和名倉山・笠取山・東仙波

出典: Wikipedia

和名倉山(わなくらやま)は埼玉県秩父市にある標高2,036mの山で、奥秩父の山の一つ。別名白石山(しろいしやま)。国土地理院の地形図には白石山とあるが、和名倉山が古くからの秩父側の呼称である。日本二百名山に選定されている。 【概要】 四方に谷を刻んだ巨大な山体が特徴的である。かつては奥秩父の秘峰としてその原生林の美しさが讃えられたが、戦前に山林の権利が大滝村(現秩父市の一部)に移ったあと、1950~60年代の森林伐採と山火事で山域の荒廃が進んだ。かつて美林を誇ったコメツガの原生林は、大滝村の皆伐と伐採事業に伴う火災によりほぼその全てが失われており、尾根筋の大半は平凡な唐松の植林とスズタケの密藪に覆われている。辛うじて伐採を免れた県境付近では、石楠花の群落が見られる。 登山について、かつては、登山道(ルート)がはっきりせず、暗い樹林帯が多い難路で、山中でテント泊する準備が出来、薮こぎに耐える覚悟と体力を持ち、地図と磁石で針路を決められる技術を持つ者以外には危険な“秘峰”とみられていたが、最近は登山道の開発が次第に進んできた。現在では、一般ルートを取る限り、テント泊も必要でなく、とくに難しい山ではない。

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掲載されている山

和名倉山(白石山), 笠取山, 東仙波, 大洞山(飛龍山), 唐松尾山, 仙波, 広瀬湖

  • 小雲取山(こくもとりやま)は、東京都奥多摩町と山梨県丹波山村の境に位置する標高1935mの山である。日本百名山に選定されており東京都最高峰でもある雲取山(2017m)の南に位置し、もっともポピュラーな鴨沢ルートでは七ッ石山(1757m)と小雲取山を越えて、雲取山山頂に至るが、山頂を経由せずに北側の雲取山荘に向かう巻道も派生している。詳細は雲取山を参照。 
https://yamap.com/mountains/25

  • 妙法ヶ岳(みょうほうがたけ)は、埼玉県秩父市にある標高1,329mの山で、奥秩父の山域の一つ。 山頂には北西1.8kmほどにある三峯神社の奥の院(奥宮)がある。三峰山とは、妙法ヶ岳と、白岩山(1,921m)、雲取山(2,017m)の総称。ブナなどの原生林がある。精進の滝がある。

  • 前白岩山

    標高 1776 m

    前白岩山(まえしらいわやま)は、埼玉県秩父市に位置する標高1776mの山である。日本百名山である雲取山の埼玉県側の玄関口・三峯神社からのルート上にある。霧藻ヶ峰(1523m)からお清平のコルを経て、登り返すと到達する。南側の白岩山との鞍部に白岩小屋があったが、老朽化のため閉鎖されている。詳細は雲取山を参照。 https://yamap.com/mountains/25

  • 白岩山(しらいわやま、しらいわさん)は、埼玉県秩父市にある標高1921.2mの山である。奥秩父山塊の山の一つで、秩父多摩甲斐国立公園内にある。 妙法が岳(1332m)、白岩山(1921m)、雲取山(2017m)を総称して三峰山という。

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