穂高縦走2日目:北穂高岳〜涸沢岳〜奥穂高岳〜上高地

2017.07.21(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 50
休憩時間
3 時間 2
距離
9.2 km
のぼり / くだり
502 / 2086 m

活動詳細

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■1日目:https://yamap.co.jp/activity/1035065 3時。とうとう山で予定どおりに起きることができました。ばんざい! 今日は上高地で、山で知り合ったフォロワーさんと待ち合わせ。そうでなくてもハードなコース。きちんと予定通りに出発せねば。 食堂で支度を整え、朝食代わりのエネルギーバー的なものをモソモソ。朝からスポーツようかんもないよなあ、と思って持参したバーでしたが、やっぱり口中の全水分を持ってかれる感じは苦手です。 そんなことより、重大な事実に気付いてしまいました。もしや、早く起きすぎたのでは。すっかりテント泊のタイムスケジュールで動いていましたが、よく考えたらテントの撤収ないじゃん!もう30分寝れたよ!(とはいえ既に8時間半寝ています) 寝起きにトイレに外に出たら、満点の星空が見れたのでまあ良しとしよう。 そうこうするうち、日が昇ってきます。気がつけばほとんどの宿泊客が起き出してテラスに集合。たいていご来光を見れなかったり見逃したりする自分ですが、その今までのぶんを全部チャラにして余りあるぐらい美しい朝焼けでした。朝日に照らされた雲海に聳える常念岳のシルエットを見たときは、前回常念岳に登ってからここに来てよかったと、心底思いました。 日の出も槍も大キレットも常念岳も蝶ヶ岳も穂高連峰のモルゲンロートも満喫したので、いよいよ出発です。 昨日歩いた雪渓を抜け、分岐から奥穂方面へ。ここから飛騨側は滝谷という日本有数の岩壁で、ノコギリの歯のように切り立った稜線を、飛騨側、信州側と交互に回り込むことを繰り返しながらトラバースしていきます。 事前の情報では、涸沢岳への登りが一番の難所とのことでした。が、自分の感想としては、それ以前の北穂~涸沢槍間が一番緊張しました。普通なら鎖がありそうなところでも一切鎖なし。足元はガレガレの浮石だらけで常に不安定。ハイマツひとつ生えていない岩場は、凄まじい高度感。一歩間違えば奈落の底、という状態が常に続きます。表妙義以来の緊張感です。ガイドさんと岩トレをしていて本当に良かった。それと、前日夕食で一緒になったカップルが前を歩いていて、ときどき手を振ってくれるのがかなり救いでした。 来たことを後悔し始めた頃、道は少し穏やかになり(とはいえ危険なのは間違いない)、目の前にそびえる涸沢岳。先ほどのカップルが、垂直に見える岩壁を九十九折に登っているのが見えます。 手前から見ると垂直でナニコレ?と思う涸沢岳ですが、ここは鎖にハシゴとしっかり整備されています。鎖とハシゴの存在に涙がチョチョ切れそうです。鎖があるだけでこんなにも安心感が違うとは。 目の前を歩く同じ小屋に泊まっていた兄ちゃんを勝手に心の支えにしつつ(人がいるだけで気分が本当に違います)、長い鎖を越えて涸沢岳山頂に到着!正直、奥穂や北穂山頂より、感動しました。達成感の違いでしょうか。 山頂で写真を撮りまくり、先ほどとはうって変わってゆるやかなガレ場を降りれば、穂高岳山荘です。 賑わう穂高岳山荘のテラスで、北穂高小屋でもらったお弁当タイム。が…まさかのおかずをひっくり返す大惨事。3秒ルールを駆使して即座に唐揚げだけ口に放り込みます。女子力よりタンパク質のほうが大事です。穂高岳山荘のテラスのテーブルは自然石でできているので、傾斜は時に命取りになります。いろいろフォールしないよう要注意です。 休憩を済ませたら、目の前の急斜面に取り付きます。ハシゴや鎖がありますが、さっきまでに比べたら全然大したことはありません。