浅間山開きに参加しました

2017.05.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 26
休憩時間
1 時間 10
距離
11.0 km
のぼり / くだり
772 / 772 m

活動詳細

すべて見る

毎年5月の初旬(今年は5月7日)に開催される浅間山開きに参加しました。 晴天に恵まれ小学生から高齢者まで多くの登山者が集まりました。 浅間山の噴火警戒レベルは「2」ということで、前掛山には登ることができず、賽の河原分岐点までの登山となります。(Jバンド方面から仙人岳、蛇骨岳方面は登山可能) 午前8時からセレモニーが開催され地元小諸市観光協会ほか関係者がご挨拶。 続いて安全祈願の火入れ式が行われ浅間火炎太鼓の演奏とほら貝に見送られいざ出発。 最初はたくさんの行列でしたが、一の鳥居、二の鳥居を過ぎるころには静かな登山となりました。 二の鳥居の先に積んである”まき”は火山館へのまき運び援助の表示があり、皆それぞれザックに乗せて火山館まで運んでいました。火山館を過ぎ、湯の平からシラビソの森に入ると結構な残雪があり、賽の河原分岐からJバンド方向に進みましたが、夏道がわからずあちこちに踏み跡があり、低木をかき分けながらの歩行となりました。 Jバンド下部までたどり着き昼食、ガンコウランが咲き始めてました。火山館手前でギョウジャニンニクの芽 を確認しましたが、ミネズオウやイワカガミの花はまだのようです。 往路は噴火で出来たクレーター(1950年:直径10メートル、噴石は衝突で分解している)(2004年:直径3メートルのクレーターと直径1メートルの噴石)等を見て、御岳山で発生した噴火を思い起こしながら怖さを実感しました。賽の河原付近では再び夏道がわからずさまよいましたが、YAMAPで位置を確認し正しいコースに戻れました。(感謝です) カモシカ平付近のギッパ山斜面ではカモシカを発見。出発地点の浅間山荘広場で、トン汁をいただき終了です。 *前掛山まで行けないこともあって参加者2年前の半分、450名位だったそうです。

