中央分水嶺 京都北山 コシキ峠 トラゴシ峠 ソトバ峠 ソトバ山 コシキ峠周回

2017.06.15(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 2
休憩時間
1 時間 7
距離
11.5 km
のぼり / くだり
877 / 877 m
18
19
2 58
15
2 2
17
15

活動詳細

すべて見る

前回の佐々里峠~ソトバ峠(https://yamap.co.jp/activity/928018)に引き続き、ソトバ峠からコシキ峠を経て鴨瀬芦谷山まで中央分水嶺を辿ろうと出掛けました。 アプローチは、社町からデカンショ街道で天引トンネルを抜け園部、日吉、佐々江、弓削、井戸峠、九重桜で有名な常照皇寺、小塩上ノ町から西谷林道の鴨瀬蘆谷山と越木峠への分岐点に駐車。 よく整備された林道を越木峠へ向かい、コシキ峠登山口から北山杉で作ったダムの横を沢沿いに遡行。上流部の二股付近が倒木で歩き難くオマケに一部沢水で抉られ折角の北山杉の登山道も台無し。水の流れも無くなると登山道も快適に林道へ出る。林道からコシキ峠は目と鼻の先、ここに降った雨が、手前(西)は桂川を経て太平洋へ、反対側(東)は八丁川から由良川を経て日本海へ流れる分水界です。 コシキ峠から東へ降れば直ぐ八丁川に出合い、飛び石伝いに対岸へ渡れました。 そのまま沢を歩いても良いのですが目指す目的のソトバ峠へは、尾根伝いに登りトラゴシ峠を経て、前回とは反対のルートでソトバ峠まで移動。 沢の中をジャブジャブと歩いてババ谷出合いまで行くより時間的に早いので、その尾根に取付き展望無い尾根をただひたすら歩きます。 一旦峠から八丁川へ出て、廃村八丁の広場で早めの昼飯を食べ、ババ谷を詰めて前回の終了地点林道のソトバ峠に到着。 ここからは、出来るだけ忠実に分水界を歩きます。東谷林道からのソトバ峠道が越えるコルから尾根に上がりソトバ山を目指しましたが、地形図には無い林道が尾根を切り裂いて繋がっていません。林道へ降りたが反対側の法面には道が有りません、仕方が無いので、崖のフェンスを攀じ登り何とか尾根に復帰しました。このフェンスも錆びて壁に打ち付けている杭を手掛かりにしてやっと薮へ逃げ込むと言う方法ですが、余りお勧めしません。 尾根に復帰して登り切ると三等三角点 点名:祖母谷(806.02m)到着。 尾根を更に進むと左側から再び林道が近づき、尾根際まで崖が迫り僅か30cm程のザレた所を通るのだが杉の幼木や馬酔木が繁茂していて、それに掴まり崖際を通る。八丁川側も急な斜面の藪漕ぎで此処しか無い。 所々尾根上に岩塊も在り石楠花も加わり、藪漕ぎに腕力が要り大幅に時間が掛かる。 ソトバ山の次のピークの先で林道の法面が低くなり降りる事が出来る個所が現れる。この状態がこれからも続くのであれば諦めて林道を歩こうかとも思ったが、次のピークで判断しようと決める。 暫く格闘を続けると尾根が離れていく様で尾根の様子が従来の姿になってきた。Ca780mピークで美山トレイルの肌色テープと黄色に黒のテープが残っているのを見つけた。そこには「小P780m」とマジックで書いてありました。少し休んで縦走を続けると又林道が近づき八丁川側の斜面も切り立つ尾根になり、どちら側へも逃げられない。遮二無二狭い尾根の藪漕ぎを続けると再び尾根が広くなる。しかも今まで無かった台杉も現れて感動です。 コシキ峠が近づくと更に大きなこの山の主と思われる台杉が姿を見せてくれた。広くなった尾根を地形図とコンパスで何度も確認を取りながら無事コシキ峠へ辿り着きました。 ここまで掛かった時間を考えると、鴨瀬芦谷山までは時間も無いようなので今日は此処まで下山する事に決めて、朝登って来たルートで戻る。 余分に歩こうと欲張ったため、車を置いた二股分岐まで往復とも余計に歩く事になりました。 今日の現状を考えると、中央分水嶺に沿って広域林道を通す計画が必要なのか疑問に思います。 今後の計画では、R162がトンネルで抜ける深見峠までは辿りたいとは思いますが、現状を考えると厳しかもしれませんね。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。