それより問題なのは、登っている姿が小屋のテラスから丸見え…金峰山の五丈岩以来の恥ずかしさです。奥穂への一番の難関は、この恥ずかしさと言ってもいいんじゃないでしょうか。目立ちたがり屋さんには最高かもしれませんけど。 その先は特に危なくもないガレ場を越えれば、奥穂高岳山頂に到着です。日本第三位(間ノ岳とタイ)!これで日本のワンツースリーは全て制覇したことになりました。ということに気付いたのは、下山して何日も経ったあとでした。それぐらい、涸沢岳までの緊張感が凄すぎて、奥穂の達成感が薄かったのかもしれません…。 ここからは吊尾根。今回のコースを選んだ理由のひとつでもある、一番歩きたかった箇所です。 てっきり下ノ廊下みたいに絶壁の平坦な道が続くのかと思いきや、結構なアップダウンが続きます。鎖もあるし、手を使って降りなければいけないところも多々あります。うーん穂高、やはり一筋縄ではいかない。 吊尾根を歩いている最中、右足を滑らせグキッとやりました。常念のときもグキッとやり、今回の山行まで湿布を貼って手当していた右足。もう大丈夫だと思って来たのですが、昨日も軽く捻り、今日もその前に一度捻っていました。そういえば、昨夜寝ているとき右足の脛がほのかに痛かったのですが、筋肉痛だと思っていました。 しかし、なんだこれ。どんどん脛の痛みが増してきます。捻って捻挫というのとは、ちょっと違う。脛が痛い。 結局楽しみにしていた吊尾根の半分は足の痛みに耐えながら、紀美子平に到着。ここからも岳沢小屋まで急斜面の下りが続きますが、もはやエスケープするルートもありません。 本当は前穂にも行きたかったのですが、こんな足では行ける気もしないので断念。まあまた来ればいいんだ。 幸いなことに紀美子平にパトロールの方がいたので相談すると、捻挫ではなく筋肉を痛めているだろうとのこと。筋肉なのでテーピングは効果が薄いそうで、マッサージ、塗り薬、湿布、アミノ酸で手当をしていただきます。まさかこんなところにパトロールの方がいるとは思ってもいなかったので、泣きそうなぐらい感謝。 「北穂から縦走してきた馬力があるなら、たぶん大丈夫!休憩をしっかりとりながら、ゆっくり慎重に下山してね」という言葉をいただいて、岳沢小屋までの急斜面を下ります。いきなりの鎖場はツルツルのスラブ。鎖がなかったらかなり危険です。その後も鎖があったりなかったりする急な岩場を、足をかばいながら慎重に降りて行きます。 岳沢小屋までは、雷鳥広場、岳沢パノラマ、カモシカ立場と、ちょうどいい休憩スポットが続くので、アドバイス通りそれぞれで休憩をとり、教えてもらったストレッチ。 右足をかばった左足はガクガク寸前で、右足は使い物にならない。ここでもしもう一度右足にダメージを食らったら、もう確実にヘリコプターが飛んでくると思い、とにかく慎重という言葉だけを胸に、降りていきます。 眼下に遠く見えてきて、なかなか近づかない岳沢小屋にようやく到着。足の痛みはどんどん増していて、それに加えて暑さと疲労でヘロヘロです。固形物は喉を通りそうにもなかったので、なっちゃんオレンジとアイスでエネルギー補給。 ここからは樹林帯の穏やかな道です。が、とにかく長く、最後は足を引きずるようにして、ようやく上高地に到着です。 バスセンターまでの道の遠さを恨みつつ、超お待たせしてしまったフォロワーさんとようやく合流。1人でこのまま帰宅していたらやさぐれた精神状態になっていたかもしれないので、知り合いの顔を見たときは本当にほっとしました。そして無事下山できて、本当によかった。とはいえ自力下山できたのだから、十分ましなほうだったのかもしれません。 翌日。痛めた足がゾウみたいにパンパンに太くなっていて仰天しました。こんなんじゃお嫁に行けない…どころじゃなく、痛くて立ち上がることも、歩くことすらできません。 急いで病院に行き、レントゲンを撮ってもらって骨や靭帯には異常ナシ。筋肉の使いすぎによる炎症だろうとのこと。