活動データ
タイム
05:19
距離
8.4km
のぼり
581m
くだり
629m
活動詳細
すべて見る三ノ塔から一日空けてから登山初心者でも登れる大菩薩嶺に挑戦した。駐車場までの車道が大変狭い。第一、第二、第三駐車場が埋まり、対向車に注意しつつ、臨時の大菩薩湖北岸駐車場に到着。でも結果的良かった。なぜなら、帰りは別ルートで降りる事が出来て、家にも近かった。 駐車場で富士山を展望出来て、早速テンションがアップした。遠くまで来たがいがあった。 スタートの標高は1600ほどあり、頂上までは高低差400ほど、100名山に相応しい登山道が大変整えてあった。特に迷う所と危険な場所はない。 この日は、表尾根から回る反時計周りコースを選んだ。というのは、ゆっくり富士山を見ながら登山する方が調子が上がるからである。 1000米以下の低山では緑がいっぱいなのに、ここは、枯れ葉と新芽が出ていない樹木が多く、やや冬山の様子。この日気温が28度ぐらいで大変暑い。しかし、林道は木の影で少し涼しさを感じた。直射日光ではやはり大変苦しい感じで、この日早々からバテ気味であった。 いくつかの山荘を通り抜けると、大菩薩峠に到着、売店で百名山の暖簾が売っていた。全て踏破するのは結構難しいと感じた。 大菩薩峠から雷岩までは、河原のような道で至る所に瓦礫ばかりだ。途中で元々大菩薩峠である賽の河原小屋に到着、この近傍は、いくつかの石堆があって、正に供養の雰囲気で菩薩峠らしい。遠くチベットにも瑪尼石(マニー)があり、そのための石堆があり、仏教では、三途の川を渡る前に目印とされ、迷わずに済むという。一般的石だらけの場所は河原に多く、山は木に覆われているイメージがあるが、山にも河原の風景に近いのもこの山の魅力かも知れない。 大菩薩峠から雷岩まで、富士山、大菩薩湖、甲州市内、南アルプス等の山を一覧出来、特に富士山と足元まで、カメラに収まらない広大な空間と開放感があって、正に登山者でしか味わえない醍醐味である。上に登るに連れて少しずつ空間が広がりを感じられる。 雷岩で休息を取り、その後、大菩薩嶺の山頂まで行き、恒例の撮影、そして下山。下山は順調で約一時間ほどであった。 そして駐車場から出て帰宅途中の道でリスが路傍に現れて、小さくて可愛いらしい。一昨日の鹿、今日の夕方のリス、こんなプレゼントは大変ありがたい。ますます山登りに対して今後も続けたい気持ちにさせられて止まない。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。