活動データ
タイム
07:00
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見る2014年9月27日の御嶽山登山です. あれから8ヶ月が経とうとしています。 ヤマップを知って迷いましたがここに 少し公開します。 この日は三岳側の黒沢口中の湯からいつものように8名で 登山開始しましたが駐車場もこんなに多くの車が 有るのは初めてでした。 それだけ登山者が増えていたのでしょうが 初めて御嶽山へ登る人が多かったように思われ 特に若いグループははしゃいでいました 計画では女人堂から三ノ池、五ノ池、魔利支天岳ピストン、賽の河原 二ノ池、剣ヶ峰、中の湯と周遊する予定でした。 順調に女人堂から三ノ池へここでいつもはしない硫化水素の匂いが少ししていましたが 風の影響でしていたのかなと思っていました。 そのまま五の池小屋へ そして魔利支天岳へ ここは往復1時間ほど掛かり 予定より少し遅れていました。 そんなわけで二ノ池で少し早いが昼食とし、メンバーで楽しんでいました。 さあこれから剣ヶ峰へ行こうと準備している時に突然一ノ池後方から一面に白煙が 上がりその後噴火とともに黒い噴煙が上がり剣が峰は飲み込まれていました。 そして噴火は収まらず何度も噴煙をを上げていました。 そこに居る登山者たちは誰も噴火だとは最初思わなくて ボーっとしていたように思われましたが私は噴火だと思い、真っ先に二ノ池本館の扉を開けて 大声で石が飛んでくるからすぐに入れと叫んでいました。 (後で撮った映像を見ると実際無数の噴石が二ノ池近くまで飛んでいました) 外の様子を見ると分厚い火山灰が二ノ池の斜面を滑り落ちて来たので ここも危険と判断しメンバーにここから五の池へ避難すると指示し すぐに外に出て避難しましたがその間も噴火音、噴石音、雷鳴が 背後からしていました。当たったら仕方ないと開き直っていましたが 賽の河原避難小屋でメンバーの安全確認をし、ヘッドランプを点けて 外に出ると暗黒の世界のように猛烈に火山灰が降り注ぎ何も見えませんでした。 すぐにタオルで口を塞ぎ、そしてヘッドランプの明かりが唯一の避難する手立てでした。 判っているルートなので一番安全なルートで行ける尾根ルートで魔利支天分岐まで来ると少し視界が開けてメンバーこの時生きれたと安堵していました。 五ノ池小屋へ行くと避難してきた登山者で混乱していましたが 小屋番のIさんを探して情報を聞き、濁河温泉なら大丈夫ということで 下山しました。 私たちは運良く無事に下りれたのはただ運が良かったに過ぎません。 少し遠回りして時間が遅くなり剣ヶ峰まで行かなかっただけです。 30分早く登っていたらメンバーはただでは済まされなかったと 思います。 そして亡くなられた方々の冥福と行方不明の方々の一日でも早い発見を 祈るしかありません。 ※定かではありませんが7月に五ノ池小屋が再開するようなので 再開したら行きたいと思います。
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