数日間、激痛で歩けない日々が続きましたが、全治一週間と大したことはないようでひと安心です。 小屋で寝ているとき既に兆候があったことを考えると、思い当たるのは横尾までのノンストップ早歩き。もしかしたら、登るのとは違う筋肉を使っていて、酷使してしまったのかもと思います。ともあれ、とうぶん山はお預けです…。 [山行費用メモ] ※高速代は除く 沢渡~上高地往復バス代:2,050円 沢渡駐車場代:600円×2日= 1,200円 北穂高小屋宿泊料(夕飯+弁当):9,300円 ビール500ml×1:700円 (うろ覚え) ペプシ(涸沢ヒュッテ):300円 なっちゃんオレンジ(岳沢小屋):300円 巨峰シャーベット(岳沢小屋):400円(うろ覚え) トータル= 14,250円 ---------------------- ■360度動画の見方 UPしている動画はスマホの向きを変えたり指やマウスでぐりぐりすると視点を動かすことができます。左上の方向パッドみたいなボタンでも動かせます。 スマホは指を使って、PCはマウスのコロコロを使うと拡大縮小もできます。 ※PCの場合は、ブラウザが最新じゃなかったり、Chrome以外だと対応していない場合があります。 ※スマホの場合は、動画のタイトルをポチッとしてYoutubeのアプリを立ち上げ、そちらからフルスクリーンにして見たほうが見やすいのでオススメです。

槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北穂高小屋の朝は、素晴らしい雲海にそそり立つ槍ヶ岳で幕開けしました
北穂高小屋の朝は、素晴らしい雲海にそそり立つ槍ヶ岳で幕開けしました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日出ずる前の前穂高岳。麓の涸沢ヒュッテが小さく光っています
日出ずる前の前穂高岳。麓の涸沢ヒュッテが小さく光っています
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋の夜明けは、誰もがそわそわする時間
小屋の夜明けは、誰もがそわそわする時間
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 三日月と、常念岳
三日月と、常念岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 おおー!出てきましたよ
おおー!出てきましたよ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ご来光に縁のない自分ですが、もうこれ見れたらどうでもいいです
ご来光に縁のない自分ですが、もうこれ見れたらどうでもいいです
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 いらっしゃいました!ようこそ、朝
いらっしゃいました!ようこそ、朝
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北穂山頂に移動して。朝日に照らされる北穂高小屋
北穂山頂に移動して。朝日に照らされる北穂高小屋
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高連峰のモルゲンロート。美しい
穂高連峰のモルゲンロート。美しい
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍さんもモルゲンロート!…と思いきや、あっれー、あんまり赤くない
槍さんもモルゲンロート!…と思いきや、あっれー、あんまり赤くない
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 でも一応ズームで。おはよう槍ヶ岳。今日も尖ってるね!
