活動データ
タイム
04:43
距離
5.9km
のぼり
646m
くだり
649m
活動詳細
すべて見る【アクセス】 4月15日に立山黒部アルペンルートが待望の全線開通。時刻表ではケーブルカーの始発は7時ですが、昨年は混雑を避けるためかそれ以前から臨時便が出発していました。今日は除雪の関係で早朝臨時便はありませんでした。立山駅から室堂までの料金は往復4,310円です。アルペンルートは連休終了までの土、日曜日、連休中はかなり混み合うことが予想されています。立山駅の駐車場が満車となったり、乗車券の発券制限もあり得るようです。 【天気】 晴れ〜曇り 【コース状況】 積雪は例年並みのようで室堂から一ノ越まではまだ雪がタップリとありました。一ノ越以降の稜線は雪は少なくなりクラストしていました。雪と岩とのミックスとなりますが、雪の状態が気温によって変化しますので、雪面の状態とアイゼンを効き具合の確認が必要だと思います。 【感想/記録】 立山黒部アルペンルートが4月15日に全線開通となりましたが、初日の天気予報は曇り〜ガス〜雪。平野部でも曇りのち雨の残念なお天気でした。初日に立山へ行くのはあきらめ、お天気が良さそうな日曜日に決行することに。土曜日の室堂のライブカメラは真っ白で何も見えずにもかかわらず、ケーブルカーが最大120分待ちと、アルペンルートのホームページに掲載されており、新聞では初日の入り込み数は5,000人以上と人気がありますね。お天気が悪かったので、日曜日にしたのは正解でしたが、でも日曜日に早い時間のチケットが入手できるか不安が。 5時半過ぎに立山駅に到着するとチケット売り場には200人以上の列ができており、販売は6時から始まりました。1時間近く並んで7時10分発臨時便のチケットが購入できました。昨日は悪天候で雪が降ったため、未明から高原バスの除雪作業中で、今年は7時前からの早朝臨時便はありませんでした。朝食を食べるために駐車場へ戻る途中に、富山地鉄の電車が到着しチケットを購入するため、血相を変えて走って来る多数の方々とすれ違いました。 室堂に到着し登山届を出し準備をして8時半過ぎに出発。室堂の朝の気温は-2℃程、お天気がよく暑くなりそうなので、ゆっくりと歩いて行きました。アイゼンを付けていると昨日の新雪で、ちょっと歩き辛くなっていましたが、幸い先行するバックカントリーの方々のトレースを追います。一ノ越手前は斜度が急になりますが、ジグザグに登って、9時半頃に一ノ越に到着。 稜線に出ると風が強くなりましたが、幸いまだ雲は少なく槍ヶ岳や穂高連峰まで見えました。ピッケルと厚手のグローブ、バラクラバ、ヘルメットを装備して出発。稜線上は雪は少なく雪と岩のミックスで歩きづらくなります。雪の表面はクラスト、下は少しもろい雪の最中(もなか)状態でしたが、アイゼンの効きはまずまずでした。一ノ越からちょっと登ったところが斜度が急でしたが、あとはなるべく雪が続いているところを歩くようにして高度を上げていきました。 高度が高くなるとやっぱり息が苦しくなり立ち休みしながら登っていくと、10時半頃に山頂に到着。ザックをデポして雄山神社まで登り、今年の山行の安全を祈願させて頂きました。ちょっと雲が多くなってきましたが、剱岳、後立山連峰、槍ヶ岳、穂高連峰、黒部川源流の山々が見えて、今年も4月に立山に来て良かった。頂上も風がちょっと強いので、社務所の横で昼食を食べましたが、じっとしているので寒くなってきました。なので、せっかく頂上まで来てもったいなかったのですが、11時10分前に下山を開始。 下山は楽だと思っていたら、標高を下げるにつれて富山県側からの風がドンドン強くなってきて、雪や氷の粒が顔に当たって痛くてたまりません。三ノ越から下った付近が一番風が強くて、一時は耐風姿勢でないと身体が持って行かれそうでした。ここからは斜度が急になるところもありましたが、なんとか一ノ越まで降りると気温は少し高くなったものの、まだ強い風が吹いています。取りあえず装備を換装し、デポしておいたストックを回収して室堂平を目指します。途中で振り返ると立山の頂上付近はガスに覆われていました。大汝山方面に行かず早く下山して良かった。 ちょっと高度を下げると風もちょっとは穏やかになり、ベンチレーションを全開し歩いて室堂山荘の前で、アイゼンを解除してちょっと休んでからエンマ台へ。ここでも立山,別山、剱岳の頂上付近はやっぱりガスに覆われており、風もちょっと強かった。