アンナプルナ周遊 その4
出典: Wikipedia
アンナプルナは、ネパール・ヒマラヤの中央に東西約50 kmにわたって連なる、ヒマラヤ山脈に属する山群の総称。サンスクリットで「豊穣の女神」の意味。第1峰(8,091 m)、第2峰(7,937 m)、第3峰(7,555 m)、第4峰(7,525 m)で、第1峰は標高世界第10位。
【概要】
ネパールのポカラや近在のダンプス、サランコットなどから、手軽にその雄姿を見ることが出来る。ネパールが鎖国時代には近づけなかったが、1950年開国直後の6月3日にフランスのモーリス・エルゾーグ、ルイ・ラシュナル率いるフランス隊によって、第1峰に初登頂がなされた。人類が足跡を刻んだ初めての8,000 m峰(全部で14ある)であり、3年後にエベレストが登頂されるまでは人類が登頂した最も高い山であった。 この登頂に際して、これまでと異なる大きな際立った点が2点ある。一つ目は化学繊維製品の大幅な活用。二つ目は軽装速攻主義をとった点である。だが、最も特筆すべきなのは、初挑戦で初登頂に成功し、なおかつ1人の犠牲者を出すことなく撤退したという点に尽きるだろう。しかし、無事に撤退したとは言え8,000 m峰の登頂は過酷を極め、登頂したモーリスとルイは2人合わせて30本の指を凍傷で失い、空港で出迎えた人々を絶句させた。
このエリアについて
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