青森市

出典: Wikipedia

青森市(あおもりし)は、青森県の中央部に位置する市である。津軽地方・東青地域に属する。同県の県庁所在地であり、中核市に指定されている。青森湾に臨む交通の要地。中心部は江戸初期に建設された港町に由来。三内丸山遺跡や青森ねぶた祭が知られる。 【概要】 本州最北の県である青森県のほぼ中央に位置する。県の西半部を指す津軽地方にあっては北東部に位置し、東津軽郡の町村と東青地域を構成する。青森平野を中心とし、北は陸奥湾の支湾である青森湾に面し、南部から東部にかけては奥羽山脈の北端部にあたる八甲田山・東岳山地の山が連なり、西部で市域は津軽半島の脊梁山脈である梵珠山地や津軽平野に広がる。市街地は青森湾沿いの中心市街地から青森平野上を扇状に展開している。行政都市・商業都市・交通都市・港湾都市の性格を有する。(中略)

このエリアについて

掲載されている山

青森市(市街地)

  • 梵珠山

    標高 468 m

    梵珠山(ぼんじゅさん)は青森市と五所川原市に跨る標高468mの山。 東北地方に奈良時代仏教を布教した法相宗の道昭上人が釈迦三尊の文殊菩薩の文殊に因み、当時からまたはその後造語として「梵珠」と名付けたとされる。梵とはブラフマンとも言われる宇宙の根本原理。珠は数珠にも使われる文字で丸い玉を意味する。

  • 井戸岳

    標高 1458 m

  • 櫛ヶ峯(上岳)

    標高 1516 m

    櫛ヶ峯(くしがみね)は、青森県の南八甲田山系にある火山である。南八甲田山系の最高峰である。「櫛ヶ峰」や「櫛ガ峰」と記述されることもある。また、隣の下岳 (1342m) の関係から「上岳」と呼ばれることもある。東北百名山に選ばれている。駒ケ峰など東側から望むと、山の形が“柘植の櫛”のように見える。 均整のとれたなだらかな三角形の山容をしており、裾野には広大な湿原が広がっている。 6月下旬から7月中旬の花のシーズンに訪れると、裾野には広大なお花畑が広がっている。ただ、無雪期には登山のための時間があまりにもかかるため、夏に登山に訪れる人よりも、5月中頃までのスキーを利用して登山を行う人の方が多い。 山頂からは、十和田湖や岩木山、北八甲田山、青森市などを見ることができ、360度の眺望を得ることができる。山頂から、廃道になったかつての登山道を降りると崩れた祠の跡がある。祠には開山の経緯が掘られた碑があり、その碑文によると、櫛ヶ峯に登山道が作られたのは1956年(昭和31年)10月である。 八甲田山系の中で、登山のための時間が最も必要となる山である。猿倉温泉か御鼻部山山頂駐車場からの登山道で登山可能である。この道は、昭和8年から9年にかけてつくられた車道であったが、ほとんど自動車が通らず車道としては廃道の状態になっている。長年の植物遷移と洗掘が進んで極めて歩行困難な箇所が随所に認められ、雨天時には洗掘のため歩行不可能な区間もあるものの、この道の整備に関しては論議が存在する。 1977年ごろから、登山ブームに乗って櫛ケ峰を訪れる人が急に増え始めた。櫛ケ峰の広大な東斜面には雪が多く張り付き、遅くまで雪が残る。一面の草地は雪解け水を含み、季節になるとイワイチョウ、ヒナザクラ、チングルマなどが咲く。これが雪田といわれている湿原だが、登山客の増加の影響を受けてこの雪田上に作られた登山道はえぐられ川ができ、そのため登山客が別の所を歩くとそこがまたえぐられるという悪循環が繰り返された。そのため、山頂直下の登山道が尾根筋に新たに作られ、旧登山道は閉鎖され、植生復元が行われた。

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