高尾山・陣馬山・景信山

出典: Wikipedia

高尾山(たかおさん)は、東京都八王子市にある標高599mの山である。東京都心から近く、年間を通して多くの観光客や登山者が訪れる。

このエリアについて

掲載されている山

高尾山, 陣馬山, 景信山, 堂所山, 稲荷山, 草戸山, 榎窪山

  • 高尾山

    標高 599 m

    ミシュランガイドの観光部門で三ツ星に選ばれた東京都南西部の低山。高尾山口駅は都心からのアクセスが良く、またケーブルカーや温泉などの施設も充実しており気軽に登山が楽しめる。紅葉の時期は、美しいもみじが絶景。年間300万人前後のハイカーたちが四季を問わず訪れる。1号路から6号路まで6本の自然研究路に加え、稲荷山コースなどの登山コースも多く、レベルや目的に応じた山歩きができるのがこの山の特長だ。暖温帯と冷温帯の植物が混在する山でもあり、その種類はイギリス全土の植物種に匹敵するといわれる1600種以上。タカオスミレなど高尾山で最初に発見された植物も多種におよぶ。コース沿いにはモミやイヌブナ、スギ、カツラなどの大木がそびえ、天狗伝説で知られる薬王院の紅葉、4号路の吊り橋、山頂から望む富士山など見どころも多い。

  • 城山(しろやま)、別名・小仏城山(こぼとけしろやま)は、東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区の境にそびえる標高670mの山であり、山頂に設置された電波塔がランドマークとなっている。東京都初の日本遺産にも認定された高尾山(599m)の西側にそびえ、城山を経て景信山(727m)・陣馬山(855m)と縦走する奥高尾縦走路は、首都圏のハイカーにとって定番ルートのひとつである。南側の大垂水峠、北側の日影林道から直接登頂することも可能で、山頂から日影バス停へ下る小仏城山北東尾根は、初級のバリエーションルートである。山頂には城山茶屋・春美茶屋の2軒の茶屋が営業しており、なめこ汁やおでんなどを肴に一献する登山者も多い(基本的に平日は休業)。東方向の眺望が良く、高尾山を前景に八王子市街の展望が広がる。

  • 高尾山の東に位置するピーク。稲荷山コースとして登られることが多い。 詳細は高尾山を参照。 https://yamap.com/mountains/108

  • 景信山

    標高 727 m

    景信山(かげのぶやま)は、東京都八王子市と神奈川県相模原市の境界に位置する標高727mの山。西は陣馬山、南東は高尾山へと続く縦走路、都県界尾根のほぼ中間にあり、関東平野を一望できる山として知られている。江戸時代に編纂された『新編相模国風土記稿』によると、「往昔は頂上に関ありしが、是を小仏関と呼ぶ、或は富士見関と称す。夫より少しく北に寄り、景信山と唱て、一区の地あり、北条氏照の家臣、横地監物景信が、警備せし構への跡なりと云ふ」とその山名が記されている。スギとヒノキの植林と広葉樹林に覆われた山だが、山頂は広く、眺めもすばらしい。よく晴れた日には東京の街並みが見渡せ、池袋・新宿・六本木方面と東京湾・海ほたる・横浜ランドマークタワーなどが眼下に広がる。また山頂には景信小屋と景信茶屋があり、多くの登山客で賑わっている。少し下った茶屋のテラスからは、南側の高尾山の縦走路や相模湖、丹沢の山並みを一望できる。

  • 陣馬山

    標高 854 m

    東京都八王子市と神奈川県相模原市との境に位置し、頂に立つ白馬像がシンボルの山。広大な山頂からは360度の展望が広がり、関東の富士見百景、かながわの景勝50選、八王子八十八景などに選定されている。山頂には数軒の茶屋(休業日あり)が立ち、そばや汁物、みそおでんなど、寒い日やおかずに一品ほしいときはありがたい。登山コースは四方八方から延びていて、鉄道、バス、マイカーそれぞれに適したコースを選ぶことができるが、マイカーなら最短30分ほどで山頂に立つことが可能。高尾山~景信山~陣馬山をつなぐ縦走を楽しむ登山者も多い。縦走は6時間前後かかるため、帰りのバス時刻を気にしないですむ陣馬山から高尾山への南下コースがおすすめだ。

エリア近辺の天気

関連する活動日記

同じタイプの地図を探す