活動データ
タイム
38:19
距離
88.3km
のぼり
6208m
くだり
6156m
チェックポイント
活動詳細
すべて見るこの縦走計画は無謀だったのか?(ぱくり) 街行くミニスカートのチャンネーの太ももを眺め初夏を感じ、いよいよ背振山系全山縦走を予定していたGWがやってきました 計画を思い付いたのは2月頃半ば位だろうか?それから背振山系全山縦走について調べ出した そう思ってた矢先、偶然ヤマッパーのはるるさんから背振山系全山縦走を分割で縦走しませんか?とメッセージを貰う、即答で参加をお願いする 元々道迷いとかでタイムロスはしたくなかったので分割して下見をする気はあったので、その後自分達だけでフルコース全部は繋げてみた まだ準備は足りない、縦走を歩ける脚を作らなければ行けない、1day17やったり宗像4塚ピストンしたりと完璧に準備はした 最大の問題はパートナーであるいずみさんが、この距離の縦走になると普通にザックを担いで歩くのはムリだという事 去年の末に皿倉山〜宝満山やった時もザックが重くて歩けなくなり結果自分がザックを持ってやったりして、いずみさんにとっては修行みたいになってしまった😭だからと言って俺がテン泊装備持って2人分の食料水を担ぐのもムリなので😇 今回は修行じゃない楽しい縦走にしたかっので、計画はこうだ まず、縦走前日に荒川峠に車で行きテントをデポ!その後、背振山頂に行きそのまま車を置いて行き2日目は車中泊とし、歩いて下山してバスで家まで帰ってきた いよいよ明日から縦走スタートだ 1日目 【朝定食とiPhone先生の勝ち】 虹の松原駅→鏡山→城山→十坊山→浮嶽→女岳→荒川峠テン泊 始発のバスで地下鉄藤崎駅に向かい、そこから虹の松原駅と向かう 車窓から通過するであろう山々が見え気持ちも引き締まる 虹の松原駅に降り立つと、登山者の男性3人と挨拶を交わす(多分この人達も縦走なんやろーな思いながら、このグループの方々とは後で山の中で何回か会いました、やはり縦走計画でした、他にもGWとあって割と多くの方々が縦走されてました) この計画は【季刊のぼろ】に特集されてたのでその軌跡を忠実に再現しようと が、しょっぱなから再現してない(笑)B型なので😅本来、駅に着くと海に向かって行きゼロタッチをするのだが、その時間あるならすき家で朝定食食おーやって(下見の時に24時間のすき家見てたので) つまり、海に行きゼロタッチするより すき家の朝定食を選んだのだ もっと分かりやすく言うとシーソーにゼロタッチが乗った後に朝定食が乗るとゼロタッチは大気圏まで飛んで行く位の軽さだった 日本人の朝ごはんって感じで美味かった ここからいよいよ山に行きますよ⤴ テクテクと歩きまず鏡山を落とす、虹の階段から下山して国道を歩き城山を目指す 途中にコンビニがあるのでここで本日必要な水、食料を買う(ついでにビールも) 城山登山口に着き登り始める ここは最初の方は踏み跡があるが山頂に近付くにつれ踏み跡が無くなるが尾根伝いに適当に行けばよい、城山を落とす 下山も同じで最初だけ踏み跡がる、その後は適当に降りるとイノシシ用のフェンスがありそこを超えると十坊山に行ける 十坊山を落とす 相変わらずの絶景だ、しばらく眺めていたいが今日は先を急ぐのとりあえず坊主岩だけ登り十坊山を後にした 続く、浮嶽→女岳は良く糸島4座で周回してるコースなので安心だ 十坊山を降りて白木峠に着き軽くパンを食べていたら雨がパラっと😅 いや今日の天気予報は晴れのはずた‼︎(いつも天気予報は4サイト位は確認してる、唯一昼から雨だと言ってたのはiPhoneの天気予報だけだった) 気にせず浮嶽へと向かう 登り始めて少ししたらカミナリが鳴り始めた鳴る間隔も早くなり雨も本格的になってきた たまらずレインを取り出した クソっ‼︎よりによって浮嶽の長い長い登りのここで雨かよ、晴れ予報やっのに😖iPhoneの勝ちだな 