活動データ
タイム
07:23
距離
18.0km
のぼり
1565m
くだり
1565m
活動詳細
すべて見る「法恩寺山に呼ばれてる気がする」丈競・浄法寺周回と考えてましたがふと頭によぎった越前禅定道。 この時期に寺社仏閣にかかわる山に登りたくなるのは何故だろう?越前五山は特に親しみを感じる・・前世?w てんくらはめまぐるしく変化し、この季節は1000m以上は降雪していることだろう で、今回のミッション ○越前禅定道起点である平泉寺より伏拝まで登る ○初雪をモフモフ踏みたい ○伏拝で当時のように白山に向かって拝む ○伏拝のその先をちょっと探検してみる ○おでんの汁でたぬき蕎麦 こんな感じで楽しみが一杯の法恩寺山行始まるよ~ヽ(^o^)丿 車中泊は定番の永平寺道の駅 しかし敷き毛布を忘れて肌寒さで何回か目が覚めてしまった。 それでも十分睡眠が取れたので5時には起床 朝ご飯とトイレを済ましいざ平泉寺へ。 帰りは車中泊のお礼も兼て温泉を利用しよう これも楽しみの一つ^^ 平泉寺は一度観光で来たきり 今は苔寺で有名だが加賀一向一揆に滅ぼされてしまった悲しい歴史がある。 1300年前泰澄大師が開かれたという越前禅定道の起点で、白山の山頂までの道のりは遠く険しかったに違いない。 それでも昔の人の信心深さとパワーには驚かせられる。現世の俗にすっかり毒された私は浄化できるのだろうかw ちょうど空が明るむ6時半 狙い通りに駐車場を出発 静けさと荘厳さの境内をテクテクと歩いていく。 綺麗な苔と石畳そして社 観光地としても価値があるスポットだと改めて実感した。本殿の右奥を進んで行くと登山口に到着 登りは剣ノ宮 下りは法恩寺登山道を利用してみよう。いきなりの急登 こりゃ体があったまる~ しかし整備はよくされていて危険個所も全くないといっていい 長い距離になるのでここでいきなりハイペースにならずにゆっくり体を慣らしながら登っていく。流石に剣ノ宮に到着するとポカポカ アウターを脱いでチャージ 次は三頭山を目指す 次第に雲行きが怪しくなり小雨がぱらついてきた 降ったり止んだり 目まぐるしく天候が変化 山頂にはどす黒い雲 雨より雪の方がいいなぁ と思いつつ三頭山に到着 登山道から1分くらいなので寄り道しやすい ここの眺望は素晴らしかった 眼下にはスキージャム勝山 勝山市街も一望でき休憩するにはいい場所 しつこい小雨にもう一度アウターを羽織る めんどくさがらず環境に適したウェアリング これもいい訓練になる。ここからはとってもなだらかな道になる いいんだろうかこんなに楽で^^ゞ サクサクの落ち葉 見通しのよい登山道 アスレチックな倒木跨ぎ 長くもあるが静かに山と向き合う 歴史の道を味わうのはなんともいいがたい 感無量。目の前に雲水さん達が列をなして禅定道を歩いている想像なんてしたみたり ここに建物があったんじゃないかと推測してみたり。 さあ林道を跨いで中の平へと向かう 悪天候時はここでのピットインも頭に入れておいた。おでんミッションもここでと。見覚えのある弁が滝分岐 展望台 なだらかに登ると中の平避難小屋に到着 水場にポール 木を燃やした匂い あれ?誰か先客?どうやら忘れ物らしく下山時にもあった。テーブルでまた一息ついて行動食と炭酸水で落ち着いた。ここからはいよいよ石階段ゾーン 中間のなだらかゾーンで十分休めたので気合を入れて登りあげていく 段差が大きい分ももあげ幅も大きくなるのでここで脚力を使いきらないようにしないといけない。 横にゲレンデ 上級者コースと並走するように登山道は続く ゲレンデを利用しては禅定道とはいえない。そしてついに初雪とご対面 しかし登山道を埋めるほどの積雪はなくて両脇に少し残っている程度 ああモフモフが・・ チェーンスパイクは出番なし 山頂まで後半の1kmが特に辛く感じた 法音寺跡にようやくたどり着き懐かしく思う。ここに風よけを施した石垣付きの御堂があったんですね 勿論休んだり暖をとったに違いない。当時の賑やかな往来を感じた。歴史の勉強にもなる看板が有難い 福井県自然環境課さんいい仕事してますね~ 実はもっといい仕事更にしてますよ 後半のお楽しみ^^^ さあ法恩寺山頂に到着~~!ここにも新しい展望台と標柱 そしてベンチ 素晴らしいじゃないですか~~ しかしガスガスですけどねw 経ヶ岳さえ見えましぇーん>< 程々に休んでさあ伏拝に参りましょう 800mの先にはちょっとしたピークがあります これが伏拝 白山が良く見えるポイントですね。ちょっとした登りをクリアすればあっと言う間に着きます ここから経ヶ岳も行けますし、越前禅定道は祓川へ降りて小原林道に合流することになっています。