でも一応ズームで。おはよう槍ヶ岳。今日も尖ってるね!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝日に照らされるダイナミックな雲海。この世のものとは思えません
朝日に照らされるダイナミックな雲海。この世のものとは思えません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さて。いろいろ満喫させていただいたし、そろそろ出発です
さて。いろいろ満喫させていただいたし、そろそろ出発です
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 通過がてら北穂山頂から今一度、朝焼けを満喫
通過がてら北穂山頂から今一度、朝焼けを満喫
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝日に照らされるハクサンイチゲ
朝日に照らされるハクサンイチゲ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さあ、ここからは本日一番の核心部。気合入れてかかります。中央の涸沢岳を通って、左奥の奥穂高岳目指します
さあ、ここからは本日一番の核心部。気合入れてかかります。中央の涸沢岳を通って、左奥の奥穂高岳目指します
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 このように、見渡すかぎり岩だらけで岩まみれなガレッガレが続きます。鎖はほぼありません
このように、見渡すかぎり岩だらけで岩まみれなガレッガレが続きます。鎖はほぼありません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 写真だとわかりにくいですが、両側スッパリで結構なヤセ具合です。足元も不安定だしかなり怖い。落ちたら死ぬよ、ほんとにもう
写真だとわかりにくいですが、両側スッパリで結構なヤセ具合です。足元も不安定だしかなり怖い。落ちたら死ぬよ、ほんとにもう
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ペンキマークに従って、飛騨側信州側を交互にトラバースしていきます。登り降りが交互にくるので結構大変。登りはいいんだけど、下りが緊張するんだよね
ペンキマークに従って、飛騨側信州側を交互にトラバースしていきます。登り降りが交互にくるので結構大変。登りはいいんだけど、下りが緊張するんだよね
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って。ヤバイ絶壁にいろんな意味でゾクゾクします。たぶんこのあたりが滝谷?
振り返って。ヤバイ絶壁にいろんな意味でゾクゾクします。たぶんこのあたりが滝谷?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 朝日に照らされて、かっこよく迫る涸沢岳
朝日に照らされて、かっこよく迫る涸沢岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 珍しく鎖があらわれました
珍しく鎖があらわれました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ゆるく見えますが、右側に落ちたら一巻の終わりです
ゆるく見えますが、右側に落ちたら一巻の終わりです
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 これから歩く稜線、涸沢岳、奥穂高岳。稜線はかなり切り立って見えますが、このあたりから手を使う頻度が若干下がり、少しましな道になります
これから歩く稜線、涸沢岳、奥穂高岳。稜線はかなり切り立って見えますが、このあたりから手を使う頻度が若干下がり、少しましな道になります
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 正面の岩壁ズーム。岩岩しすぎて目がチカチカしますが、よく見ると先行のカップルが歩いています。その後ろには鎖とハシゴ
正面の岩壁ズーム。岩岩しすぎて目がチカチカしますが、よく見ると先行のカップルが歩いています。その後ろには鎖とハシゴ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 はるか下方には涸沢が。昨日見たあの稜線を歩いていると思うと、なんとも言えません
はるか下方には涸沢が。昨日見たあの稜線を歩いていると思うと、なんとも言えません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さあ、取り付こうか
さあ、取り付こうか
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 光の反射で未確認飛行物体的なものが写り込んでしまいましたが、ハシゴです。心霊写真ではありません
光の反射で未確認飛行物体的なものが写り込んでしまいましたが、ハシゴです。心霊写真ではありません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 その後も立て続けに鎖。かなりの斜度ですが、九十九折になっているので、それほど絶壁には感じません
その後も立て続けに鎖。かなりの斜度ですが、九十九折になっているので、それほど絶壁には感じません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鎖がしっかり整備されているので安心です。どんどん登っていきます
鎖がしっかり整備されているので安心です。どんどん登っていきます
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 登山道の縁ギリギリまで雪渓が残っています。一瞬日陰で凍った雪渓上を歩きましたが、他は通過しません
登山道の縁ギリギリまで雪渓が残っています。一瞬日陰で凍った雪渓上を歩きましたが、他は通過しません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って、今まで歩いた稜線の向こうに双耳峰の北穂高岳。左側の影になっている絶壁が滝谷でしょうか。こうして見ると、すんごいところを歩いてきたもんだ
振り返って、今まで歩いた稜線の向こうに双耳峰の北穂高岳。左側の影になっている絶壁が滝谷でしょうか。こうして見ると、すんごいところを歩いてきたもんだ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 焼岳が見えた!