浮嶽山頂まで行けば小屋があるのは知ってたのでそこまで何とかクソ雨の中頑張った 山頂に着き小屋に着くと先客が1人居た、その方も基山を目指しているらしい 小屋の中でただ雨が止むの待っていてもしょうがない、いつ止むかも分からない とりあえずいずみに「メシを食え、ここで食べなければテント(荒川峠に設置済み)に辿り着くまで何も食べれないから」ザックから食料を取り出して2人で食べる 時間も押して来たので雨の中出発する、浮嶽下山開始して程なくして雨が止む よかったぁ一日中雨じゃなくて心の中でそう思い元気に歩き出す 荒谷峠にもう少しで降りる手前で、明らかにカミナリによって ま三つになってた木があった 近づいて良く見て見るとさっきのカミナリで割れたんやない?ってくらい切断面が真新しくカミナリはやっぱ怖いと認識する 天候も回復し次の女岳を目指し急登はあるものの浮嶽ほどは長くない、女岳を落とす 山頂でレインを脱ぎ濡れた身体をタオルで拭きテントを既に張っている荒川峠に向かう この下山は本当にワクワクした 何故ならデポしたテントにクーラーボックスに入れたビールやその他飲み物があり(デポしてから1日半あるのでクーラーボックスの中は板氷を2つ入れてた、溶けて生ぬるくなってないかの心配はあった) 他にも縦走が修行にならないようにクーラーボックスの中に肉、野菜を入れてBBQが出来る状態にしてた 女岳下山中いずみに ここ降りたらBBQやけんね言うていずみもさっきのカミナリ雨で体力消耗したかもやけど笑顔になる 早く下山したい 荒川峠に着きまずデポしたテントが見える 本当にうれしかった、次にテントを開けクーラーボックスの中を確認する キンっキンに冷えたビール、酎ハイがある😊ここまでの縦走の疲れが吹き飛び顔が自然とほころぶ「よっしゃぁー飲んだるぜ‼︎BBQや‼︎」 そこから焼き台(自作したやつ)に炭を入れ火をおこす、その間いずみは食材の用意や就寝の準備ザックの片付けなどをしてる しばらくしたら炭がファイヤーしてきた 「よし!いずみ肉持って来い、ビールもな」真っ暗な山の中で2人でBBQ至福のひと時だ 一通り肉、野菜を食べた後は炭をおこすのと同時進行してた炊飯してたゴハンを焼きおにぎりにして最後の〆にして満腹になったいずみに、「明日早いし今日も疲れたやろーけんもー寝りぃ」って、いずみ就寝 その後俺はまだ炭の暖があるので酎ハイを1人山の中で飲んでた 「明日が1番キツい工程だな」と考えながら 時折、樹林帯に吹き込んでくる風の音を聞きながらシェラフに潜りこんだ 2日目【5つ星ホテル】 荒川峠→羽金山→雷山→井原山→三瀬峠→金山→脊振山 朝3時に起床、起きたすぐで腹は減ってないがテントの中で無理矢理カップラーメンを食べる、今日のこの工程が2泊3日の中で1番キツい工程なので朝は4時に出発する 出発の準備も出来、テントはそのまま置いて行くので、この縦走が終わったら迎えにくるからな言ってヘッデンを付けて暗闇の中羽金山に向かい出発‼︎ ここは縦走前に同じ時間 暗闇の中下見登山してるので多少、うん?ってとこはあるものの外さず登山道をスタスタ登って行く下見登山通り河童山手前で東の空がオレンジに染まるのが木々の間から見える 清々しい朝を迎えたのと同時にヘッデンを消す 羽金山山頂直下のフェンスまで来た、もう少しだ 羽金山入り口のゲートを開けて俺の2人分の荷物が入ったクソ重いザックをデポして山頂まで向かう 晴天だ‼︎PMもなく澄み切った青空、キツかった浮嶽もクッキリと遠く山の中に浮いてるのが見える 涙こそは出ないが感動する あそこから歩いて来たのか?