いわき市の山、天狗山、三大明神山

一人湯の岳へ車を走らせ天狗山と三大明神山へ向かった。 林道に入るとあちこちに地震の爪痕がそのまま放置されていた。歩きながらウドやタラの芽を探しているうちに林道の行きどまりまで来てしまった。戻りながら登山道を探したら小さな木に赤色のビニール紐が垂れていたが胸までもある笹薮で登山道とは言えない趣であったが、その先にも赤いテープがあったのでおいらは踏み入った。この道しるべは分かりやすく次々と道案内をしてくれた。しかし歩けど、歩けど目的の山へ遠ざかり、また道は歩くに耐えられない藪であった。 また元に戻り林道を引き返した。するとまた今度は赤茶のビニールが垂れていて狭いながらも登山道の形を成していた。 前のテープは営林署の管理用目印であった。 気持ちが晴れ、訳なく天狗山と三大明神山を登り小雨の中、車まで戻った。