活動データ
タイム
10:43
距離
20.2km
のぼり
2349m
くだり
2349m
活動詳細
すべて見る3連休ではない私は、18日に代休頂き、前日19:30に出発。22:30には沼平の駐車場へ到着! さすがに連休最終日の夜という事もあり、ゲート前に駐車していたのは私の車を含め4台。そこで車中泊をしました。 ヘッドライトをセットし4時過ぎに出発。 ヤレヤレ峠を過ぎた辺りでようやくライトを外す。 閉ざされた道をひたすら進み、パッと景色が一変したのが茶臼小屋の少し手前!そこからは絶景が広がり素晴らしい景色! 色鮮やかな花達に迎えられ、別世界にたたずむ茶臼小屋に引き寄せられて行きます。 緑鮮やかな美しい世界、早く先へ行きたい気持ちを抑えてここでアミノ酸補給(笑) そしてドキドキしながら稜線の分岐へ向かいます。 「おぉぉぉぉ…」声を出さずにはいられません!分岐、右には上河内岳への稜線、左には茶臼岳への稜線。どちらも素晴らしい景色! しかもいつも遠くからしか眺めた事の無いあの”聖岳”がとても近い!! 茶臼岳山頂、まさに絶景でした! しばらく佇んでいると、茶臼小屋で働いている方2名が登ってきました。ここ最近で一番良い天気だったようです。 そして光岳から縦走されてきている方1名また到着。 彼は易老岳~光小屋~光岳~聖小屋~聖岳の2泊3日の予定で来ていました。マイカーで来ており、易老岳の麓まで聖岳から戻ってくるのが大変とおっしゃっていました。色々話しているうちに、私もいつか彼のようにテント泊でここを縦走してみたいと思いました。 茶臼岳から分岐へ戻る途中、足元にパッと飛び出してきた縞模様の鳥…雷鳥でした!! 人を恐れないのかあまり逃げようとしません。(初めて見ました) 「クゥ、クゥ…」と可愛らしくそれでいてどこか淋しそうにずっと鳴いています。 「あ、そういう事か…」なんと雷鳥の3mほど後のハイマツの間から、小さなヒナがぴょこっと飛び出てきました。 親鳥が呼んでいたんですね。何だかとてもほほえましくなり暫くその様子を動画に収めたりして眺めていました。 とても素晴らしい景色、お花畑や雷鳥にも癒され 何だか帰るのが惜しい気持ちです。次回は泊りでここに来ようと思いました。 そして下山、この山での素敵な体験が嬉しくて、いつまでもニヤニヤが止まりません(笑) 傍から見れば、おっさんが山道を一人ニヤケながら下山してる…キモいですねー。誰もいないからいいです(^^) ヤレヤレ峠を越え最後の大吊り橋に近づいてきました…がここが最大の難関!行きの急登は体力もありさほど気にならなかったこの道が、帰りは疲れ切った膝に拷問のような急登の下り。 「キツイなぁ…」あまりにキツくて何だか笑えてきました。ニヤニヤのうえにさらに笑えて、この人どうしようもありません(笑) 結局よくわからない変なテンションで無事に駐車場へ着きました! するとそこには若者が一人 恰好を見ると登山では無い…トレランです!! 私「今から?どこへ行くの?」 若者「赤石岳方面からぐるっと回ってこようかと…」 私「へぇ~~~~~~~~!!!」 時刻は15時を回っています これから赤石岳まで行ってまたここへ戻るなんてできるのか…。 若者「あ、テント持ってますんで…泊まりですよ」 2度びっくり! テント背負ってトレラン…凄い人たちがいるものです。 若者「じゃ、失礼します」 私「いってらっしゃーい!(頑張ってね!)」 律儀な若者を精一杯元気な声で送り出し、車に乗り込みました。 さぁ白樺荘でゆっくり疲れを癒そう、喜び、感動、出会い…素敵な1日だったなぁ。 そして 私「……。」 ”日帰り温泉は…本日はお休みです”
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