等高線を見ると中間から祓川迄は急な勾配になっており、平泉寺~市ノ瀬までは一番の難所ではなかっただろうか?伏拝の標柱は綺麗になっており禅定道へも空間が広がっています・・まさか?! 吸い込まれるようにいよいよ調査開始 刈払・・されてる・・・!! ピンクリボンでさえ真新しくて沢山付いている!!これは・・ 伏拝ピーク前は流石に急でちょっと足元が滑りやすい しかしここを抜けるとなだらかになり更に奥へと向かう 吸い込まれるように進む 帰りの事も心配しないといけない・・・ 決めよう あそこの急登ポイント前迄にしないとキリがない。欲が出て林道まで行けたとしても帰りの体力と天候・時間も心配 今回は藪漕ぎ覚悟の調査 しかし快適な道によりどんどん進めてしまい怖いくらいだ。そしてついに目標地点手前に標柱を発見!!祓川1.2km・・こ、これは開通してるのか?! ちょっと先を見るとやはり急な斜面に階段 しかし欲張らずここまで。Uターンして気持ちが高ぶったまま伏拝へ戻る しかし やはりキツイ 登り返しがとても辛くハァハァゼィゼィ ヒィコラと戻った。法恩寺山に呼ばれたのは・・これのせいだろうか? さあ 伏拝みで伏して拝むミッション 前日頂いたミカンをお供え物にして白山方面に伏せてみる ただ無心で不思議な気持ちがした・・よしっガスってきたし一気に中の平まで戻りましょう!次なるおでんミッションで既に頭は煩悩まみれ 歴史ひたったり煩悩まみれになったり我ながら世話しないもんだな^^;下りはペースを上げるも濡れた石畳や木道は滑りやすいので注意した ようやく人の話し声がすると思いきや登山道から人は上がってこない 多分ゲレンデの作業されてる方か幻聴w 今回は結局誰とも合わず 平泉寺の観光客にチラチラ見られるくらいでしたねw さあ避難小屋に到着して中にお邪魔しまーす!あ、あれ?真っ暗 うーむ 窓は雪対策でガードされてるしヘッデンだけではなぁ・・・ちょうど雨も上がってるし結局外のベンチで山飯とした。 この時期定番人気のおでんに残り汁を使ってうどん ではなくて蕎麦にしてみました^^そして具もかき揚げで贅沢に・・しかしこのかき揚げ、パッキングが甘くザックの食料袋の中で荒ぶって大暴れ 周りの食材に油をまきちらしベトベト・・・(・_・;)「かき揚げパッキング」はしっかりしましょう それでもおでんは旨い!ノンアルも沁みますね そして蕎麦とかき揚げ投入!これも相性いい感じ 味気ない蕎麦がかき揚げでボリューム満点(^_-)-☆白山にお供えたミカンもここで頂く 甘くてうまい!霊力ミカン旨し!!貰った時に食べずに良かった^^v さあお腹も膨れて温まった!次は避難小屋後ろにある ねまり杉 と言う看板を見つけたのでここを調査!どんな杉があるんだろ~と思いきや林道に出てしまった あれ?通りすぎちゃったのか?うーん林道沿いに登山道へと合流しました。ここからはなだらか楽ちんゾーン モシャモシャと落ち葉を踏む感触を楽しみながら禅定道に浸る トレランには最高のコースだろう。倒木を何回か跨いだり巻いたりしてあっとう間に三頭山分岐へ到着 大師山はここから行けるんですね~ さあもうちょっと行くと平泉寺・剣ノ宮の分岐です。あまりいい道の状況ではないとの情報でしたが一度は通ってみないとね ここでペースが結構遅れます 枝が沢山落ちてたり谷間で小さい沢もあり足元は泥濘で滑りますわ~ それでも沢山の杉林が越知山のような雰囲気だし巨岩がゴロゴロ 楽しめるポイントもあります。ゴール前はもう木の芽谷のような雰囲気です あっちこっちとルートを見つけながら下ると・・白山登山口の朽ちた標柱 そして林道になり柵 あれ?隣は平泉寺なんやけど・・合流出来んのかな?無理やり柵をこじったせいか反動で手の平を挟む><イテテ しばらく進んでやっぱり起点に戻りたい と思いUターン するもやはり取り付け口が分からず断念 ウロウロしてしまいました。結局境内の横から合流して駐車場への戻り 流石に観光客がいました。チラチラ視線を感じながらゴール^^ノ 体力コースと言われる法恩寺山 歴史もしっかり堪能できましたしいいトレーニングになりました^^ 越前禅定道を整備された関係者にお話を聞きましたが、まだ小原林道までは正式に開通していないの事 来シーズンに開通予定らしいです。だからあの先はまだ整備ないので危険ですよ~ との事です^^ 越前禅定道復活に向けて動いて下さる事がとても嬉しかったのでお礼も言っておきました~ヽ(^o^)丿
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