焼岳が見えた!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢岳山頂はもう目と鼻の先です。奥にそびえるのは奥穂高岳
涸沢岳山頂はもう目と鼻の先です。奥にそびえるのは奥穂高岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 笠ヶ岳。ここにもテン泊ピストンプランをたてていますが、キツそうなので保留中
笠ヶ岳。ここにもテン泊ピストンプランをたてていますが、キツそうなので保留中
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢岳山頂、ついたー!!本日一番の、達成感
涸沢岳山頂、ついたー!!本日一番の、達成感
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 眼下には穂高岳山荘が間近に見えます。定番の景色はここからだけの眺め。しかも北穂から来たなら感動もひとしお
眼下には穂高岳山荘が間近に見えます。定番の景色はここからだけの眺め。しかも北穂から来たなら感動もひとしお
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳山頂にズーム。祠と方位盤も小さく見えます
奥穂高岳山頂にズーム。祠と方位盤も小さく見えます
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 穂高岳山荘ズーム。真横まで雪渓が残っています。雪かき大変だったのではないでしょうか
穂高岳山荘ズーム。真横まで雪渓が残っています。雪かき大変だったのではないでしょうか
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 左手を見れば、小さく涸沢、その向こうに屏風ノ頭、そして常念岳~蝶ヶ岳の稜線
左手を見れば、小さく涸沢、その向こうに屏風ノ頭、そして常念岳~蝶ヶ岳の稜線
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 涸沢ズーム。まだ時間が早いからか、テラスに人はほとんどいません
涸沢ズーム。まだ時間が早いからか、テラスに人はほとんどいません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って。今歩いてきた北穂までの稜線、その向こうに大キレットを越えて、槍ヶ岳。槍の左側に遠く見えるのは、もしかして立山??そして右に見えるのは、白馬岳でしょうか
振り返って。今歩いてきた北穂までの稜線、その向こうに大キレットを越えて、槍ヶ岳。槍の左側に遠く見えるのは、もしかして立山??そして右に見えるのは、白馬岳でしょうか
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 槍ズーム。次はここに登っとかないと
槍ズーム。次はここに登っとかないと
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 北穂山頂ズーム。立派な双耳峰
北穂山頂ズーム。立派な双耳峰
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ちょっと西側を向いて。笠ヶ岳の向こうに黒部五郎岳~双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳などの黒部源流の山々。このあたりも最近すごく行ってみたい
ちょっと西側を向いて。笠ヶ岳の向こうに黒部五郎岳~双六岳~三俣蓮華岳~鷲羽岳などの黒部源流の山々。このあたりも最近すごく行ってみたい
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 遠くかすかに、八ヶ岳。左に離れているのが蓼科山で、天狗~硫黄~横~赤~権現~編笠の稜線が図解されているみたいにクッキリ見えます
遠くかすかに、八ヶ岳。左に離れているのが蓼科山で、天狗~硫黄~横~赤~権現~編笠の稜線が図解されているみたいにクッキリ見えます
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山頂は一時、たまたま同じペンタックス使いの兄ちゃんと2人で写真撮影会状態になります。そういえば北穂高小屋、一眼レフ率が異様に高くて結構びっくりしました
山頂は一時、たまたま同じペンタックス使いの兄ちゃんと2人で写真撮影会状態になります。そういえば北穂高小屋、一眼レフ率が異様に高くて結構びっくりしました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 写真撮影会も終了したので、お弁当を食べに穂高岳山荘へ降りていきます。涸沢岳山頂~穂高岳山荘間は、緩やかなガレ場が続き特に危険な箇所はありません
写真撮影会も終了したので、お弁当を食べに穂高岳山荘へ降りていきます。涸沢岳山頂~穂高岳山荘間は、緩やかなガレ場が続き特に危険な箇所はありません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 憧れの穂高岳山荘に到着。『岳』(漫画のほう)を読んでいたら…わかりますよね?目の前の突起が奥穂高岳山頂だとずっと思っていましたが、アレはただの突起で、山頂はもっとずっと奥です
憧れの穂高岳山荘に到着。『岳』(漫画のほう)を読んでいたら…わかりますよね?目の前の突起が奥穂高岳山頂だとずっと思っていましたが、アレはただの突起で、山頂はもっとずっと奥です
