しました。すべては初めての山を下調べしなかった僕に非があります。 鈴鹿7座10座踏破まであと7座。 他の山にもこんなに大変なルートがあるんだろうか… タイムメモは始めのうちしか取ってなかったのでなし。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。