活動データ
タイム
18:59
距離
25.6km
のぼり
2329m
くだり
2328m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る4月の始めに大雪で撤退した、中央アルプス・空木岳へ再訪です。 快晴に恵まれ、出会った登山者は1名。 とても静かな山行で、稜線~山頂は独り占めでした(^-^) 今日も駒ヶ根の麓から池山尾根を登ります。 超朝駆けで0時前に駒ヶ根インターを出発。 先日は標高1000m程の林道下から積雪ありましたが、この日は林道終点登山口でも雪は皆無。 1500mあたりから積雪が見え始めました。3週間で500m分は雪が溶けたようです。 南アルプスの展望が素晴らしいマセナギまではやや踏み抜きました。 難所の大地獄~小地獄あたりで日の出を迎えます。 大地獄は階段と鎖場の連続ですが、雪に隠れていたのはほんの一部で、かなり溶けていました。 所々アイスバーンがあり、下りは特に気を使いました。 小地獄は、以前より滑落事故多発の夏道トラバースが通行止めで、選択肢は直登のみ。 直登は斜度70度以上ありそうな雪壁で、滑ったら下まで滑落し、タダでは済まなそうです。 先行者の方の話では前日にパトロールの方がステップ切ってくれたとのことで、非常に助かりました。 ただ、登りは雪が締まりステップは固まっていますが、下りは日中の気温上昇でかなり崩れていました。 踏み固めながら降りましたが雪質が柔らかく難儀し、通過にはかなり緊張しました。 残雪期、このルートの核心箇所は、雪質が常に変化するこの小地獄の直登ルンゼかと思います。 2度、足場が崩れて宙ぶらりんになりましたが、落ちなくて良かったです。 ヨナ沢の頭からの樹林は比較的平坦で、大小地獄の難所との比較から散歩道と呼ばれており快適。尾根上の脆い雪庇と尾根下のトラバースに気をつけました。 空木平分岐からカールと駒石と山頂を眺めながら、誰もいない稜線の雪上を気持ちの良く歩きました(^^)v 快晴の山頂からは全部丸見えの360度大展望! この日に来て良かった(^-^) 同じ中央アルプスでも木曽駒ヶ岳はいつも人が多いですが、空木岳は山頂まで遠く、難所もあるので、積雪期に登る人は限りなく少ないです。 今回の山行目的は白く染まった稜線と山頂を独り占めすることでしたので、実現できてとても満足いく山行でした(^-^) また、無雪期の賑やかな時期にも行きたいと思います。
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