活動データ
タイム
07:05
距離
11.0km
のぼり
853m
くだり
813m
活動詳細
すべて見るフラワーハンター4人で本日は高尾山へ。 早春の花からそろそろ初夏の花へモデルチェンジした頃なので、初見のお花に会えるのが楽しみだね〜なんて言いながら6号路を出発。 今日の高尾山はいつにも増して混んでます。琵琶滝から1号路へ抜けるいつもはほとんど人がいない道ですら、ひっきりなしに人が行き交います。 私達のすぐ前を就学前から小学生くらいの7〜8人の子供達が一生懸命登っていました。先頭を行く女の子はとくに早くて、軽い足取りで急坂をぐんぐん登って行きました。後ろから付き添いの男性が「そんなに早く行かないよ〜」と声をかけたその直後、「きゃー」と言う声がして見ると女の子が滑落して枯葉の林の坂を「あ〜あ〜〜」と言いながらすごい勢いで落ちていき、上からのぞいても見えなくなるほど下に落ち、しばらくすると「ぎゃーーー!」と泣き声が聞こえました。 すぐに付き添いの男性がひとり後を追ってズリズリと降りていきましたが足場も悪く大変危険です。 他にどうやら二人くらい付き添いの男性がいたので私たちは救急に連絡した方がいいと言いましたが、男性たちは「大丈夫です、大丈夫です」と言うばかり。 大丈夫じゃないよ!怪我してたらどうするの?自力で上がってこれる場所じゃないよ! なにが「大丈夫」なんだ? なぜ助けを呼びに行かないのだ? ほかの子供達もどうしていいかわからなくて不安そうじゃないか。一人が残ってあとの一人は子供達を連れて安全な場所に移動して救急に連絡するべきじゃないのか? などと思うばかりで何もできない不甲斐ない私。たかぴょんが救急に電話するも電波が悪く繋がらず、私の電波もダメ。 少し上のところで通りがかりの男性が電話してくれてすぐに救助が来るとのことなので、私達はその場を去りました。 (帰宅後にニュースでも流れてましたが女の子は2時間後に無事救出されて軽傷だったそうで、本当にほっとしました。) その後、いつも空いている3号路や、もみじ台の巻道ですら、大勢の人とすれ違いました。とても狭い山道で、谷側はどこも落ちたら危険です。私達はいつも以上に慎重に、すれ違う時は山側によけて止まり、声をかけあって歩きました。 一日中あの女の子が落ちて行く映像が頭の中にこびりついていて、とくに子供連れとすれ違う時は緊張しました。 あの子達はとくにふざけていたわけでもなく、大人もきちんと声をかけて子供たちを引率していたと思います。 ほんとにちょっとしたはずみで落ちてしまうんだってこと、あんなスピードで下までいってしまうんだってこと、いざとなったら助けられないんだってこと。ほんとに身に沁みました。 女の子が無事で本当に良かった。 山は危険と隣り合わせってことを忘れずにいようと、ふんどしの紐を締め直しました! 初夏のお花は見頃でした〜! セッコク、 キンラン、 ギンラン、 ツレサギソウ、 オオバウマノスズクサ、 ウツギ エビネ 下山後は高尾の「A」にて禊をしました。
メンバー
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