大峰 南奥駆道 縦走（5/2～5/5、3泊4日）体力も気力も使い果たした（精根尽き果てた）、南奥駆道縦走でした。

15㎏程のザックを背負って10時間以上を 3日間歩くと云う正しく苦行・難行 の山行だった。数多の急登・急下りの繰り返しに連続する鎖場など難所も結 構存在していて決して気の抜けないずっしりと体に堪えるルートである。 5月2日（火）予定：下市口14時集合〜タクシーで約2時間〜小仲坊泊 近鉄・吉野線・下市口駅に参加者 8名が14:00 に集合 タクシー 2台に分乗して、今日の宿小仲坊へと向かう。 途中、タクシーを降りて前鬼山「不動七重の滝」を見物 16:00　小仲坊に到着 18:30　夕食を済ませて、翌日は早朝出発につき19:30 頃には就寝 5月3日（水）予定：4時　小仲坊〜16時　行仙宿山小屋泊 03:00　朝食 04:00　出発（外は未だ暗く、ヘッデン装着でスタート） 05:35　二つ岩 06:35　太古の辻 07:43　天狗山 08:07　中守岳 08:34　嫁越峠 08:50　天狗の稽古場 08:58　地蔵岳 09:32　般若岳下 10:50　涅槃岳 11:46　証誠無漏岳 14:17　平治宿（給水・休憩） 14:50　転法輪岳 15:39　俱利迦藍岳 17:27　行仙岳 17:57　行仙宿小屋 到着 到着が意外と遅くなったので、そそくさと食事を済ませて、疲労度も相当な もので、早めに就寝することに。翌日も早朝出発の予定。 5月4日（木）予定：5時　行仙宿山小屋〜16時玉置神社、玉置辻テント泊 04:00　　　　起床・朝食 05:00　　　　行仙宿山小屋 出発 06:50 -59　　笠捨山(1,352m) 07:20　　　　葛川辻 ＊葛川辻から植林内を進むと、26号鉄塔が尾根に建つ、 この鉄塔からの見晴しは最高だが、正面に槍ヶ岳が そびえ、ここから地蔵越えまでは、大峰奥駈道の最 難所だと云われている。槍ヶ岳のギャップから地蔵 岳の登りが始まる。険しい鎖場が連続する。 07:43　　　　槍ヶ岳 08:07 -25　　地蔵岳(1,250m) 09:13　　　　四阿之宿 09:21　　　　拝返し 09:48 -52　　香精山 10:36　　　　貝吹之野 10:40　　　　塔ノ谷峠 11:10 -40　　昼食休憩 12:06　　　　千眺之森・如意宝珠岳 12:19　　　　蜘蛛ノ口 12:28　　　　稚児之森 12:59　　　　水呑金剛 13:45　　　　花折塚 14:15 -20　　世界遺産・大峰奥駆道石碑・展望台 14:43 -52　　玉置山(1,076m)・展望台 15:00 -15　　玉置神社(給水) 15:45　　　　玉置辻(テン場）テント泊 天気は、下り気味で夜半には雨脚も強くなるとの予報。テント設営に取り掛 かる時にはかなり風も強くなり、早々に設営・就寝セッティングを終えて、 テント前室スペースでコンロを使って食事を済ませる。とにかく、かなり疲 れもあるので早めに就寝することに。案の定、夜が更けるにつれ雨と風が激 しくなり少し気が重い。翌朝 3時頃外に出ると雨風共にすっかり治まって、 満天の煌めく星々を眺められるほどの好天になっていた。素直に嬉しい。 3時半頃には食事を済ませ、片付けを開始。 5月5日（金）予定：5時　玉置辻テン場〜15時　熊野本宮大社 05:30　玉置辻・テント場 出発 07:04　大森山 08:52　五大尊岳北峯 10:04　六道の辻 10:33　大黒天神岳 12:14　吹越山 13:05　吹越峠 13:26　七越峯アスレチック広場 14:35　備﨑経塚群 14:52　備﨑橋（熊野川）通過 15:13　熊野本宮大社到着 とにかく、疲れた！疲れ果てた！こんな時は、冷たいビールに限る。 早速、缶ビールを買い求め、一気に喉に流し込む。五臓六腑に滲みわたるとは、 正しくこのことですね。旨～い！！ 帰りに十津川温泉に立ち寄り、たまった垢と疲れを流し落として、すっかり心地 良い爽やかな身体と気持ちを取り戻すことが出来た。