浅間山・黒斑山・篭ノ登山 記念セレモニー
記念セレモニー
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 浅間火炎太鼓
浅間火炎太鼓
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 安全祈願の火入れ式
安全祈願の火入れ式
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 火入れ式着火
火入れ式着火
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 お守りと祝の品をいただきました。
温泉割引入浴券がついてました
お守りと祝の品をいただきました。 温泉割引入浴券がついてました
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 八時半一斉に出発
八時半一斉に出発
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 お神酒をいただく列
なかなか進めません
お神酒をいただく列 なかなか進めません
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 芽吹きが遅れているカラマツ林の中を一の鳥居を目指して
芽吹きが遅れているカラマツ林の中を一の鳥居を目指して
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 一の鳥居
一の鳥居
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 蛇堀川
蛇堀川
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 溶結火砕岩(噴火口近くで見られる:マグマのしぶきが空中で固まってくっついたもの)
この塊は黒斑山噴火口近くから2.5キロメートル下方に滑り落ちてきたもの
溶結火砕岩(噴火口近くで見られる:マグマのしぶきが空中で固まってくっついたもの) この塊は黒斑山噴火口近くから2.5キロメートル下方に滑り落ちてきたもの
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 不動の滝
黒斑溶岩の隙間から湧き出している
不動の滝 黒斑溶岩の隙間から湧き出している
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 二の鳥居
登山者もだいぶばらけてきた
二の鳥居 登山者もだいぶばらけてきた
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 二の鳥居にあるまき
火山館へまき運びの援助依頼の看板あり
二の鳥居にあるまき 火山館へまき運びの援助依頼の看板あり
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 各自持てる範囲でザックに詰め込んだり手で持ったり(火山館まで1.5キロメートルあるので持ちすぎると結構疲れます)
各自持てる範囲でザックに詰め込んだり手で持ったり(火山館まで1.5キロメートルあるので持ちすぎると結構疲れます)
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 ギッパ山が見えてきた
ギッパ山が見えてきた
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 ギッパ山
2万6千年前の黒斑山大崩壊で残ったピーク
ギッパ山 2万6千年前の黒斑山大崩壊で残ったピーク
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 火山館手前の噴気による変質帯。
火山ガスが臭う。
火山館手前の噴気による変質帯。 火山ガスが臭う。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 火山館到着(三の鳥居)
火山館到着(三の鳥居)
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 火山館
浅間山から2.3キロメートルの位置にあるログハウス。地下は噴火発生時のシェルター
火山館 浅間山から2.3キロメートルの位置にあるログハウス。地下は噴火発生時のシェルター
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 火山館とギッパ山
火山館とギッパ山
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 火山館から槍が鞘方向(黒斑火山の噴火口内壁)
標高差400メートル
火山館から槍が鞘方向(黒斑火山の噴火口内壁) 標高差400メートル
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 湯の平から先は積雪40センチメートルくらい
湯の平から先は積雪40センチメートルくらい
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 賽の河原分岐点。(火口から1.5キロメートル)噴火警戒レベル2のためここから先は登山禁止。直進すると前掛山方面
左側のJバンド方面は入れるのでそちらへ進む
賽の河原分岐点。(火口から1.5キロメートル)噴火警戒レベル2のためここから先は登山禁止。直進すると前掛山方面 左側のJバンド方面は入れるのでそちらへ進む
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 噴石。大きい。
この辺りは火口から1.6キロメートル
噴石。大きい。 この辺りは火口から1.6キロメートル
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 賽の河原からJバンド方面へ進む
賽の河原からJバンド方面へ進む
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 仙人岳をバックに噴石。
大きさ2メートル以上ある
仙人岳をバックに噴石。 大きさ2メートル以上ある
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 Jバンドから蛇骨岳方面
Jバンドから蛇骨岳方面
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 仙人岳、鋸岳
仙人岳、鋸岳
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 噴石と蛇骨岳方面
噴石と蛇骨岳方面
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 ガンコウランの可愛らしいピンクの花が咲き始めていました。
ガンコウランの可愛らしいピンクの花が咲き始めていました。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 前掛山
前掛山
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 パン皮状火山弾。
火口から飛び出して高温のうちに急速に冷え空中で固まったため、表面は固く内部は軽石のように発泡している。
パン皮状火山弾。 火口から飛び出して高温のうちに急速に冷え空中で固まったため、表面は固く内部は軽石のように発泡している。
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 夏道は左方向ですが、ルートを見失い右側方向からたどり着きました。
GPSの確認が遅かったです
夏道は左方向ですが、ルートを見失い右側方向からたどり着きました。 GPSの確認が遅かったです
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 2004年噴火時、1メートルの噴石によってなぎ倒されたシラビソの木と直径3メートルのクレーター
2004年噴火時、1メートルの噴石によってなぎ倒されたシラビソの木と直径3メートルのクレーター
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 1950年の噴火の噴石によってできた直径10メートルのクレーター。
噴石は砕け散っているが、数メートルの大きさと推定されています
1950年の噴火の噴石によってできた直径10メートルのクレーター。 噴石は砕け散っているが、数メートルの大きさと推定されています
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 褐色の蛇堀川。
鉄分を多く含んだ地下水が空気に触れて酸化し褐色に染まった
褐色の蛇堀川。 鉄分を多く含んだ地下水が空気に触れて酸化し褐色に染まった
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 褐色の蛇堀川とギッパ山
褐色の蛇堀川とギッパ山
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 カモシカ平よりトーミの頭、槍が鞘を見上げる
カモシカ平よりトーミの頭、槍が鞘を見上げる
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 振り返るとカモシカ平より浅間山を望む
振り返るとカモシカ平より浅間山を望む
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 ギッパ山のすそ野で草を食べるカモシカ
ギッパ山のすそ野で草を食べるカモシカ
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 笹やぶの中を下る
笹やぶの中を下る
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 登山口に到着
登山口に到着
浅間山・黒斑山・篭ノ登山 浅間山荘前の広場でトン汁をいただきました。
浅間山荘前の広場でトン汁をいただきました。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。