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 空いているテラスでお弁当タイム。この直後、おかずをひっくり返すという大惨事で1人山の上パニックです
空いているテラスでお弁当タイム。この直後、おかずをひっくり返すという大惨事で1人山の上パニックです
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 砂利の多少ついた唐揚げを腹に収め、あっという間にこんなかんじ。このハシゴを、『岳』で穂高岳山荘の宮田八郎さんをモデルにしたキャラがヒラリと飛び越えるというシーンがあったので、なんとなく思い出してニヤニヤします
砂利の多少ついた唐揚げを腹に収め、あっという間にこんなかんじ。このハシゴを、『岳』で穂高岳山荘の宮田八郎さんをモデルにしたキャラがヒラリと飛び越えるというシーンがあったので、なんとなく思い出してニヤニヤします
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って。反対側に涸沢岳が見えます。こちらから見ると穏やかな山容ですが、騙されてはいけません。表裏別の顔を持つ、アブナイ山です
振り返って。反対側に涸沢岳が見えます。こちらから見ると穏やかな山容ですが、騙されてはいけません。表裏別の顔を持つ、アブナイ山です
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 最初のハシゴや鎖を越えると、あとはこんなかんじの緩やかなガレ場のみ。ザイテングラートは通ってないのでわかりませんが、山荘~山頂の難易度は、思っていたより低いですね
最初のハシゴや鎖を越えると、あとはこんなかんじの緩やかなガレ場のみ。ザイテングラートは通ってないのでわかりませんが、山荘~山頂の難易度は、思っていたより低いですね
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 おお…あそこにおわすのは、もしやジャンダルムさまでは
おお…あそこにおわすのは、もしやジャンダルムさまでは
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 素晴らしい丸顔!ジャンダルムかっこいい。ちょっと今年行くかもしれなくなってきたので、よく観察しておきます
素晴らしい丸顔!ジャンダルムかっこいい。ちょっと今年行くかもしれなくなってきたので、よく観察しておきます
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 山頂はもう少し。2つでっぱりがありますが、左の祠が山頂で、右のでっぱりは方位盤があります。それぞれあまり大勢は乗れません
山頂はもう少し。2つでっぱりがありますが、左の祠が山頂で、右のでっぱりは方位盤があります。それぞれあまり大勢は乗れません
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 奥穂高岳山頂、到着です!
奥穂高岳山頂、到着です!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 日本第三位、イエーイ!(と気づいたのは、下山して数日後…)
日本第三位、イエーイ!(と気づいたのは、下山して数日後…)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ジャンダルムへ至り、西穂へ続く道。もし歩くことになったら…わくわくです
ジャンダルムへ至り、西穂へ続く道。もし歩くことになったら…わくわくです
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 上高地方面もクッキリ。赤い建物のあるあたりが河童橋で、その向こうが霞沢岳。今日上高地で待ち合わせしているフォロワーさんは、今頃あそこを登っているはずです。なんか面白いですね
上高地方面もクッキリ。赤い建物のあるあたりが河童橋で、その向こうが霞沢岳。今日上高地で待ち合わせしているフォロワーさんは、今頃あそこを登っているはずです。なんか面白いですね
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 富士山と南アルプスもおぼろげに。南アルプスは、一番左が甲斐駒で、右側一番高いところが北岳。富士山はさすがに遠いです
富士山と南アルプスもおぼろげに。南アルプスは、一番左が甲斐駒で、右側一番高いところが北岳。富士山はさすがに遠いです
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 さて。いよいよ吊尾根へ向かいます。右手一番奥にある前穂高岳に向かって、ギザギザした稜線が連なります
さて。いよいよ吊尾根へ向かいます。右手一番奥にある前穂高岳に向かって、ギザギザした稜線が連なります
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返り、あっという間に遠くなる奥穂高岳山頂とジャンダルム
振り返り、あっという間に遠くなる奥穂高岳山頂とジャンダルム
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 鎖もあったりなかったり。特に前半は、かなり険しいアップダウンが続きます。てっきり水平な道かと思っていたので、ずっと「吊尾根まだかな?」って思いながら歩いてました 苦笑
鎖もあったりなかったり。特に前半は、かなり険しいアップダウンが続きます。てっきり水平な道かと思っていたので、ずっと「吊尾根まだかな?」って思いながら歩いてました 苦笑
