活動データ
タイム
08:04
距離
15.2km
のぼり
970m
くだり
983m
活動詳細
すべて見る山用品のメーカーは『M』の頭文字が多いですね。山も英語でMountain『M』が付きます。よく見れば山の形も『M』に似てますね。 湖西連峰に行って来ました。 久々の山でね、嬉しくて、前日は家飲みしてしまい、寝不足&軽く二日酔い(本当にバカだねぇ)。 まあなんとか始発に間に合い、東海道線二川駅からYAMAPスタート! 今日のザックは11.1kg、ドM山行の始まりです。 こんな重いの初めてで、最初からフラつきながらの歩行でした。 顔を上げて姿勢を正して歩くと、重みに引っ張られるのでどうしても前傾姿勢になり、あまり周りを見れなかった。 でもどこか満足しながらの一歩一歩。 東山まで高度を稼いだけど、葦毛湿原を見たくてプラン外の道へ入り下る。 せっかくの高度が😫と思いながらもせっせと下る。 木道が現れ、植林をだいぶ切り開いてあったけど、そちらも湿原にするのかな?ショウブなども終わったあとみたいで華やかさはありませんでしたが、珍しい植生や生き物も多いらしく、一日ここでゆっくり観察しにきたいと思った。 葦毛湿原をあとにして、また登りが始まります、納得していたので少しずつ頑張ります。 お昼の予定は神石山。 最後の階段、なにあれ〜⁉️ 意識が薄れました😑 でも段差が低めだったので、5歩目休憩法でなんとか登り切る。 神石山到着。 今日こそは少しだけ凝ったランチを作るぞ!と、材料も用意して来た。金麦も、凍らせたパックゼリーで挟み込みキンキンなはず。でも過労と歩行中の朝パンで食欲なし。ザックを降ろしてボーッとすることが一番のご褒美でした。 しばらくボーッとしていると、近くにいる人の会話が耳に入ってきた。会話の前後はあまり覚えてないけど、「今日は21kgです。南アルプスにいくのでトレーニングで来ました。本番は25kgくらいになる」との話が聞こえ、そこで私は全てを失いました。 私なんかこんだけでヘトヘトフラフラ、このお兄さんは倍以上背負って爽やかな笑顔… あ〜も〜ダメだ〜😫 全然ドMじゃない! と、ひとりでスネていじけて神石山を後にする。 せっかくの冷え冷え金麦が飲まれず、ザックの重さは減らずで、気持ちは落ち込んだままトボトボ歩く… まだまだ先が長いからゆっくり行こう。 なんでそんなことでいじけるのか…歩きながら考える。イヤになっちゃう。めんどくさい奴なんです。ひと気のない山をひとりで歩きたがる理由もこれでしょうね。 ひたすら黙々と足を進める。 ちょっと目の前が開けたと思ったら、目の前にもう1つの山がハッキリ見える。 足元の道は下っている。 えぇ? …ん? ここで初めて『連峰』という言葉を思い出した。 れんぽーじゃん! 『連』なった『峰』と書いて 『れんぽー』じゃん! あぁ〜😭号泣です、、本日のトドメでした… さわやかな尾根歩きを想像していたのに… それでも…頑張って…足を運ぶ。 マウンテンのエムは山の形だよ、私は今、まさにドM山行だ、エムを登ったり降ったりしている、もしかしたらエムだけでなくダブリュかもしれないMWMWMWMWを上り下りしてるんだ😭 なんかおかしくなってきたぞ😵 少しの登りでも、ちょっとよろけただけで背中を誰かに引っ張られてるくらいの力で持っていかれ、何度か転げ落ちそうになる。危ない。 鼻水が垂れてきてすする。 そのせいで呼吸が乱れる。 今日の予定は、富士見岩まで行って不動の滝へ降りて知波田駅でゴールのつもりでした。 頭痛も出てきたので薬を飲み、少し冷静になって地図を読む。この先もいくつかのアップダウンがある事がわかり、思い切って引き返しました。 帰路の途中、21kgのお兄さんとすれ違いたくないなと思っていたら、案の定😅 背が高く爽やかでチャーミングなイケメンでした😆ムフ💕 中尾根分岐まで戻り、そこから大岩方面へエスケープ。たまに狭くてガレでしたが、それ以外は広くていい道です(YAMAPの軌跡と違うのが気になりました)。傾斜のせいか重荷のせいか、推進力がつき疲れているのに走るしかなかった箇所も💦トレランの人ともすれ違ったので、トレランにはいいコースかもしれません。 無事に知波田駅に到着。 目の前で1時間に1本の電車を見逃す。 浜名湖のほとりまで徒歩5分… 眺めに行く気力もない。 誰もいない駅舎でひとり。 私はまだまだMではない。 高いだ低いだ、重いだ軽いだ言う前に、もっともっと山を知って、親しんで、馴染んで、楽しんで『ドM』に相応しい山人間、ハイカーになりたいと思った。 荷物の見直しもしなきゃ。
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