心躍る谷の朝練 六甲ハチノス谷

2017.06.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 6
休憩時間
1 時間 3
距離
4.5 km
のぼり / くだり
485 / 626 m
2 4
38

活動詳細

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※ハチノス谷は一般ルートではなく、危険を伴います。安易に入らない方がいい谷です。 今回一番大きい滝(あとでハチノス大滝と判明)以外基本巻かずに直登しましたが、 その場合の難易度はLv.11(秀とろ基準)です。 滝直登を基本とするつもりならヘルメットがあった方がベターだと思います。 日曜日は午後から用事で家族山行には行けず。 でも午前中は時間があったので、この機会を逃すまいと、前々からやりたかった谷の朝練に行ってきました。 地形図だけを見て攻める谷を選び、自分の引いた線の通りにルート取りをする練習です。いざという時に対処するための訓練として、敢えて下調べはしませんでした。(危険度は上がると思うので、安易にやらない方がいいとは思います。) 地形図上で適当に選んだ谷筋なので、一般的にはルートがない可能性もあります。でも、そこは六甲。ルートっぽくはなってるだろうな~、とは思っていました。 しかし、まさかそこが「ハチース谷(ハチノス谷)」だったとは…。マイナーながらもそこそこ名のある谷だったのでちょっと残念(笑)  とはいえ、初めて入る谷ですし、楽しめるはずです。 結論から言うと、滝の直登は試行錯誤が必要な難しいところもあり、アスレチック的にはとても楽しめました。しかし、景観としては狭苦しくて鬱蒼としていて何となく美しさに欠ける谷でした。しかも色んなところで土をかぶるし、顔中蜘蛛の巣だらけになるし、とろつまを連れてきたら嫌すぎて卒倒するレベルです。 この谷の一番の見どころと思われるハチノス大滝に関しては、スケールが大きく圧倒されましたが、水量が少なくて、滝というよりは上から沢山しずくが落ちてくる崖という感じでした。 因みに、このハチノス大滝、下から5分くらい観察し、とりあえず1段目を登ってみました。しかし、やはり観察と実際にはかなりのギャップがあるもの。簡単そうに見えた2段目はホールドもスタンスも滑りまくって大変な感じでした。流石にロープなしでこれ以上は危険だと思ったので、1段目の上のテラスから左へ巻きました。 巻くと言っても、木の生えた崖をトラバースしてから登る感じで、割と危険な巻きです(秀とろ基準Lv. 8)。(あとで調べたところによると、下から巻く場合は右側に巻道があるようです。) ハチノス大滝の上に出たらその後は滝もありません。あとはあらかじめ決めたルート通りに谷筋を辿って、長峰山山頂近くの稜線に出ました。 長峰山は今回が初めて。天狗岩と呼ばれる展望の良いところが山頂になっており、とても気に入りました。東側も開けて眺めがよく、来年の初日の出はここから見たいな~、などと考えながら惣菜パンと紅茶で朝食。 帰りは関電の巡視路で下山しました。 家族には9時か10時くらいに帰ると書置きしてたのに、結局帰宅は10時半過ぎ。 とろつまの機嫌の悪かったことと言ったら…(笑) 泥だらけで擦り跡の沢山ある服や穴の開いたタイツを身につけた私を見て、 「そうやって谷で服を傷めるなら、買い替えの山服は誕生日プレゼント扱いにする」 と怒られてしまいました…。 とろつまさん、今回は一人で谷に行かせてくれてありがとう。 次から、谷へはどうでもいい服を着て行きます…\(_ _)