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 河童橋らへんズーム。眺めがいいのはいいんですが、今日中にあそこまで降りると思うと…ウェッ!て顔になってしまいます
河童橋らへんズーム。眺めがいいのはいいんですが、今日中にあそこまで降りると思うと…ウェッ!て顔になってしまいます
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 おお!これこれ、こういう道が吊尾根のイメージだったんだよ(注:こういうところはかなり一瞬です)
おお!これこれ、こういう道が吊尾根のイメージだったんだよ(注:こういうところはかなり一瞬です)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 振り返って。少しずつガスが出てきました。しかしこの頃既に足がかなり痛かったので、どうでも良くなってきています
振り返って。少しずつガスが出てきました。しかしこの頃既に足がかなり痛かったので、どうでも良くなってきています
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 溶けかけた雪渓をほんのちょっと渡る
溶けかけた雪渓をほんのちょっと渡る
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 紀美子平に到着!足が痛すぎて、とっくに前穂に登る気力は失せていました。どうせガスガスだし、今日は行くべきじゃない、そう山が言っていることにします
紀美子平に到着!足が痛すぎて、とっくに前穂に登る気力は失せていました。どうせガスガスだし、今日は行くべきじゃない、そう山が言っていることにします
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 足の手当をしてもらっている間に、手の空いているパトロールの方が、ライチョウがすぐそこで巣作りしているよ、と言って撮ってきてくれました。感謝…
足の手当をしてもらっている間に、手の空いているパトロールの方が、ライチョウがすぐそこで巣作りしているよ、と言って撮ってきてくれました。感謝…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 もふもふライチョウに癒やされます(とはいってもそのときそれどころじゃなかったので、後で写真を見て癒やされました)
もふもふライチョウに癒やされます(とはいってもそのときそれどころじゃなかったので、後で写真を見て癒やされました)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 足を引きずりながら、重太郎新道下降開始です。余裕が全然ないので、ここからは写真もかなり少なめです。ほんのり雪渓の残るハシゴ
足を引きずりながら、重太郎新道下降開始です。余裕が全然ないので、ここからは写真もかなり少なめです。ほんのり雪渓の残るハシゴ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 岳沢小屋までは、こんなかんじの険しいガレ場を急下降していきます。ここはかなり緩やかなほう
岳沢小屋までは、こんなかんじの険しいガレ場を急下降していきます。ここはかなり緩やかなほう
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 雷鳥広場に到着。雷鳥はさきほど紀美子平で巣作りしていたので、あちらを雷鳥平にしたほうがいいのではないでしょうか
雷鳥広場に到着。雷鳥はさきほど紀美子平で巣作りしていたので、あちらを雷鳥平にしたほうがいいのではないでしょうか
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 眼下遥か遠くに上高地。あそこまで歩くのか、と思うとウゲッ!て顔になります。その前に、この急傾斜、ヤバイ
眼下遥か遠くに上高地。あそこまで歩くのか、と思うとウゲッ!て顔になります。その前に、この急傾斜、ヤバイ
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 前の写真とアングルがあまり変わっていませんが、岳沢パノラマ到着です。右手の赤い屋根が岳沢小屋。まだまだ遠い…
前の写真とアングルがあまり変わっていませんが、岳沢パノラマ到着です。右手の赤い屋根が岳沢小屋。まだまだ遠い…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 カモシカの立場。休憩スポットのネーミングのセンスがなかなか素敵な重太郎新道
カモシカの立場。休憩スポットのネーミングのセンスがなかなか素敵な重太郎新道
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ハシゴの存在も忘れちゃいけません。足が痛い身としては、ハシゴは負担が少なくかなり助かります
ハシゴの存在も忘れちゃいけません。足が痛い身としては、ハシゴは負担が少なくかなり助かります
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 こういう岩場を降りたりもします。普通なら前向きで降りてしまうところも、足のため全部後ろ向きで降りたので、かなり時間がかかってしまっています
こういう岩場を降りたりもします。普通なら前向きで降りてしまうところも、足のため全部後ろ向きで降りたので、かなり時間がかかってしまっています
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 草つきの、少し穏やかな九十九折の道に出ました。岳沢小屋、あと少し…かな?