みくりが池温泉のベンチで昼食の残りを食べてから、室堂ターミナルにゴール。 時間があったので今年も雪の大谷へ行きましたが、室堂ターミナルから観光客でごった返しており、大変な人々の賑わっていました。富山市中心部の商店街よりも確実に賑わいはありましたね(笑)。ここで温かい飲み物等の出店の商売をしたら儲かるでしょうねぇ。今年の雪の大谷の最高点は19m、昨年は13mだったので例年並みの高さのようで、下から見ると見上げる高さです。室堂からは14時発の臨時便のバスに乗れたのでラッキーと思っていたら、美女平駅のケーブルカーは30分ほど待たされて、結局立山駅には3時半過ぎに到着。今年もお天気の良いうちに立山へ登頂できて良かったです。 登山指導員の方に尋ねたところ、雷鳥沢キャンプ場はテン泊は可能ですが、管理棟はまだ開いていませんので、水とトイレは使えません。ゴールデンウィークまでには管理棟が開けば水とトイレも使えるようになるとのことでした。今年は雪が多いので作業は遅れるかもしれません。 【注意点】 雪は弱層があり雪崩れに注意とのことでしたが、今日見た限りでは雪崩れたところやデブリはありませんでした。新雪の下の雪締まり気味で、踏み抜くところもありませんでした。しかし、気温が上がると雪が腐ってアイゼンが効きづらくなったり、踏み抜く事もあり得ると思います。心配な方はワカンを持っていた方が良いと思います。今回は念のため持って行ったワカンは使用しませんでした。 晴れていると紫外線がかなり強いのでつばのある帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、ネックゲーターなどの日焼け止め対策が必要です。今回は昼前から曇りになったので日焼け止めクリームで大丈夫でした。 アルペンルートの乗り物は、アイゼン、ピッケル、スノーシュ、ストックなどはカバーなどで保護する必要があります。 富山県の条例で11月と4月~5月に登山やバックカントリーで立山に入山される方は、入山届の提出&ビーコン携帯が義務化されています。 今回はビーコンを持って行きましたが、特にその有無のチェックはされませんでした。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 795 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 79 スタンド( 1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 15 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 125 ウォーキングの距離(km) 17.3 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 23,287 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 55〜129 体重 63.2 -> 62.2
活動の装備
- オークリー(Oakley)★ オークリーOAKLEYサングラスFLAKJACKETフラック ジャケット 03-897
- マムート(MAMMUT)Skywalker2
- ビーシーエー(bca)TRACKER3(トラッカー3)3アンテナアバランチ ビーコン】
- マムート(MAMMUT)Climb Jacket AF Men
- その他(Other)Sport38mmシルバーアルミニウムケースとホワイトスポーツバンド
- モンベル(mont-bell)GORE-TEX アルパインスパッツ
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
- モンベル(mont-bell)LXF-12アイゼン
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- マウンテンハードウェア(Mountain Hardware)ダイアティッシマ35
- サーモス(THERMOS)山専用ステンレスボトル FFX-500
- バーグハウス(berghaus)チベッタ ジャケット
- サロモン(SALOMON)BRILLIANT PANT UNION BLUE
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