六甲山・長峰山・摩耶山 ここに降り立ちました。何か鬱蒼とした谷です。
ここに降り立ちました。何か鬱蒼とした谷です。
六甲山・長峰山・摩耶山 堰堤を巻くとそこには…。
なんと、ハチース谷(ハチノス谷)だったとは…。
堰堤を巻くとそこには…。 なんと、ハチース谷(ハチノス谷)だったとは…。
六甲山・長峰山・摩耶山 来ました来ました。楽しい滝登り。
来ました来ました。楽しい滝登り。
六甲山・長峰山・摩耶山 初めて見るタイプの堰堤です。巻かなくていいのは有難い。
初めて見るタイプの堰堤です。巻かなくていいのは有難い。
六甲山・長峰山・摩耶山 なんか美しさに欠ける。
なんか美しさに欠ける。
六甲山・長峰山・摩耶山 ここはロープを使って巻いてもいいけど、滝の直登も確かあまり難しくなかったはず。(Lv.7くらい?)
ここはロープを使って巻いてもいいけど、滝の直登も確かあまり難しくなかったはず。(Lv.7くらい?)
六甲山・長峰山・摩耶山 ここはロープを使わずに滝横を登ると割と難しい(Lv.9?)
ここはロープを使わずに滝横を登ると割と難しい(Lv.9?)
六甲山・長峰山・摩耶山 ここは難易度覚えておらず。それほど難しかった記憶はなし。
ここは難易度覚えておらず。それほど難しかった記憶はなし。
六甲山・長峰山・摩耶山 ここは今回一番難しかったチョークストーンの滝。
滝のすぐ右側を登りました。結構滑るし、素直には登れません。(Lv.11)
ここは今回一番難しかったチョークストーンの滝。 滝のすぐ右側を登りました。結構滑るし、素直には登れません。(Lv.11)
六甲山・長峰山・摩耶山 たしかこのチョークストーンの滝も結構難しく、登り切る前に右に逃げたはず。(Lv.11)
たしかこのチョークストーンの滝も結構難しく、登り切る前に右に逃げたはず。(Lv.11)
六甲山・長峰山・摩耶山 少し開けた感じのところを歩いていくと…。
少し開けた感じのところを歩いていくと…。
六甲山・長峰山・摩耶山 ドーンと現れたハチノス大滝。20mはありそう。そのえげつなさに見た瞬間「無理だ…」と思いました。とりあえず、1段目だけ(木のあるとこらへんまで)登って左へ巻きました。1段目だけでLv.11。
ドーンと現れたハチノス大滝。20mはありそう。そのえげつなさに見た瞬間「無理だ…」と思いました。とりあえず、1段目だけ(木のあるとこらへんまで)登って左へ巻きました。1段目だけでLv.11。
六甲山・長峰山・摩耶山 ハチノス大滝を左から巻中。こんな感じで崖に木が生えたようなところを登っていきます。(Lv.7)
ハチノス大滝を左から巻中。こんな感じで崖に木が生えたようなところを登っていきます。(Lv.7)
六甲山・長峰山・摩耶山 ハチノス大滝を過ぎればあとは長閑なもの。この出合は左へ。
ハチノス大滝を過ぎればあとは長閑なもの。この出合は左へ。
六甲山・長峰山・摩耶山 またすぐに出合。左へ。
またすぐに出合。左へ。
六甲山・長峰山・摩耶山 なんかここだけ明るく気持ちのいい空間がありました。
なんかここだけ明るく気持ちのいい空間がありました。
六甲山・長峰山・摩耶山 今ここらへん。今回は行動範囲が狭かったので12500分の1の地図にしてみました。
今ここらへん。今回は行動範囲が狭かったので12500分の1の地図にしてみました。
六甲山・長峰山・摩耶山 もう少しで稜線に出そうです。
もう少しで稜線に出そうです。
六甲山・長峰山・摩耶山 ここで赤線ルートの尾根道へ出ました。
ここで赤線ルートの尾根道へ出ました。
六甲山・長峰山・摩耶山 長峰山山頂に到着。この先の天狗岩が展望良し。
長峰山山頂に到着。この先の天狗岩が展望良し。
六甲山・長峰山・摩耶山 天狗岩から摩耶山方面を望む。
天狗岩から摩耶山方面を望む。
六甲山・長峰山・摩耶山 天狗岩にいた女性2人組に撮ってもらいました。
タオル汚っ!これはちょっと恥ずかしかったかも…。
天狗岩にいた女性2人組に撮ってもらいました。 タオル汚っ!これはちょっと恥ずかしかったかも…。
六甲山・長峰山・摩耶山 天狗岩、まだツツジが残ってました。
天狗岩、まだツツジが残ってました。
六甲山・長峰山・摩耶山 天狗岩から大阪方面を望む。ここはご来光を拝むのにもいいかも。
天狗岩から大阪方面を望む。ここはご来光を拝むのにもいいかも。
六甲山・長峰山・摩耶山 帰りは関電の巡視路から下山。
帰りは関電の巡視路から下山。
六甲山・長峰山・摩耶山 余り気持ちのいい道ではありませんでした。
余り気持ちのいい道ではありませんでした。
六甲山・長峰山・摩耶山 護国神社でYAMAP終了。
護国神社でYAMAP終了。
六甲山・長峰山・摩耶山 午後は娘を連れて席書大会へ。
午後は娘を連れて席書大会へ。
六甲山・長峰山・摩耶山 なんと娘が父の日にケーキを…ひと月分のお小遣い以上するのに…(´;ω;`)ウゥゥ
因みに息子は、「今日は父の日だ」と指摘するとやっつけでマッサージしてくれました。
なんと娘が父の日にケーキを…ひと月分のお小遣い以上するのに…(´;ω;`)ウゥゥ 因みに息子は、「今日は父の日だ」と指摘するとやっつけでマッサージしてくれました。

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