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箱根山・神山

出典: Wikipedia

箱根山(はこねやま)は、神奈川県足柄下郡箱根町を中心に、神奈川県と静岡県にまたがる火山体の総称である。富士箱根伊豆国立公園に指定されている。 【概要】 箱根山は40万年前に活動を開始した第四紀火山である。カルデラと中央火口丘、二重の外輪山で構成され、内側には堰止湖の芦ノ湖を形成している。現在でも大涌谷などで噴煙や硫黄などの火山活動が見られ、致死性の火山ガスを噴出する場所もあるが、有史の噴火記録はない。 箱根火山の熱源であるマグマだまりの規模や大きさは不明であるが、これまでの地震観測の結果からマグマだまりの上端は地下5㎞以下の位置にあると考えられている。山体の南側に大きく侵食された湯河原火山が接している。 また、山腹・山麓の多くの場所で温泉が湧出し、古くより湯治場として温泉郷が形成され箱根温泉が発展した。近代からは観光開発が始まり、多くの人が訪れる地となった。 2007年、「箱根火山」として日本の地質百選に選定された。

このエリアについて

掲載されている山

箱根山, 神山, 冠ヶ岳, 駒ヶ岳, 芦ノ湖, 丸岳, 屏風山, 鷹巣山, 浅間山, 箱根町

  • 長尾山(ながおやま)は、静岡県小山町と神奈川県箱根町の境に位置する標高1144mの山である。日本三百名山・関東百名山にも選定されている金時山(1212m)の南東に連なり、乙女峠登山口から金時山をめざす稜線上にある。山頂付近は展望はあまりないものの、笹原が開けた広場になっている。詳細は金時山を参照。 https://yamap.com/mountains/91

  • 明神ヶ岳(みょうじんがたけ)は神奈川県南足柄市と箱根町の間にある標高1,169mの山である。箱根外輪山の東部にあり、山容は台形のような形で穏やか。山頂からは金時山越しに雄大な富士山を望むことができる。その昔、箱根を越えるためには現在の南足柄市の関本を起点にして明神ヶ岳を越え、南足柄市宮城野に下った後に仙石原、乙女峠と越える必要があった。それは大変困難な道のりだったため、旅人の安全を守る意味で山頂に明神を祀ったことから明神ヶ岳と呼ばれるようになった。登山ルートは強羅駅を起点に明神ヶ岳、明星ヶ岳と周回するコースや、箱根外輪山を縦走するコース等、レベルに合わせて様々な行程を組める。

  • 幕山

    標高 626 m

    幕山(まくやま)は、神奈川県湯河原町にある山である。山体は大型の火山である箱根山の側火山として約15万年前に形成された溶岩ドームである。 柱状節理の岩壁が山腹を取り囲み、それを歌舞伎の幕に例えたことが名称の由来と言われている。 南麓に湯河原梅林(幕山公園)があり、2月上旬~3月中旬にかけて、岸壁を背景にして約4,000本の梅が開花する。この梅林は昭和29年頃から地鍛冶屋地区の有志により、ガケ崩れ対策と将来の観光資源として植えたものである。 山頂まで複数の登山道があり、最短の幕山公園から70分ほどで登頂できる。山頂からは湯河原の街並や真鶴半島、相模湾や相模灘が見える。また、田中澄江の花の百名山の一座に選定されており、タツナミソウが見られる山として紹介されている。

  • 火打石山

    標高 988 m

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