高妻山 (修験者泣かせ!きつかった 戸隠キャンプ場口)

2015.05.23(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 8
休憩時間
1 時間 33
距離
12.8 km
のぼり / くだり
1489 / 1490 m

活動詳細

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■戸隠牧場~一不動  牧場からの登り始めはニリンソウの大群落がお出迎え、こんなにあるの!って感じに咲き誇っていました。沢沿いの登山道で、いきなり丸太橋(折れているので注意)を渡り、そのあと何度か同じ沢を渡ります。雪解けで水量は多め、注意して渡る必要があります。  1,400mぐらいから残雪があり途中、登山道が不明瞭に。。。特に滑滝の前後は雪がありました。滑滝横(左岸側)にあるクサリを頼りに登り、不動滝のクサリ場へ。  そこへ、ちょうど登り始めが同じで先行させた方が、下山してきました。なにかトラブルかな?っと思っていたら、「車のカギ落ちていませんでしたか?」って 「えー!!まったく気がつきませんでした」と言い、少し降りたところの残雪上で、落とされた方自身がカギを奇跡的に発見!! 良かった!! その後、その方は再び私たちを追い越して行かれました。  一枚岩のトラバースは慎重に!さすがに落ちたらアウト。そして滝の横の足場の少ない岩をクサリを頼りによじ登る。。。ここは修験者泣かせのポイントではないでしょうか。  一不動避難小屋がある尾根の手前にも再び残雪があり、尾根際は少し勾配が急で、AM雪は固め。。。キックステップをしても雪が削れにくい状態。右の笹際が勾配が緩かったので、笹を掴みながら滑る足元に気を付けながら何とか尾根に出ました。 ■一不動(避難小屋)~六弥勒  尾根に出ると、いきなりシラネアオイが!ここから頂上近くまでちょくちょくシラネアオイがありました。イワカガミも咲き始めで、花に癒されながら、軽いアップダウンが続きます。二釈迦、三文殊、四普賢・・・祠を確認しながら修験者気分で進みます。尾根上からは黒姫山、飯綱山を一望でき、しばらく進むと北側に妙高山、火打山が望め感動!そして、牧場側から見えなかった 裏山である高妻山が木々の間から見えてきます。三角の綺麗な山容、戸隠富士!!そして、五地蔵山で一服。下山口を確認して先へ進みました。 ■六弥勒~頂上  尾根には雪が残り、夏道と残雪が交互となり、半分以上夏道でしょうか。アップダウンし、最後の鞍部 八丁ダルミを過ぎ、九勢至・・・高度を上げます。  そして、山頂肩部手前に本日の最難関、勾配のキツイ残雪区間が20~30mぐらいでしょうか、現れます。尾根部の笹際にあるキックステップの跡を頼りに慎重に登ります。歩幅が合わないのか相方は難儀していました。ここの場所が新潟県と長野県の県境のフォールラインっぽくて雪がその谷いっぱいに残っている感じでした。なので、滑落すれば危険なポイントです。わずかな区間ですが、アイゼン、ピッケルがあると安全だと思いました。笹際だったので、特に足元が滑る状況。これから雪が減れば笹がもう少し出てきて危険かもしれません。  頂上からは、北アルプス(穂高、槍、鹿島槍、五竜、白馬)が見え、北側には雨飾、火打、妙高、東側には黒姫、遠くには草津白根山、四阿山、南側は八ヶ岳、蓼科、浅間山 天気が良く360°の展望を望むことができました。さて、昼食後、下山開始!ずいぶん長居してしまいました。 ■弥勒新道~牧場  下山は弥勒新道。新しい登山道で、笹の根がのこり、山の表層のふわふわした感じの登山道。しばらくは急でしたが、高度を下げると緩くなり林間を進みます。下山は花を楽しみながらゆっくりと。。。しかし、疲れた体、なかなか牧場に達しないって感じでした。 今回は、頂上直下の急こう配部に予想以上に雪があり、準備不足でした。 反省!~ しかし、頂上でお話しした方によると、雪は少なめ。昨年と比べ約1カ月ぐらい雪解けが早いし、花も早いとおっしゃっていました。そのおかげか、お花も楽しむことができ良かったです! 最後まで読んでくださった方ありがとうございます。 また、下山途中で出会った方、無事下山できて良かったです!心配でした!!

メンバー

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