活動データ
タイム
06:24
距離
5.2km
のぼり
884m
くだり
884m
活動詳細
すべて見るモッチョム岳(本富岳)は屋久島三大岩壁(七五岳・障子岳・モッチョム岳)の1つで,標高940m。 3泊4日の縦走を終えて,大川の滝から安房へ行くバスの車窓から見たモッチョム岳。 集落(県道間近)からそそり立つ急峻な岩壁を見て,圧倒されると同時に絶対に登りたいと強く思いました。 ***** 最終日(5日目)は縦走の予備日。縦走は全日晴天に恵まれたのでぽっかりと1日空きました! (もともと天気が良かったらモッチョム岳に登りたいね~とは言ってましたが,そこまでの欲は出してはいけないと思って,計画書を作っていませんでした…(^^;) 民宿に着き,お風呂から上がったけいさんが,「モッチョム岳に登りたいね~」と言い出します。 林道の途中で車の乗せてもらったことが幸いしたようです。(*^。^*) 1人で登って来て良いよと言ってもらってはいたけど,やっぱり一緒に登りたいと思っていたのでかなり嬉しい♡ 夕食前にモッチョム岳登山の計画を慌てて立てます。💨 ・バス停から千尋の滝までは歩くと1時間位かかるし,バスの時間は早いからここ(民宿)からタクシーで行こうね~ ・復路の高速船の出港時刻は16時だから,15時30分までに港に行けば良いね~ ・YAMAPの地図のコースタイムは,登りが2時間30分,下りが2時間となっているけど,これは怪しいよねー ・○○プラ(山と高原地図)は,登りが3時間30分,下りが3時間なってるよー。こっちが正しいよね~ ・みんなの記録からして,やっぱり6時間30分は必要だよね~ ・水場は数箇所あるみたいだから,水はペットボトル1本あれば良いみたいよ~ ・下山後に千尋の滝を見学しようね~ ・安房を14:39に発車するバスに乗って宮之浦港に着くのが15時20分。バタバタだけど良いよね~ 等と2人で言いながら。 こうして,7時登山スタート,山頂で10分休憩,13時40分ゴールのプランが出来上がりました。(^-^) 早速,タクシーを手配します。まつぱんだ交通に架電すると「全車出払ってるので無理です。」と断られました。(´Д⊂ヽ 屋久島交通もダメだったらどうしよう…と思いましたが,OKが出てホッ(´ω`*) 6時10分に民宿(安房),14時に千尋の滝駐車場にタクシーの迎えをお願いしました。片道4000円位だとのこと。 タクシーの手配を終えたところで夕食が届きました。 先ずは,縦走の成功を祝ってビールで乾杯🍻 美味しい夕食に舌鼓を打ちながら,縦走のこと,明日のこと,色んな話をしました。楽しかった⤴︎ 久しぶりの布団での就寝,縦走の疲れもあるのに,翌日のモッチョム岳山行のことを考えるとワクワク(興奮)してあまり眠れなかった私でした。(^▽^;) ***** 6時過ぎに民宿を出発したタクシーが千尋の滝(駐車場)に着いたのが6時25分。 ザックはタクシーの営業所で預かって,迎えの時に載せて来てくださるとのことで,安心(ザックを置いていくのが心配でした)してアタックザックで出発しました。 予定より20分早いスタートです。 登山口の標高は250m。モッチョム岳の標高は940mだから,宝満山を登る感じかなぁ~なんて言いながら登って行きました。 前日に花山歩道を歩いていたので,モッチョム岳の登山道の歩き易いこと。←決してそうではありません。ww 途中の水場で休憩を取りながら,万代杉に着きました。時間をみると良いタイムで登っています。風が吹いて気持ち良かったので写真を撮りつつ小休止して行きました。 歩きを再開し,じっくりと登り上げて行くと,平らな岩の所に着きました。地図で確認すると「神山展望台」のようでした。 とある登山情報サイトに「昼食を神山展望台で摂り,荷物を置いて身軽になってモッチョム岳に行く方が良い」と書いてあったので,展望デッキを想像していた私は「えっ,ココ?」って感じでした。 こんな所で食事したくないよね~とけいさんに同意を求めて先に進みました。すると,道が急降下となりました。けいさんに,下りだよ~と言うと,「ここに案内板が有るよ~」と言うので,戻って案内板を見ると,現在地(神山展望台)よりもモッチョム岳は低かったのでした。^_^; 地図で確かめると標高が979mあります。登山口との標高差は約730m。どうりで宝満山よりキツカッタわけです。(笑) 急降下してモッチョム岳を目指しますが,アップダウン有り,木の根の露出,ロープ場多発,とかなりの時間を要して山頂直下に着きました。 最後は岩壁登りです。黒いロープに全体重をかけて登って行きます。岩はグリップが効くので恐怖感は無し!サッと登って下を見ると,けいさんが恐怖で固まっています。「大丈夫だよ~」と声をかけると覚悟を決めたらしくじっくりと登って来られました。 2人でモッチョム岳に登頂出来ました〜〜 バンザイ\(^o^)/ 山頂は360℃のパノラマで,真下に集落と海岸線,歩いて来た方面(背後)には山がそびえていて,最高の景色でした。 登山弁当を食べて,海岸の方に伸びるロープで下りて行くと祠が有りました。リサーチしていなかったのでラッキー。お参りして先の道を進んで行きましたが,行き止りでした。これが恐らく廃道となった正面道だと思います。 山頂に登り返して,来た道を戻ります。帰りはかなり楽でした。 おかげで,予定より30分早くゴールして,千尋の滝をゆっくりと見学することが出来ました。 13時30分に駐車場に行くと既にタクシーが待機。 予定より早く安房(警察署前)に着くので,途中でお土産購入もさせて頂きましたが,それでもバスの時間まで30分程あり。道向いの観光案内所に入って時間を潰しました。 警察署前からバスに乗って宮之浦港に着いたのが15時20分ころ。乗船手続きをして16時発の高速船ロケットに乗って屋久島を後にしました。 ***** 屋久島滞在5日間全日晴れ☀ 屋久杉や苔むす森も素敵だったし,シャクナゲも見頃でキレイだったし,縦走は大成功。おまけにモッチョム岳にも登れたし,文句無しの最高の山旅でした。2人だったので,より楽しい時間を過ごすこと出来ました! けいさんに感謝🙏 屋久島また行きたいなぁ~ でも,こんな天気に恵まれることは無いだろうなぁ~(*´з`) ***** 最後に 縦走最終日,大川林道の途中でけいさんと私のザックを乗せて頂いた車の方たちは,鹿之沢小屋のトイレの汚水を背負って下ろす作業に携わる方たちでした。 安房から宮之浦岳港に向かうバスの運転手さんも,業務命令で汚水運搬のために山に登ったことがあり,約40kgの汚水を背負って下山するのは地獄だったと仰ってました。 私たちはこうした方たちの労働のおかげで,山を楽しめてるのだと考えさせられました。 協力金2000円で,屋久島の環境保全も勿論ですが,屋久島民の方々の暮らしも良くなることを願います。 ***** 屋久島ポータルサイト http://www.realwave-corp.com/04transportation/01/
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