初夏の白草山 乗政からのコースを行く

2017.06.24(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 18
休憩時間
1 時間 23
距離
9.6 km
のぼり / くだり
989 / 996 m
35
1 33
1 15
28

活動詳細

すべて見る

ぎふ百山、阿寺山地の山の一つである。 今回は妻と三男、僕の三人だ。 長男と次男はバアバからの自宅のヤマモモの収穫を手伝ってほしいというオファーで「山は逃げないのでまた今度」と大人のような切り返しで軽くあしらわれてしまった。 標高がそこそこ、眺望、名古屋から3時間以内という条件で絞り、虫のレポートがないこの山にした。 今回も寝坊し予定より遅れて出発、ちょっと心配だったが林道ゲート手前の駐車場にはまだ3台ほどだった。他にも数か所車が停められそうなスペースがあったので今日は焦らずとも結果的には良かった。 登山口にはトイレはないので、30分手前の道の駅でトイレを借りた。 9時スタート、三男は車の中では歩くと言っていたが、「山登りじゃないから歩かない」と謎の言い訳、どうやらアスファルトや砂利道は山登りではないらしく、いそいそと背負子に搭乗。 気温は20度、檜の香りがすがすがしい。背中の三男はご機嫌で何かずっとしゃべっている。ゲートをくぐって35分程、砂利の緩やかな林道を進むとようやく木の橋が掛かる登山口にたどり着く。この時点ですでに汗だく。そこからは尾根に出るまでやや急な登りとなる。 前半こそは余裕があったが、暑いし、重い。当然だが去年に比べて肩にかかる負荷が全然違う。おまけに背負子の中でなにやら動いたり、頭上の葉っぱに手を伸ばしたりでいつもに増してきつい。それでも差し込む光や緑、時折見える景色が気持ちを高揚させる。 今回の山はガイドブックなどを見ても危険個所や難所もなく登りやすい山とあったがその通りだった。登山口から歩くこと1時間ようやく尾根に出る。緩やかな場所をちょっとだけど三男も歩く。昔牧草地だったという山頂周辺はクマザサに覆われているが景色もよく歩きやすい。そして時折吹く風が涼しく気持ちがよい。御岳山の噴煙が上がっている様子も見える。 尾根に出て50分ほどで頂上に到着した。山頂には数人がいてみな昼食の様子だった。広い山頂付近でシートを広げて昼食にする。暫くは日が差し気温28度ほど、木陰もないのでしんどかったが、しばらくすると雲がかかってきて日陰になるとちょうど良い気候に落ち着く。御岳山より遠くは霞んでまったく見えなかった。グレーの雲がかかり始めたところでちょうど食後のコーヒーも済み12時半下山し始める。 尾根をそれるあたりまで三男も歩いてくれた。30分ほどだったがちょっとづつ歩く時間が伸びてくれるとありがたい。この先三男の体重がますます増えたらとてもじゃないが長時間背負える自信がない。 その後はスムーズに下って1時間半で登山口に到着、そこからゲートまで林道を進む。林道に出てからは直ぐに駐車場かと思っていたら意外と距離があって30分ほど歩いた。 今回はいつもみたいに変なスリルを味わうことはなかった。とても歩きやすい登山道で少しだが三男も歩いてくれたのでちょうど良かった。ちなみにたまたまかもしれないが虫はいたがそれ程でもなく、珍しく刺されることも無かった、もう少し彼らの生態について調べてみないとなと思う今日このごろである。 帰りは駐車場から30分ほどの「おんぽいの湯」で何年振りかの一人で温泉につかりゆっくりすることができた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。