百々ヶ峰 初コースにして…

2017.05.27(土) 日帰り

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活動データ

タイム

01:50

距離

1.4km

のぼり

190m

くだり

192m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 50
休憩時間
1 時間 6
距離
1.4 km
のぼり / くだり
190 / 192 m
7
1 22
19

活動詳細

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この日は天気も快晴でまさに登山日和♫素敵な楽しい登山になりました… の予定でしたが…書くかどうか迷いましたが、自分への戒めと、皆さんへの参考になればと思い、敢えて記録を残します。 長い文になりますが、読んで頂けたら幸いです。 軌跡図を見て頂けると分かりますが、登頂しておりません。 通いなれたハイキングコースを変え、前回は松籟口から登り、大変な思いをしましたが、今回は、松尾池西側ルートを選びました。松籟口ほどではありませんが、こちらも時々、ルートを見失う箇所がありました。岩場に来た時、間違いに気付き引き返せば良かったのですが、緩やかに見えたので、登ってみる事にしました。しかし、次第に崖の様になり、ロッククライミングになっていました。戻ろうかと下を見ると…怖くてもう戻れません。岩場の終点までの方が近かったので、勇気を振り絞ってなんとかあと50センチの所まで来ました。最後にあの木の枝に掴まれば、平らな所に上がれると掴まった瞬間‼️あれっ⁉️ 体が軽くなり、落ちている事に気付きました。景色は物凄い速さで過ぎていきます。 しまったなぁ、やめておけば良かったなぁ、早く止まってくれ〜、でも、止まったら、死ぬなぁ と考えていられるくらい長く感じました。気は失わなかったです。何かに激しく右腰辺りを打ちました。その後、頭にゴチンと衝撃が…あれ?止まった。えーっと、どうなったんだ?上を見上げると、崖の頂点が遥か上の方に見えます。え?あそこから落ちたのか?10メートル、いや、15メートルくらいあるかな。落下地点の2メートルほど上には枯れ木が幹の根元からバッサリ折れてます。落下地点もたまたま、1/4畳程平らなスペースで、そこ以外は斜面です…枯れ木に右腰が当たり、幹が折れる事でスピードが落ちて、この狭い平らなスペースに軟着陸出来たのだと理解出来ました。全ての偶然が重なり、僕は生きています。少し落ち着き、状況確認したら、右足の靴が脱げてありません。スマホもありません。お茶のペットボトルもありません。探す為、上に登るか諦めて下山するか…目の前が真っ赤になって来ました、あれ?頭から血が。諦めて下山することにしました。片足が靴が無く歩き難いですが、仕方ありません。しばらく下りると、靴発見!履いて少し下りたら、ペットボトル発見!ならばスマホは…発見!! ホッとすると、下山中の方を発見しました。その方に事情を説明し、一緒に下山して頂きました。心強かったです。しかもYAMAPのユーザーさんでした。無事、駐車場まで誘導して頂き、車にたどり着くことが出来ました。お互いスバルの車を乗ってるとの事で車談義も出来ました。別れた後、去年、交通事故で入院しお世話になった病院に電話したら、救急車の搬送じゃ無くても受け入れOKしてもらえたので、自力で運転して無事病院につきました。すぐ処置してもらいました。結果は、頭部裂傷30針縫合、右半身数カ所縫合、右掌縫合、左足首骨折…と、かなりの重症でした。医者に生きてるのは奇跡ですよ!と言われ、ことの重大さに今頃気付きました。 救急車で搬送されるレベルで良く運転出来ましたねぇ、しかも、ミッション車。と驚かれました。アドレナリンが出てたから、出来た事だと。その夜、泣きました。生きてる事、両親に心配かけた事、生徒の事…色々思い巡って来て、泣けました。まだ、やるべき事があるから、生かされたんだと思います。この生かされた命、大切にします。そして、月曜日の夕方、生徒たち10数名、お見舞いに来てくれました。嬉しくて泣く予定が、生徒も安心したのか、いつものように、おバカな事をやり始め、笑い過ぎて傷口が痛かったです😅 色々な人に支えられて生きている事を実感しました。そして、感謝です。 2週間程で退院予定ですが、しばらく松葉杖の生活です。登山復帰はいつになるか分かりませんが、変わらぬお付き合いをして頂けたら幸いです。最後に、下山誘導して頂いた、Nexusktさん、本当にありがとうございました。また、ここまで長々と読んで頂いた皆様、ありがとうございます。しばらくは、皆様の日記を楽しみに拝見させていただきますね。今後とも、よろしくお願いします。のり

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