活動データ
タイム
08:39
距離
11.5km
のぼり
1207m
くだり
1203m
活動詳細
すべて見る5月5日はピーカンの予報。 青い空には三嶺が似合う、ということで高知県側からの最短コースで三嶺に登った。 白髪山~三嶺へは11.4kmとお手軽な距離だが、尾根通しのルートは行き帰り共アップダウンがキツイのが玉に瑕。 ここ最近、まったり登山が多かったのでイイ刺激になりそうだ。 ■出だしから? 白髪山分岐への林道登山口までは約20分の林道歩き。 早朝のため、かなり肌寒いのでウォームアップには丁度いい。 ほどなく登山口に到着するが、一瞬目を疑う。 登山口から斜度45度以上の傾斜にロープが張られている。 看板がなければとても登山口には見えない。 出だしからの先制攻撃にちょっとひるんでしまったが、体力温存でゆっくりと登りましょ。 傾斜はキツイが明るくて感じのイイ森をゆっくり楽しみながら高度を上げていく。 やがて、森林限界を超えると笹原と青空の素晴らしいロケーション。 こりゃイイ日になりそうだ。 ■ダイナミックに迫ってくる 白髪山分岐からは尾根通しで三嶺を眺めながら山歩きができる、三嶺屈指の名ルートだ。 ただ急峻なアップダウンを繰り返す上に土が緩い箇所が多く、滑りやすいので慎重に。 ゆっくりと、しかし確実に迫って来る三嶺の山容はダイナミックで素晴らしい。 やがてテキサスゲートを越えると、頂上直下の鎖場だ。 鎖を結んでいる杭がグラグラ(ユラユラとグラグラは怖いってば)してるので、しっかり安全を確かめて登る。 剣山系の稜線が姿をあらわし始め、さらに景色は魅力を増していく。 もう山頂は近い。 ■高知の天辺 空は雲ひとつなく抜けるように青く最高の天気だ。 東は剣山、西は天狗塚への稜線がずーっと伸びている。 どこまでも歩いて行きたい衝動に駆られたのは、多分僕だけじゃないだろう。 徳島県と高知県で二分しているが、間違いなく高知県最高地点。 高知県側にここより高い場所はない。 まるでミルフィーユのように山々が連なっている。 苦労が報われる瞬間だな。 いいなあ、いいねえ! ■大好きな場所 三嶺に来たらヒュッテの池に立ち寄らない手はない。 初めて見たときの感動は忘れられない、そして今回もその感動は薄れない。 笹原に池、そして三嶺ヒュッテ、この3つのバランスがとても素晴らしく、大好きな場所だ! この光景の中に自分がいることに感動してしまう。 しかも、こんなピーカンの下で! 最高だ! ■思い出の岩棚 だいぶ早めのランチをとって、早々に下山することに。 下山と行っても往路と同じくアップダウンの激しい登山道で楽じゃない、いやむしろシンドイ。 僕もしばてんさんも口数が少なくなり、うんざりする頃にようやく白髪山に到着。 三嶺でヒュッテの池が欠かせないように白髪山でも絶対に寄っていきたい場所がある。 山頂の北側にある大きな岩棚、通称「北のテラス」。 三嶺から天狗塚への稜線は、ここからの眺めが一番キレイだ。 そして、この岩棚に立つと世界の天辺にいるような気にさせてくれる。 昨年、ここで撮った写真が僕の中では今もNo.1。 今日も去年と同じように空の青がイイ。 さて今回はどうだ? …いいね! 障害物と化した木段に苦労しながらも無事下山。 お疲れ様でした。 本日の温泉は、お馴染み龍河温泉。 残念ながら5月15日から日帰り入浴は午後3時からとの事。 ツルツルのお湯が疲れた身体に染み渡るねえ。 さあて、次のお山はどこにする?
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