遠いな、よく歩いて来たな、そんな気持ちで眺める が、反対方向を見ると気が引き締まる何故なら今日必ずそこまで行かないといけない 脊振山のデカメロンが見える、歩いてきた浮嶽を見るより遥かに遠い、山頂の写真だけ撮り過去の事は忘れる、今から行く山に気持ちもを切り替える、が見るからに遠い😅 ここから長野峠までが遠い一気に高度を下げて行く、羽金山の急登を降りたすぐに水場まで5分の道票があるザックをデポして俺一人で水を汲みに行く、水場に着いてカップを取り出しガブ飲みタイム、その後プラティパスにたっぷり水を入れ登山道に戻る 分かってはいたが、ここから雷山まではジェットコースター今まで頑張って登った分を長野峠まで引き落とされる、俺の頑張って登った分を返してくれと言いたくなりながら長野峠に着き雷山を目指す 当然引き落とされた分を登らなけらばならならない、雷山までの道のりは二人とも無口だ、ただひたすら下を向き何も考えず一歩一歩足を進める感じだ、上を見ると急登の長さに心が折れる、とにかく足を前に出すんだ ひたすら登るとNTTの建物が見えた、そこの草原で大の字で少しだけ寝転ぶ、だがまだ終わりでは無い草原から丸見えの壁のような雷山山頂への道が見える、起き上がり歩をゆっくりでいいので進める 雷山を落とす、今日は晴天で山頂はいっぱいの登山者だ みんな景色をゆっくり眺めワーって感じになってる横で俺たちはまだまだ先が長いな思いながら、そそくさと雷山を後にする 雷山〜井原山は人気の縦走路だ。時期的にコバノミツなんちゃらが綺麗だから登山者で溢れてこんにわ攻撃と団体さんとの離合で遅れを取る。花を見て綺麗だなって心は俺にもあるし愛でる気持ちもある、しかし花の名前が覚えられないと言うか覚える気が無い‼︎俺の中ではコバノミツなんちゃらはミッツマングローブになってる いずみに言う時はマングローブが綺麗やね言うてる マングローブやないけど綺麗やねって返される うだうだしながら少し予定をオーバーして井原山を落とす 山頂は人だかりだ、山頂標識を撮ろうと思ってもそこから景色を眺めてるGWが故に山に登り来ました見たいな人が山頂標識の横にいるカメラを山頂標識に向けてもどく気配が無い、「写りますよ」言ってやっとどいてくれた、このあたりはやっぱ、たまーにしか山に登らない人の感覚の違いなんだろーと 山頂標識はみんな撮るので、いつも登ってる人はそこに居座らない その前の十坊山の坊主岩でも弁当を食べてる若者も居た、みんなが写真を撮りたいと思ってるとこは占領してはいけないなっと 人も多いし、ここもそそくさと撤退して三瀬峠を目指す 新村に辿り着き、水が豊富なのでここで腰を据えてカップ麺を食べる そこから三瀬峠まではアスファルト道路を歩き続ける 三瀬峠に着いて蛸也からのプレゼントは無いかと探す、なんも無い(笑) が、俺に気を使ってなんか置いて行きましょうか言ってくれた蛸に感謝の気持ちで三瀬峠から金山に入山する ここからは背振まで俺がソロでコースタイム5時間半のとこを3時間台で歩いてるのでゆるいって感覚があった、いずみと2人で登っても5時間あれば大丈夫思ってたけど 縦走2日目で俺のソロの身軽なコースタイムは全く当てにならずひたすら歩く 2人共だんだんと足の裏が痛くなりラッキーゾーンもすたすたと歩けなくなる ここからがデポのデメリットが出る、何としてもそこまで辿り付かないと寝る準備が無い どうにかこうにか歩き続けてやっと背振まで来た、デポした車が見える 満身創痍の俺たちから見たらデポした車が完全に5っ星ホテルに見える 冷暖房完備、テレビもある、すぐ横にトイレもある、無いのは風呂だけだ 崩れ落ちるようにハイエースの荷台にある布団に寝転ぶ。素足になり幸せを感じる 少し横になり自販機で買ったコーラをカップに入れ焼酎を少し入れ数口食む、あー幸せだ この直後身体に異変が出る、急に悪寒が走り(外の気温が低い訳では無い)歯がガチガチなり身体が震える、自分でも何がどーなってるかは分からない、がヤバい感じでは無い それを見ていたいずみが、まおちゃん大丈夫?