地獄行くときはタワシを持って行こう(西丹沢、地獄棚沢)

2017.06.17(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 40
休憩時間
1 時間 53
距離
10.9 km
のぼり / くだり
964 / 973 m
6 24

活動詳細

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ここの所、楽チンな山行が多かったので、魂がシビれるような登攀がしたいと思い。 しかも出来るだけお手軽な(この時点でおかしいが)上級者向きの沢を探していたら、どうもF1の大滝だけが、巻きを使ってもかなりヤバイらしい、しかもトポをみると2級上なのに、上級者向け? ちょっと変だなぁと思いつつも、西丹沢にある地獄棚沢に行ってきました。 大滝橋のバス停を降り沢沿いを歩いていると、ひとりの先行者の足跡、おそらく釣り人だろう。 沢登りなら上級の沢に1人で行くバカはいないはず。 トラブルにならないように注意しながら、遡行を開始すると、程なく、ウェダーを着けたおじさんに会う。 大滝下まで行ってきたらしい。ちっちゃいヤマメが少し釣れたけどリリースしたとの事、大滝の上も行きたかったらしいが、どう見ても無理そうなので諦めたらしい、これは、もしかしたら大滝の上はお魚天国かもしれない。 そんな話しをして、別れた。 おじさんと別れてすぐにF1大滝ドーン! 堂々たる50mの滝、なかなか美滝だ。 直登するには、かなりヌメっていて人工登攀でアブミを使わないと、こりゃ無理でしょう。 最初から直登は考えてないので、ブッシュにはいり まずは20m上のテラスへ なかなか、よい眺め ブッシュに戻り適当な木を見つけて、セルフをとり ソロシステムを用意する。 見上げるとほぼ垂直、岩場はハング、ランナーを取る木もランナウトしてる。 しかも小枝が邪魔してる。 確かに面倒だし難しそう、ただ登れない程ではない。 ロープだけを背負ってソロシステムで登る。 ブッシュは木を頼りに登るが、木の間隔が遠いので、沢バイルを使いつつ慎重に登る。 岩場はハングしてるので、念のため1本ハーケンを打った。打つときは出来たら両手を使いたいので、もしもの時に持ってきたスカイフックも役に立った。 それでも岩はもろく崩れるので、押さえ込むようにのぼる。 上まで登りきり太い木にフィックスして、ザックを取りに戻る。ザックを、回収して登り返した。 登る時にはやばそうだったので使わなかった、アンダーのフレイクを使うと、案の定、バコッと取れた。 リードで使ってたらヤバかった。 滝の落ち口にあがり、やっと一息。 この滝で2時間かかった。 ハーケンの長さが合わず打ち直しと、回収に思ったより時間がかかってしまったらしい。 それでも、ソロなので、時間的にはだいぶ成長したもんだ。 ここからは、楽チンなシャワークライミングと聞いていたが、なかなかどうして楽しませてくれた。 連瀑帯の滝はヌメっていて、スタンスがとれない。 いつも持参しているタワシでゴシゴシ スタンスになりそうな所は、ゴシゴシ やっぱ、タワシは亀の子だね。 今回は、軍手も用意した。 軍手のフリクションもかなりよい。 兎に角10mから15mの滝がバンバン続く、落ちたくないので、念入りにゴシゴシする。 連瀑帯を堪能しつつ登り終えると、水量も減りナメ滝にかわる。 水が涸れる前に食事。 出来たら、魚を期待したが、この連瀑ではいるはずもなく、カップヌードルシーフード味となった。 日清は、相変わらずいい仕事してる。 この辺りは、沢の終わりに近い、コーヒー飲んだり、ゆっくりして、出発。 ほどなくして水が涸れる。 ザレ場を少し詰めると薄い踏み跡が、あった。 地形図を確認しながら上がると登山道にすぐに出れた。 東海道自然道を降りると大滝沢本流に魚影が見える。 ここは、魚卵を放流してると聞いている。 ちょっと沢に降りて、テンカラ竿を、振ってみる。 スレてるのか、まったく釣れない。 いずれにしても、持ち帰るつもりはないので、竿を仕舞い帰路を急ぐ、爽快な天気をみつつ、明日の天気が良くなることを祈った。 まとめ ソロで初めての上級沢 魂がシビれる程ではないが、今まで培ってきた技術やテクニックが総動員したので、楽しめた。 そろそろ泊まりの沢に行きたいものだ。

