北山 深部 天狗岳

北山のアシウスギに魅せられ、機会があるたび訪れています。昨年、北山の深部と言われる天狗岳へ滝谷の川筋から挑戦しましたがルートを見つけられず撤退。 今回はリベンジです。 大先輩に連れられ、梅の木から京都久多へ。三国岳の登り口も過ぎ、滝谷入り口へ車で向かいます。 林道の最終地点から登ります。写真が少ないのですが、余裕がないためです。 滝谷の川沿いを渡渉を繰り返し進みます。馬尾の滝は今回も素晴らしい。渓谷全てが新緑と川を渡る風でひんやり。もうこの景色だけでも大満足です。 今回は滝の上流を詰めて、尾根から稜線へ出るルートをとりました。 道なき道にもかすかに赤い印があり、木につかまり、藪を掻き分けなんとか稜線へ。そこからは神秘なアシウスギの世界です。 天狗岳では巨木アシウスギに会えました。 ピストンコースで下り。ゲキ下りではロープを使って少しずつ降ります。まさかのロープワーク。フィッシャーマンやインクノットの復習をしてロープやストックを使いおりますが、目印の赤インクが見つかりません。GPSの軌跡を確認していたものの、登り口からはかなり上流へ到着。またもや全員ロープを使って川へおり、へとへと。 川から駐車場までもピストンに関わらずルート迷いや渡渉を繰り返し、何とか6時前到着。 事故寸前のルートでお叱りを受けそうな山行でしたが、天狗岳の稜線で出会ったアシウスギに逢いにまた、行くと思います。 圏外の為(学習不足) 軌跡は後半のみです。