苗場山・赤倉山・佐武流山
出典: Wikipedia
このエリアについて
掲載されている山
苗場山, 赤倉山, 佐武流山, 霧ノ塔, 神楽ヶ峰, 猿面峰, 龍ノ峰
苗場山
標高 2145 m
日本百名山の苗場山は、新潟県湯沢町と津南町、長野県栄村の境にあり、2,000mを超える山頂部は、広大な高層湿原となっている。湿原にはたくさんの池塘が点在し、7月中旬頃からは数々の高山植物が咲き誇る。展望にも優れ、まさしく雲上の楽園の様相を呈する。また、9月下旬以降の湿原の草紅葉も一見の価値がある。その山頂へは新潟県側、長野県側からいくつものコースがあるが、越後湯沢駅や湯沢ICからアクセスしやすい和田小屋から(手前に駐車場あり)山頂を目指す祓川コースの利用者が多い。日帰りも可能だが、この山の魅力を存分に味わうには、山頂にある山小屋の苗場山自然体験交流センターに一泊することをおすすめする。
佐武流山
標高 2191 m
佐武流山(さぶりゅうやま、さぶるやま)は、長野県下水内郡栄村と新潟県南魚沼郡湯沢町との境にある山である。標高は2,191.5m。日本二百名山に選定されている。苗場山と白砂山を結ぶ稜線上にあり、そのどちらよりも高い。志賀高原の岩菅山と尾瀬の至仏山との間にある山としては最も高い山である。しかし、奥まった場所にあること、緩やかな頂稜をもつ目立たない山容の山であること、また登山道の整備もあまり進んでいないことなどから、知名度は低く、登山者は比較的少ない。 切明温泉から林道を経て、一旦檜俣川に下降し、悪沢との中間の尾根を登って往復するのが一般的である。南の白砂山から北の苗場山に抜ける縦走路が山頂を通っているが、整備の状態は必ずしも良くなく、経験者向きのルートとなっている。登山道がなかった頃は、5月のゴールデンウィーク等の残雪期に北の苗場山か、南の白砂山から縦走するしかなく、同じく登山道がなかったために同じ様な時期に毛勝谷を登るしかなかった毛勝山、今も登山道のない笈ヶ岳等と並んで日本二百名山でも極めて難しい山だった。
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