絶景を求め 常念岳、蝶ヶ岳 周回

2017.06.12(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 10
休憩時間
1 時間 15
距離
17.2 km
のぼり / くだり
2146 / 2147 m

活動詳細

すべて見る

朝は快晴で風もほとんどない、絶好の登山日和。 気温は10℃弱。 月曜日だっためか三俣駐車場には5、6台が駐車している程度。 登山口から、即急登の樹林帯をひたすら登ります。 長袖アンダーにTシャツでしたが、汗が止まりません。 しかし、上空に寒気が入り込んでいるためか雲が出始め、期待の眺望に不安が。 2,250㍍付近からは、岩塊斜面に。視界が一気に広がります。 風が冷たく、雲が出たり晴れたりと激しく変化。 急斜面で砂礫部分もありマーキングを頼りに慎重に登ります。 石室からは、斜度も緩くなります。 やっと山頂が見えるように。 前常念、常念小屋との分岐点へと進みます。 右手に、常念乗越、常念小屋、横通岳から大天井岳、燕岳、白馬方面を望み 左手には、雪渓が残る常念沢。 常念小屋との分岐から山頂へは、待望の槍ケ岳の穂先を見ながら進めますが ガレ場で浮石に注意しながら進みます。 頂に到着すると、今日の目的、穂高連峰から槍ケ岳の大展望。 疲れが吹っ飛びます。 到着時に1人下山して行き、もう1人も間もなく下山されて行き、しばし独占、景色を堪能。 風が非常に冷たく一枚羽織らないといられない寒さ。 景色に見惚れて、手が悴みそう。 しかし、6月の日差しは強く風が無ければ羽織らずともいられます。 岩の陰で風を凌ぎながらエネルギー補給。 今日は残念ながら、稜線に沿って東側は雲で景色は見ることはできず。 さて、蝶ヶ岳へ出発。 常念山頂から岩場の少し急斜面を約400㍍一気に下ります。 突然、目の前に雷鳥君。ラッキー。 馴れたものか、逃げません。 しばし、癒しの時間。 そこから、アップダウンを繰り返し、まずは蝶槍へ。 途中、樹林帯に入ると、残雪が多く、いたるところに踏み抜き跡が。 足跡があちこちに点在していて、迷ってしまいそうです。夏ルートが顔出していたり、赤いテープを探して進みます。 樹林帯を抜け雪はなくなりましたが、今日最後の急登。気合いを入れます。 蝶槍から蝶ヶ岳山頂までは、晴れていれば、穂高連邦の雄大なロケーションを横目に見ての岡のような緩やかな稜線を歩く、予定だったのに… 蝶ヶ岳山頂でパシャ、ヒュッテのベンチでエネルギー補給。 名残惜しいですが、下山します。 下り始めてすぐに、残雪。冬ルートです。 急斜面、足跡が真っ直ぐ延びています。 ザラメですが、締まっています。ガスって先が見えず、コケたら何処まで滑り落ちるかわかりません。アイゼンを装着。 あぁ、スキーに履き替えたい。 まめうち平の少し上まで、残雪あり。足跡と時折顔を見せる夏ルートを頼りに進みます。 またまた、踏み抜き注意です。 今年はかなりの積雪だった。 大木が、引きちぎられたように倒れ、根こそぎ倒れている木も。 とても沢山の倒木に、改めて自然の脅威感じ唖然とします。 雲がなければ、常念岳を横目に。なのですが、上部は雲がかかり見ることが出来ません。ひたすら、黙々と下ります。 登山口まであと少し。 名物、ゴジラみたいな木がお見送りしてくれます。 吊り橋を渡ると三俣登山口に到着。 沢の雪解け水で、さっぱりとし、駐車場へ。 槍ヶ岳、穂高連邦を望む事が出来て満足の山行でした。 駐車場を出ると、沿道でお猿さんがお食事中。 さらには、小熊が、道路を横断。 山行中でなくて良かった。 絶景を求めまた来ます。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。