活動データ
タイム
06:04
距離
6.9km
のぼり
1026m
くだり
1023m
活動詳細
すべて見る単身赴任からの一時帰省2日目は、前々から行きたかった恵庭岳。転勤前の後輩とともに行ってきました。 朝から雲ひとつない快晴、山頂からの絶景を楽しみにスタート。 朝8時のスタートで駐車場には三台の先行者がありましたが、停めることもできました。 聞いてはいましたが、昨年の土石流の爪痕がスゴかったです。信じられないくらいの巨石があちこちに。自然の猛威にはなす術がないということを痛感しつつ入山します。 しばらくは樹林帯を登りますが、程なく急登が始まります。土石流の影響なのか浮き石も多く注意が必要です。 途中ロープ場も出てきますが、登りはそれほど頼ることなく登ることができました。ただ浮き石も多く、また土も流れやすいので、後続者をしっかりと確かめつつ登ります。 ロープ場を数箇所越えて行くと、溶岩が固まったゾーンに出て、景色も一気に開けます。目の前にはあの山頂のチョボ、左手には爆裂火口、振り返ると支笏湖ブルー。風も弱くべた凪の湖面には、紋別岳、イチャンコッペがキレイに映りこんでました。 この先は爆裂火口を右側に巻いてさらに高度を上げていきます。すると右手にキレイなエメラルドグリーンのオコタンペ湖が、そして傘の被っていない羊蹄山が姿を現し、疲れも一気に飛んでいきます。そんな絶景を眺めつつ爆裂火口沿いの尾根筋を登っていくと一応の山頂に到着しました。 さあ、ここから先は崩落の危険のある自己責任ゾーン。でもこの天気、行くしかないっしょ?ってことで進みます。 少し高度を下げながら右側に巻いて行きながら、5メートル程度の雪渓のトラバースが2箇所。少し注意が必要です。 そしていよいよあのチョボの根元。ここからは最後の岩登りです。ロープを頼りつつも基本三点支持で登って行きますが、この岩も脆く、また浮き石も多いのでラーク!が数回発生しました。本当に注意が必要です。 最後のロープ場の手前に右手に進めるルートがありますが、これは本当に崩落の危険が高いルートですので左手のロープを登って行きましょう。後続の方が間違って進んで行かれ、かなり砂と石が流れてました。本当に危なかったです。 で、そのロープ場を登りきると本山頂です。そこはもう本当に絶景パノラマでした。 支笏湖、オコタンペ湖、樽前、風不死、得舜ホロホロ、昆布岳、尻別山、羊蹄山、ニセコ連峰、無意根、余市岳…もうぜーんぶ見えてます。 この絶景を2人占めしつつ、昼食とコーヒーをいただきました。 本当に降りるのが名残惜しかったです。 帰りはきた道をそのままピストン…下りはロープをしっかりと使いながら降り、2時間ほどで登山口に帰って来ました。 そして、丸駒温泉で風不死と支笏湖を眺めつつ、汗を流し、疲れを癒し札幌に戻りました。 本当に今日は1年で何回あるか?というような最高の天気に恵まれ、とてもリフレッシュできた山行でした。 あー楽しかった♪
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