活動データ
タイム
04:27
距離
7.2km
のぼり
560m
くだり
560m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るもんじろう一家、GWは稚内にキャンプして道北を堪能しておりました。 宗谷って…あんまり山ないんですね。 丘陵地帯で、山がないけど、ダイナミックな地形。次は氷河地形のフットパスを…と思いつつ。 初の道北進出、せめてひとつくらい山に登らせてくれ!と交渉して、お地蔵様が選んだのが中頓別の敏音知(ピンネシリ)岳。ファミリー向けだ!というので、宗谷から2時間かけて登山口へ。 道の駅ピンネシリが登山口です。道の駅の向かいに温泉もあるので、下山後が楽しみ♪ 登り始めは曇っていましたが、だんだんと晴れてきて、歩いていると暑いほどです。が、背の高い木の森の中を抜けて本格的に登りが始まると、登山道には残雪が。踏み抜くところもありますが、注意すれば大丈夫。残雪が増えてきたところで軽アイゼンとつけます。 残雪部分の傾斜でところどころ滑るので、お地蔵さまがブツブツ言い始めます。 わたし的には先日の夕日岳に比べたら、そんなに大変ではないのだけど、3月末の藻岩山円山以外に雪のある山に行ったことがないお地蔵様は斜面に滑り落ちるのではないかという恐怖が募っていたらしい。(ここでフォローできていればよかったT-T) 軍艦岩まで来た時にはぴーかんになって、見渡す景色が見事です。ペンケ山パンケ山、その向こうの海、わくわくします。 軍艦岩からは敏音知~松音知岳への稜線が見えてワクワクします…が雪の斜面が待っていました。 雪自体は、ぐしゃぐしゃでもなかったけれど、そんな雪斜面に遭遇したことのないお地蔵様にとっては恐怖以外のなにものでもなかったらしく、ひとつめの急斜面を登りきったところで、もうダメだ!と言い出しました。 命の危険を感じる!命をかける山じゃない!撤退する勇気も必要だ!と励ましてもなだめてもすかしても首を縦にふりません。 しかたない。 下りるしかない。(TДT) 泣く泣く撤退。下山開始します。 下りはあっという間でした。 あとから話を聞くと、私が「大丈夫、行けるよ!がんばろう!」と言わなければ山頂まで行けた気がする、と。 なんだそれ?(怒)とその時は頭に来ましたが、戻ったキャンプ地の風速12m超えでテント吹き飛ばされそうなほどうるさくて眠れない中、つらつらと考えたのですが、お地蔵様の信頼を得られるような山登りをしていないんだな、と反省。雪のある山ほとんど未経験のお地蔵様への気遣いが足りなかったし、助言や提案もぜんぜん足りなかった。ほかにもいろいろありますが一番の敗因は私の未熟さにあったんだ、と猛反省です。 山頂を目の前にして、手が届かない悔しさは残りましたが、またリベンジだ!と心新たにしました。
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