活動データ
タイム
07:23
距離
13.0km
のぼり
1272m
くだり
1272m
活動詳細
すべて見る晴天予報のこの日、朝7時すぎに着くと、駐車場はすでに8台の車が止まっていた。 キャンプ場の林間を抜け、夏の登山口駐車場の上あたりから、先行した富山の方とご一緒する。この方は南砺市の「道宗道(どうしゅうみち)の会」の方で、私も道宗道の山はいくつか登っていますと、歩きながら話が盛り上がった。しだいに樹木が無くなり、周りが開けてくると、真っ白な大日山や経ヶ岳が青空に映え美しく見えてくる。 山頂手前にかなり急なところがあり、ツボ足で何とかクリアしたが、アイゼンはあった方が良いかも。稜線へ出ると積もった雪が朝日に反射してダイヤモンドのようにキラキラと光っている。 取立山山頂に着くと、真っ白に雪化粧した美しい白山連峰が間近だ。 小休止の後、富山の方と別れを告げ、鉢伏山方面へ行ける所まで行こうと歩みを進めた。姿は見えないが、トレースがあるので先行者がいると思われ、心強かった。一人ではやはり不安だ。ここからはスノーシューを履いて行ったが、稜線は雪が締まっていたので、結果的に無くても良かったかもしれない。稜線上の林と雪の風景もきれいだ。 この日、福井の常連さん(77才の方でした(゜o゜))に教えてもらったのだが、取立山から大長山方面の稜線、順番に1339mピークが原高山(はらたかやま)、1383mピークが板谷の頭(いただにのかしら)、1549mピークが鉢伏山というのだそうだ。せめて板谷の頭まではがんばってみたい。 板谷の頭まで来ると、鉢伏山山頂直下の急登をゆっくり登っている人々が見えた。お~しっ俺も! 雪で重くなったスノーシューで最後の急登はつらったが、鉢伏山まで来て本当に良かったと思える風景が待っていた。360度のパノラマ雪の峰々の絶景だ。白山もすごく近い。 お天気に誘われた方も多く、平日にもかかわらず取立山は多くの登山者で賑わっていた。山中でこれだけ人と話をしたのも、私にとっては珍しいことだった。いい一日だった。
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