大菩薩嶺・鶏冠山・大マテイ山
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このエリアについて
掲載されている山
大菩薩嶺, 鶏冠山, 大マテイ山, 鶴寝山, 丸川峠
大菩薩嶺
標高 2056 m
山梨県の甲州市と丹波山村の境界に稜線を延ばす大菩薩連嶺の最高峰。路線バスが走る上日川峠を起点にすれば初級者でも無理なく周回できるため、初めての日本百名山として人気が高い。深田久弥の『日本百名山』では最高点を大菩薩岳として紹介しているが、現在は大菩薩嶺と呼ぶのが一般的だ。この山頂はコメツガ林に覆われて展望が開けないものの、大菩薩嶺と大菩薩峠を結ぶ草原状の稜線は花の多いのびやかな道が続き、富士山を眺めながらの山歩きが楽しい。明治~昭和の小説家、中里介山の未完の大作『大菩薩峠』は、山小屋・介山荘の立つ大菩薩峠でのある事件から始まる時代小説で、峠西側の勝縁荘(建物のみ残る)は中里介山や深田久弥にゆかりのある山荘だ。
小金沢山
標高 2014 m
小金沢山(こがねざわやま)は、山梨県大月市と甲州市の境にある山。標高は2,014.3メートル。大月市の最高地点。山梨百名山の一つ。 大菩薩嶺から南側へ続く尾根筋を小金沢山稜又は小金沢連嶺と呼び、その主峰となる山である。相模川水系の葛野川の源流となる小金沢(黄金沢とも書く)がわき出ることからその名がつけられた。三角点が設置された当初は雨沢ノ頭と命名され、小金沢山の名は、当山より南側の現在の黒岳につけられていた。 山頂は、南側の牛奥ノ雁ヶ腹摺山と共に富士山の眺望に優れる秀麗富嶽十二景の一つとして選ばれている。山の東側一帯は「小金沢水源の森」として林野庁の認定する水源の森百選に選ばれている。 山の地下には、西側の上日川ダムと東側の葛野川ダムを結ぶ延長約8キロの水路があり、東側の地下に東京電力の揚水式水力発電所、葛野川発電所がある。
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