活動データ
タイム
05:28
距離
14.5km
のぼり
1323m
くだり
1322m
活動詳細
すべて見るもともと忠霊塔は地元限定の存在にすぎなかったように思うが、いまや富士山とセットで日本を代表する風景として海外にまで知られている。春は桜、秋は紅葉が彩りを添え、魅力を増す。 三ッ峠にはこれまで天下茶屋手前の最短コース、河口浅間神社を起点に母の白滝を巡るコース、大月笹子から清八丁を経るコース、西桂からの信仰のコースから登ったことがある。相方がリサーチし、忠霊塔からのコースがあることを知り、折しも満開の桜を楽しめるとあり、このコースに決定する。コースタイムは7時間ほど、遅くとも午後3時までには帰宅する必要があり、余裕をみて、朝6時には歩き出したい。 家を朝5時に出発し、6時前に新倉浅間神社の駐車場に到着する。イベント中のためか駐車料金がかかる。そして、この時間なのに駐車場は8割程度が埋まっている。忠霊塔目当ての人たちは日中じゃないかと思っていたが、完全に認識不足。 駐車場から階段を登り、まずは忠霊塔を目指す。たくさんの満開の桜に目を奪われる。忠霊塔奥の展望台にはカメラを構えた人がびっしりと陣取っている。全く動こうとしない。何とか体をもぐりこませて、おなじみの構図でシャッターを切る。 まずは新倉山を目指す。道はよく整備されている。程よい勾配の坂道を気持ちよく進んでいく。1時間かからずに新倉山山頂の標識に出くわすが、地図を見ると、山頂はもう少し先。そこまで行ってみると、御殿という場所らしい。単独の女性と犬連れの男性がいる。女性は忠霊塔へ、男性は三ッ峠方面へ行くらしい。 御殿から大きく下るが道が荒れている。ロープが張られているが、あまり役に立たない。下りきると今度は登りになるが、2箇所ほどやはり荒れた急坂がある。全体を通じて、注意を要するのはこの3か所くらい。 三ッ峠から天上山へいたる尾根道にでると、トレランに絶好な歩きやすい道になる。勾配もさほど大きくなく快適に歩く。右手に鉄塔を過ごし、Z型に大きく方向を変えながら標高を稼ぐ。再び平坦な道をぐんぐん進んでいく。開けた笹原となり、母の白滝と三ッ峠山頂との分岐に出る。ここから先、日蔭にはいくらか雪が残っている。15分ほどで山頂に到着する。 出発した時には見えていた富士山は完全に雲に隠れてしまっている。山頂には5人くらいの若者のグループが休憩をとっている。石碑の先に富士山をイメージしながら写真をとり、早々に復路につく。 新倉山への分岐点までは爽快に飛ばしていく。分岐から荒れた急坂を慎重に下り、そして登りかえして新倉山山頂の御殿に到着。寛ぐ人たちで賑わっている。そして再び忠霊塔へ。あいにく富士山は見えなくなってしまったが、展望台はさらに多くの人でごった返している。 もう一度写真を撮り、駐車場へと急ぎ山行きを終える。
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