草つきの、少し穏やかな九十九折の道に出ました。岳沢小屋、あと少し…かな?
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 小屋は岳沢の対岸にあるため、枯れたガレ場と化した岳沢を渡ります。上部はだいぶ雲に覆われてしまいました
小屋は岳沢の対岸にあるため、枯れたガレ場と化した岳沢を渡ります。上部はだいぶ雲に覆われてしまいました
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 岳沢小屋、到着!でもここまでで、やっと下りの中間地点。大丈夫なのかこれ、無事上高地に着けるんだろうか、、
岳沢小屋、到着!でもここまでで、やっと下りの中間地点。大丈夫なのかこれ、無事上高地に着けるんだろうか、、
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ヘロヘロで食欲皆無なので、巨峰シャーベットとなっちゃんオレンジでエネルギー補給。カロリーあるし、何も口にしないよりはましだよね
ヘロヘロで食欲皆無なので、巨峰シャーベットとなっちゃんオレンジでエネルギー補給。カロリーあるし、何も口にしないよりはましだよね
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 えー!まだ3/10しか来てないの?!ってなるから、こういう案内は嫌いです(特に今みたいに疲れてるとき)
えー!まだ3/10しか来てないの?!ってなるから、こういう案内は嫌いです(特に今みたいに疲れてるとき)
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 重太郎新道に比べると、道はだいぶ歩きやすくなりましたが…まだかなり米粒状態の上高地。遠い…遠いです…
重太郎新道に比べると、道はだいぶ歩きやすくなりましたが…まだかなり米粒状態の上高地。遠い…遠いです…
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 天然クーラー風穴。本当にクーラーが設置されているかのごとく冷風が吹き出していました。ここで休憩したら、凍えそう
天然クーラー風穴。本当にクーラーが設置されているかのごとく冷風が吹き出していました。ここで休憩したら、凍えそう
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 ようやく上高地(らへん)着いたー!
ようやく上高地(らへん)着いたー!
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 しかしそこからがまた距離があった…。最後の力を振り絞って河童橋からの1枚。さっきまであの上にいたんだよー!ゲェッ!てなりました(いろんな意味で)。とにかく無事下山できて、なによりです
しかしそこからがまた距離があった…。最後の力を振り絞って河童橋からの1枚。さっきまであの上にいたんだよー!ゲェッ!てなりました(いろんな意味で)。とにかく無事下山できて、なによりです

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活動の装備

  • マムート(MAMMUT)
    Illiniza Light Zip T-Shirt AF Women
  • ホグロフス(HAGLOFS)
    LIMBER HOOD WOMEN
  • コロンビア(Columbia)
    マーシーハイクウィメンズジョガーパンツ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    スピード22
  • ファイントラック(finetrack)
    メリノスピンソックス5本指クルー
  • スポルティバ(LA SPORTIVA)
    トラバースX4 MID GTX
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    ディスタンスカーボンFLZ
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    メンズ クラッググローブフルフィンガー
  • その他(Other)
    climbing technology galaxy

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