活動データ
タイム
06:20
距離
10.8km
のぼり
940m
くだり
938m
活動詳細
すべて見る三重県側なので今畑登山口からスタートを選択、ナビは河内風穴にセット。河内風穴の奥に進むと車庫のような廃屋が数軒並んで建っているところの向かい側が今畑登山口でした。駐車は前後の待避所のような広いところに路駐です。9時前到着でほぼ9割がた埋まってました。 ここは以前、ヨッシマンさんのレポで見た異世界のような、また月面のような荒涼としたカルスト地形に憧れていたお山です。 福寿草も見られたらいいな(^^;)。 登り始めてすぐに着くのは今畑集落跡、打ち捨てられた廃屋が並びます。ちょっと不気味なのでそこそこに通り過ぎます。以前のレポにあった福寿草は終わっているようです。続く樹林帯は新緑が出始めて陽光に輝きとっても綺麗、なだらかな登山道です。 樹林帯が切れると、カレンフェルトが剥き出しの急登路が現れます。ここからは眺望も広がり琵琶湖や山稜が一望できるようになります。 急登路はザレザレで滑りやすくかなり危険、手を使わないと登れないような斜度の所もあり石灰岩を足場にできるルートを慎重にたどって行かないと滑落の危険があります。 私はルートミスで土の山肌のところに出てしまい、危うく滑落しそうになりました(^^;)。 これを登り切ると山頂へのなだらかな稜線が見えてきます。石灰岩のゴツゴツの上を歩く事になるので捻挫に注意です。 この稜線ぞいに福寿草の群生が見られます。山ガールの歓声ががあちこちで聞こえ、ちょっとした福寿草まつりになってました。山歩きって楽しい!(^^;)。 稜線を進むとここ特有の景観が増してきます。低山なのに草木がなくカレンフェルトが剥き出しです。気候性なのか鹿の食害なのか、同じカルスト地形の藤原岳ともまた違った趣の風景です。今日は快晴で月面を歩いているような気分にはなりませんが圧倒される景観なのは間違いありません。 下山路の汗ふき峠までは危険なところもなく普通の登山路です。落合までは渡渉が1ヶ所、また途中でトレースが消えるところがあるので斜面への迷い込みに注意です。渓流沿いに下るので道迷いまでには至らないと思います。
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