大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 今回のギア、スリングいっぱい、ハーケンも一揃い
今回のギア、スリングいっぱい、ハーケンも一揃い
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 スカイフック(製品名クリフハンガー)、使い方は後ほど
スカイフック(製品名クリフハンガー)、使い方は後ほど
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 さて、出発ダァ
さて、出発ダァ
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 穏やかな、林相
穏やかな、林相
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 出た!
F1,50mの大滝
出た! F1,50mの大滝
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 さて、何でしょう?
さて、何でしょう?
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 近撮、何だろう?
近撮、何だろう?
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 もう、分かったかな?
もう、分かったかな?
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 河鹿カエルくんでしたぁ
そこらじゅうで、ルルル〜♪て鳴いてました。
河鹿カエルくんでしたぁ そこらじゅうで、ルルル〜♪て鳴いてました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 デカイっしょ
真ん中のテラスで20m 
上までファインダー入らず。
俺ってちっちぇ〜
デカイっしょ 真ん中のテラスで20m 上までファインダー入らず。 俺ってちっちぇ〜
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 テラスからの眺め
テラスからの眺め
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 なんか、ハングってるし、ひょんぐってるし。
なんか、ハングってるし、ひょんぐってるし。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ブッシュに戻り登ります。
ブッシュに戻り登ります。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 登ったんで、ザック背負って登り返します。
緑のエーデルリットのスリング、これ良いです。
プルージックで登り返し
登ったんで、ザック背負って登り返します。 緑のエーデルリットのスリング、これ良いです。 プルージックで登り返し
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 スカイフックの使い方
簡易でセルフが取れる。
支点にする勇気はない。
スカイフックの使い方 簡易でセルフが取れる。 支点にする勇気はない。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ハーケン回収、岩には残さずです。
隣の大昔の錆びたハーケンは、粉砕しときました。
ハーケン回収、岩には残さずです。 隣の大昔の錆びたハーケンは、粉砕しときました。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 落ち口、高いよ〜
落ち口、高いよ〜
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 振り向くと行くては連瀑帯
振り向くと行くては連瀑帯
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 10mはあるね〜
直登です。
10mはあるね〜 直登です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 タワシでゴシゴシ
タワシでゴシゴシ
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 15mはあるね。
直登です。
15mはあるね。 直登です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 これまた、30mはあるかなぁ
直登です。
これまた、30mはあるかなぁ 直登です。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 やっと二俣
右に行きます。
やっと二俣 右に行きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 タワシでゴシゴシ、うん綺麗になった
タワシでゴシゴシ、うん綺麗になった
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 涸れてきた
涸れてきた
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 滝もだんだん小ぶりに1mくらい。
滝もだんだん小ぶりに1mくらい。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 ここで昼休み、
ゆっくりしよっと。
ここで昼休み、 ゆっくりしよっと。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 さて、出発
荒れてるけど、ナメが続きます。
さて、出発 荒れてるけど、ナメが続きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 苔っていいよね。
苔っていいよね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 最期の滝1mくらい
最期の滝1mくらい
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 涸れてきた
涸れてきた
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 最期の詰め
真ん中を行きます。
最期の詰め 真ん中を行きます。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 登山道着
やっぱ登山道は歩きやすいね。
登山道着 やっぱ登山道は歩きやすいね。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 一軒家避難小屋
昔ながらの避難小屋でした。
一軒家避難小屋 昔ながらの避難小屋でした。
大室山・畦ヶ丸山・菰釣山 登山道を降りて、バス停まであと少し
ふぃ〜楽しかった。
登山道を降りて、バス停まであと少し ふぃ〜楽しかった。

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