ドM山行《湖西連峰》

2017.06.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 4
休憩時間
1 時間 22
距離
15.2 km
のぼり / くだり
970 / 983 m
18
1
1 7
45
6
1
13
5
4
1 34
39
46

活動詳細

すべて見る

山用品のメーカーは『M』の頭文字が多いですね。山も英語でMountain『M』が付きます。よく見れば山の形も『M』に似てますね。 湖西連峰に行って来ました。 久々の山でね、嬉しくて、前日は家飲みしてしまい、寝不足&軽く二日酔い(本当にバカだねぇ)。 まあなんとか始発に間に合い、東海道線二川駅からYAMAPスタート! 今日のザックは11.1kg、ドM山行の始まりです。 こんな重いの初めてで、最初からフラつきながらの歩行でした。 顔を上げて姿勢を正して歩くと、重みに引っ張られるのでどうしても前傾姿勢になり、あまり周りを見れなかった。 でもどこか満足しながらの一歩一歩。 東山まで高度を稼いだけど、葦毛湿原を見たくてプラン外の道へ入り下る。 せっかくの高度が😫と思いながらもせっせと下る。 木道が現れ、植林をだいぶ切り開いてあったけど、そちらも湿原にするのかな?ショウブなども終わったあとみたいで華やかさはありませんでしたが、珍しい植生や生き物も多いらしく、一日ここでゆっくり観察しにきたいと思った。 葦毛湿原をあとにして、また登りが始まります、納得していたので少しずつ頑張ります。 お昼の予定は神石山。 最後の階段、なにあれ〜⁉️ 意識が薄れました😑 でも段差が低めだったので、5歩目休憩法でなんとか登り切る。 神石山到着。 今日こそは少しだけ凝ったランチを作るぞ!と、材料も用意して来た。金麦も、凍らせたパックゼリーで挟み込みキンキンなはず。でも過労と歩行中の朝パンで食欲なし。ザックを降ろしてボーッとすることが一番のご褒美でした。 しばらくボーッとしていると、近くにいる人の会話が耳に入ってきた。会話の前後はあまり覚えてないけど、「今日は21kgです。南アルプスにいくのでトレーニングで来ました。本番は25kgくらいになる」との話が聞こえ、そこで私は全てを失いました。 私なんかこんだけでヘトヘトフラフラ、このお兄さんは倍以上背負って爽やかな笑顔… あ〜も〜ダメだ〜😫 全然ドMじゃない! と、ひとりでスネていじけて神石山を後にする。 せっかくの冷え冷え金麦が飲まれず、ザックの重さは減らずで、気持ちは落ち込んだままトボトボ歩く… まだまだ先が長いからゆっくり行こう。 なんでそんなことでいじけるのか…歩きながら考える。イヤになっちゃう。めんどくさい奴なんです。ひと気のない山をひとりで歩きたがる理由もこれでしょうね。 ひたすら黙々と足を進める。 ちょっと目の前が開けたと思ったら、目の前にもう1つの山がハッキリ見える。 足元の道は下っている。 えぇ? …ん? ここで初めて『連峰』という言葉を思い出した。 れんぽーじゃん! 『連』なった『峰』と書いて 『れんぽー』じゃん! あぁ〜😭号泣です、、本日のトドメでした… さわやかな尾根歩きを想像していたのに… それでも…頑張って…足を運ぶ。 マウンテンのエムは山の形だよ、私は今、まさにドM山行だ、エムを登ったり降ったりしている、もしかしたらエムだけでなくダブリュかもしれないMWMWMWMWを上り下りしてるんだ😭 なんかおかしくなってきたぞ😵 少しの登りでも、ちょっとよろけただけで背中を誰かに引っ張られてるくらいの力で持っていかれ、何度か転げ落ちそうになる。危ない。 鼻水が垂れてきてすする。 そのせいで呼吸が乱れる。 今日の予定は、富士見岩まで行って不動の滝へ降りて知波田駅でゴールのつもりでした。 頭痛も出てきたので薬を飲み、少し冷静になって地図を読む。この先もいくつかのアップダウンがある事がわかり、思い切って引き返しました。 帰路の途中、21kgのお兄さんとすれ違いたくないなと思っていたら、案の定😅 背が高く爽やかでチャーミングなイケメンでした😆ムフ💕 中尾根分岐まで戻り、そこから大岩方面へエスケープ。たまに狭くてガレでしたが、それ以外は広くていい道です(YAMAPの軌跡と違うのが気になりました)。傾斜のせいか重荷のせいか、推進力がつき疲れているのに走るしかなかった箇所も💦トレランの人ともすれ違ったので、トレランにはいいコースかもしれません。 無事に知波田駅に到着。 目の前で1時間に1本の電車を見逃す。 浜名湖のほとりまで徒歩5分… 眺めに行く気力もない。 誰もいない駅舎でひとり。 私はまだまだMではない。 高いだ低いだ、重いだ軽いだ言う前に、もっともっと山を知って、親しんで、馴染んで、楽しんで『ドM』に相応しい山人間、ハイカーになりたいと思った。 荷物の見直しもしなきゃ。

坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 県道3号線より左に。
県道3号線より左に。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 この鳥居をくぐり神社さんに安全祈願をして、奥へ進みます。
この鳥居をくぐり神社さんに安全祈願をして、奥へ進みます。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 左に進みます。
左に進みます。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 朝ご飯です。電車に乗っている時間が1.5hもあったので電車内で食べようと思ったけど、二日酔いと眠気で食べられず。
朝ご飯です。電車に乗っている時間が1.5hもあったので電車内で食べようと思ったけど、二日酔いと眠気で食べられず。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 草を刈ったばかりのようです。整備してくれてありがとうございます。
草を刈ったばかりのようです。整備してくれてありがとうございます。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 東山到着。標高が300にも満たないし、この先ずっと尾根歩きだと勝手に早とちりし、楽勝と思ってました。
東山到着。標高が300にも満たないし、この先ずっと尾根歩きだと勝手に早とちりし、楽勝と思ってました。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 ササユリ。枯れているのとつぼみと見頃と混在していました。
ササユリ。枯れているのとつぼみと見頃と混在していました。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 ウルシかな?所々の赤い葉が目を引く。ここの山はウルシが多い気がしました。かぶれるのでなるべく触れずに気をつける。
ウルシかな?所々の赤い葉が目を引く。ここの山はウルシが多い気がしました。かぶれるのでなるべく触れずに気をつける。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 急に景色が開けると、疲れがリセットされるようです。
急に景色が開けると、疲れがリセットされるようです。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 で〜っかい木。何の木かわかりません。木登りしたくなるくらいの安定感と包容力を感じます。
で〜っかい木。何の木かわかりません。木登りしたくなるくらいの安定感と包容力を感じます。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 ヤフー知恵袋で質問したら『サルトリイバラ』と判明しました😃ヤッター🙌秋になると赤い実になります。葉は食べられるそうです!
ヤフー知恵袋で質問したら『サルトリイバラ』と判明しました😃ヤッター🙌秋になると赤い実になります。葉は食べられるそうです!
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 今日は少しだけしか見なかった野いちご。
今日は少しだけしか見なかった野いちご。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 10時〜12時の糸、張れてませんよ
10時〜12時の糸、張れてませんよ
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 この染み出た水が葦毛湿原へと流れています。
この染み出た水が葦毛湿原へと流れています。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 葦毛湿原。木道を初めて歩いた。ここでもヨロヨロして湿原へ落ちそうになる。
葦毛湿原。木道を初めて歩いた。ここでもヨロヨロして湿原へ落ちそうになる。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 まあ、これくらいの下りはあるさ。。。
まあ、これくらいの下りはあるさ。。。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 ダンディな男性が何か写真を撮っていて、近づくとこの儚い花でした。枯れ葉だけの地面からこの子だけがピーンと立っていて。「ムヨウラン(無葉蘭)」と教えてくれました。珍しいそうです。言われなかったら気づかなかったし知らなかった。踏んでしまったかもしれない。男性がいてくれてよかったです。
ダンディな男性が何か写真を撮っていて、近づくとこの儚い花でした。枯れ葉だけの地面からこの子だけがピーンと立っていて。「ムヨウラン(無葉蘭)」と教えてくれました。珍しいそうです。言われなかったら気づかなかったし知らなかった。踏んでしまったかもしれない。男性がいてくれてよかったです。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 この、長い階段。長過ぎて写りきらずフェイドアウトしてます。
この、長い階段。長過ぎて写りきらずフェイドアウトしてます。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 神石山、到着
神石山、到着
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 左に何か写ってるよ?
左に何か写ってるよ?
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 蝶々でした
蝶々でした
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 雨宿り岩。もっと雨宿りできそうな石が先にあったよ。そこで泊まりたくなった。
雨宿り岩。もっと雨宿りできそうな石が先にあったよ。そこで泊まりたくなった。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 何の羽かな?結構大きい。
何の羽かな?結構大きい。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 オカトラノオ
オカトラノオ
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 バライチゴ。少し早かった〜残念
バライチゴ。少し早かった〜残念
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 アカクビナガハムシ
アカクビナガハムシ
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 大岩への中尾根分岐。ここから下る。
大岩への中尾根分岐。ここから下る。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 大岩
大岩
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 ほぼ平行だけど、下の道、あったのかな?
ほぼ平行だけど、下の道、あったのかな?
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 森の中を下ってきて、少し眺望が良くなったけど、この先再び森の中を下る。
森の中を下ってきて、少し眺望が良くなったけど、この先再び森の中を下る。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 下ってるよ、この写真じゃわかりにくいけど…
下ってるよ、この写真じゃわかりにくいけど…
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 これくらいの傾斜!
これくらいの傾斜!
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 登山道終わり、舗装道へ。松ぼっくりロード。
登山道終わり、舗装道へ。松ぼっくりロード。
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 でっかいよ
でっかいよ
坊ヶ峰・石巻山・神石山・葦毛湿原 なにこれ?なんか怖い…
なにこれ?なんか怖い…

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。