って その現象は1〜2分で収まった、緊張から解放されて出た現象だったと思う 二人共予定のラーメン定食を食べる元気も無く、いずみは先に寝て俺は暫く焼酎のコーラ割りを運転席で飲んで就寝し、明日が最後だと思い眠りにつく 3日目【人の優しさに触れる】 脊振山→蛤岳→九千部山→基山→天拝山 縦走最終日ここから先も下見してる、背振山系縦走路の中でここが一番ゆるい 朝はゆっくり寝ようと思うが緊張の為か勝手に4時半に俺だけ目が覚める 横でいずみはスヤスヤ寝てる、ギリギリまで起こさないでおこう その間、焼酎のコーラ割りを飲みながら今日の工程を考える、水場はあまり無いなと 出発時に4リッターの水は要るなとザックの準備をする その後いずみを起こし炊飯をして、いつもの梅オニギリを作る 本当はここでご来光を見たいとこだがガスで何も見えない、とりあえず俺だけ山頂に行き(いずみの分身のスマホは連れて行った)鳥居の前で一礼し巨大なデカメロンに今日が最終日だよって報告しガスながら今から行く山を眺め山頂を後にする 途中振り返りデカメロンを見て今日の縦走が終わったら明日また車を取りに来るから戻ってくるから言ったらデカメロンから「頑張って行ってこい」って声が聞こえた ガスばかりの背振山頂まで行って良かったと思う 準備も出来5つ星ホテルを後にする、ここで車で家に帰る事も出来るがそんな事は微塵も思わず山に身を投じる ここから蛤岳まではスタスタ歩いて蛤岳を落とす 前日の背振まで後何キロの道票が500メートル毎にあるのだが、そこを歩いてる時はまだ?って位500メートルが遠かった 蛤岳までは、まるでエスカレーターを降りた後にレッドカーペットかと思うほど500メートルの道票が近い そこからまた坂本峠まで高度を落とす ここから石谷山分岐までが急登で長い また、上を見らないで一歩一歩汗だくになりながら歩を進める 稜線まで出た‼︎ここから九千部山まではラッキーゾーンだ‼︎ すたすたと歩きながらも連日の縦走の疲れが足裏に出た、ズンズンと痛い 足裏以外はトレーニングも功を奏して問題は無い。 ただ九千部山に着いたら登山靴を脱いで足裏をモミモミしたいと 程なく九千部山に到着して登山靴を脱いで靴下も脱いで足裏もモミモミする この間にすこし湿った靴下とタオルを陽に当てて光合成させる 展望台の下で入念に足裏をモミモミしてる横でもーすぐビールが来るからって言っるグループが居る 少ししたら俺の前をスーパードライが入ったビニールを持った若者が通りすぎ家族と乾杯する!横目でいいなぁー思いながらいを決して言ってみる (すみません、無理なら大丈夫なんですけど、そのビールを1本1000円で売ってくれませんか?) あんた達どっからきたんね? 鏡山から3日目で今ここです カネは要らないから飲んで行きたなさいと無理に渡そうとしたお金も受けとらず、ほら もう1本持ってけって、その後そのグループの奥さんらしき人から自家製のたくわんよ!っ て一切れ頂き2人で食べました、縦走中の俺たちには貴重な塩分補給だったし本当に美味かった 深々とお礼を言い、元気に、行ってきますと言って九千部山を後にした 本当にありがたかった そこからはスタスタ歩き基山まてまで行き予定には無かった天拝山まで行く 基山を下山して天拝山に行く途中民家の間を通る、BBQをしてる家の前を通り こんにわ!と挨拶をするとあんた達どっから? 鏡山からと、はぁー佐賀? そうですと、喉乾いたやろとジンジェールを2本頂く めっちゃ冷えて美味しい!天拝山まで頑張ろうと しかしここで雨が少し降る、急がないとヤバい少しでもザックを軽くする為にレインは無い 足早に天拝山を落としてタクシーを呼び駅前まで運んでもらう 色々あったけど楽しい縦走やった 本文が長くなりすぎて写真を掲載するのが面倒くさくなったので、いずみが写真を上げます 興味があるヘンタイさんはそっちも見て下さい 追記 自分用に記憶があるうちに写真もアップしました6月13日
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